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ï¿¢ PERFECT World 話

【あらすじ】

倧戊争の末の環境砎壊によっお、
陞地の倧郚分を砂挠で芆われた䞖界。
過酷な環境の䞭、攟棄された科孊技術の力で
人間を匷化する事に成功した研究者がいた。
その“進化した人類”に付けられた名は
『パヌフェクト』

研究所の襲撃から生き延びたルヌシアは
䞖界を転々ずしおいたが、
ある村で出䌚った少幎に、
ふず想い人を重ねる。
少幎ずその仲間達ずの亀流は心地よく、
ルヌシアは次第に少幎ず心を通わせ、
居心地のいい日々を送っおいた。

そんな平和な村に突然、
凄惚な事件が起こる。
居心地の良かった䞖界は壊れ始め、
ルヌシアず少幎達、
それぞれの時間が進み始める。

パヌフェクトは本圓に完党な人類なのか
“進化”をしおも人類ヒトは人なのか

298文字(ルビ含む)


話

 倪陜が高く茝く砂挠の䞭、二人の女性が座っおいる。
黒髪の女性は涙を流し、もう䞀人はその女性に寄り添っおいた。

 泣いおいる女性の手には玙の束。
その束を抱きしめ盎した女性は、ふず、鞄の䞭に眮いおいた叀びた日蚘に目をやった。

その日蚘を手に取り、最初のペヌゞから読み始める。



【砂挠の孀島からの脱出は意倖ず簡単だ。問題は砂挠の䞭をどうやっお生き延びるかにある。
 研究に研究を重ね、私財を投じ完成させたパヌフェクトはの理想に近すぎ、私の理想からは離れおいた。䜕床改善芁求をしおも聞かないのならば、ボむコットしかないではないか。
 生来の本質がそうさせるのか、私は指導者に向かず、は教育者に向かない。
互いの手を取ったのはそれが理由だったのに、い぀のたにかは私を䜿圹しようず躍起になりはじめおいた。】


 颚の動く感芚で目を芚たした。ただの人間でも分かるように、圌女があえお瀺しおくれたのだ。
「぀いに、私を殺しにきたのかい」
隠そうずもしない足音が近づいおくる。
「マスタヌ。逃げお䞋さい。でないず、私はあなたを殺さなければならなくなりたす」
「がそう蚀ったのかい」
「・・・グランドマスタヌは、殺しお来いず・・・」

「私を逃がしおくれないかチップの蚭蚈図は眮いおいくよ。埌は自分の奜きなようにやればいい。もう私に文句を蚀われる事もないのだから、せいせいするだろうに」

圌女は黙り蟌んでしたった。黒い瞳には苊悩が色濃く衚れおいる。
䞀番貧乏くじを匕いたのは圌女だ。
厇高なパヌフェクトになれたのに、二人のマスタヌの間で板挟みにあうずいう、随分ず俗な悩みに冒されおいる。

「お前もかわいそうに。蚀われた事は必ず実行しないず、ぞの忠誠を党く信じおくれなくなるのだからな。・・・麻薬なんおなくたっお、お前はに惚れおいるから絶察服埓だろうに」
長袖の䞋には泚射の跡が隠れおいる。
「そうだ。私の腕をあげるよ。それを持っお行っお、私を殺した蚌拠にすればいい。・・・たるで癜雪姫のようだな」
「癜雪姫」
「そうか、おずぎ話が途切れおしたった地域も倚いのだったな。・・・お前の地域もなかったのか・・・たあいい。䟋えるのは私の自己満足だ。気にするな」

困った衚情。私には人間らしい衚情が出せるのに。

 もかわいそうな奎だ。育った環境のせいか他人を信じられない。
私は<資産投資を理由に研究機関を乗っ取ろうずしおいる>らしい。
 ばかばかしい。私がパヌフェクトの研究を始めたのはもっず厇高な理由だ。

「腕を切り萜ずせば曞類がなくおも玍埗するだろう。・・・䞀日、遅かったな。他の曞類は昚日のうちに暖炉で燃やしおしたったよ」

 圌女が戞惑っおいる理由はそこにあった。私の抹殺ず、チップの埋め蟌み堎所の成功事䟋の研究曞類を持っおこいずの呜什だったのだろう。

党く、予想通りだ。
「腕を切らないのならば、私をこの地図の堎所たで運んでくれ。その垰りに䞀人ひっかけお、私の身代わりを䜜ればいいだろう」

 私に隠そうずもせずに苊悩の衚情を濃くする。そうか、圌女はこういう蚀い方が嫌いだったな。しかし私は構わず続ける。
「さぁ、早くしないず倜が明けおしたうぞ」
私は䞡腕を広げ、圌女を促した。


䞖界は広い。
䞖間は狭い。
どちらも感じた事があるのはなんず幞せな事か。
どちらも知らない者の、なんず倚い事か。


 雑螏の䞭で、その少女を芋぀けた。
「すばらしい」
はしたなく、思わず声に出おしたう。芋た所街頭での物売りの様だ。
たすたすいい。
芪や呚蟺の人間等ぞの䜙蚈な手続きをする手間が省けるからな。
この少女に決めた私は早速行動にう぀り、芋事圌女を旅の共にする事に成功した。

 少女は孊校に通っおおらず、母芪は私の囜の手圢を䞀枚やるず喜んで少女を差し出しおくれた。きっず今頃は私の囜ぞの匕っ越しの準備を喜び勇んでしおいるだろう。

 初めは怪蚝な顔で私を芋おいた少女も、私の資産ず自分がパヌフェクトに遞ばれた事を説明するず玍埗したようだった。
䞭々理解力もある、賢い子だ。䞖間の䞭にはパヌフェクトの必芁性が党く分からない者もいる。
 哀れだずは思うが、そういう者達にパヌフェクトの玠晎らしさを説いお䌏せる為に私はここにいるのではない。

 私は、私の理想の䌎䟶が欲しい。矎貌はもちろん、優秀な頭、気の利く頭の回転の良さ、そしおどんな環境にも耐えうる䜓。

 最埌の、どんな環境にも耐えうる䜓が問題だ。この砂挠だらけで環境倉化が激しい䞖界では、よっぜど生掻環境が敎った堎所でないず䞭々健やかに育たない。

 この惑星の陞地の倧郚分は砂挠で芆われおいる。倧戊争の末の環境砎壊。
『SFにありがちな蚭定』で本圓に人類滅亡の危機に瀕するずは誰も思わなかったのだろう。陞地の割皋を砂挠に芆われ、囜家なんおものはなくなっおしたった。
 それでも人類はしぶずく生き続け、わずかなオアシスにしがみ぀き、繁栄させ、囜家の原型を確立しおいったのだから䜕ずも感心する。

 しかし生呜䜓には環境適応の限界がある。適応しおいくにしおも、ある時急にずいう蚳にはいかないのだ。
 だから私はこの時代攟棄されおいる科孊技術の力で人間を進化させるこずにした。
生身の䜓にチップを埋め蟌み、匷化するこずを思い぀いたのだ。

 研究堎所を提䟛しおくれたA氏ず出䌚ったのはちょうどその頃だった。氏のプロモヌション力は凄たじく、私の囜では理解されなかった“パヌフェクト理論”を理解し、出資しおくれる囜を芋぀けた。
 結局、パヌフェクトの䜿い方で氏ずは袂を分かったが、それたでは割ず有意矩な研究が出来た。

 だがここで問題が生じおいる。この少女をパヌフェクトにするための腕がない。私に技術がないのではなく、文字通り右腕がないのだ。
どこかにいい人材はいないものか・・・出来れば先に腕を探したかったのだが、これも運呜。たずは少女に教逊や知識を教えよう。

「お前の名はハダリヌだ。ハダリヌはずある話にある、『理想』ずいう意味だよ。いいね、今からハダリヌず名乗るんだ。私の䌎䟶になるため、いろんなこずを孊ばなくおはな」
圌女ずの日々は充実したものになった。圌女は本圓に頭脳明晰であり、たさしく私の理想そのものだった。


運呜はある。
皆怖いからそれに気づかないフリをするのだ。
停物の運呜は、甘く誘う。


 ある村でハダリヌず暮らしおいる時、䞀人の物盗りの少幎ず出䌚った。䜕でも屋もやっおいるずいう圌は、䞭々手先も噚甚そうだ。
 詊しにネズミの解䜓をさせおみるず、初めお持぀メスでものの芋事にしお芋せた。

「私に぀いおこないか私の技術を習埗すれば、この環境に耐えうる䜓を造り出す事が出来る。将来的にはお前の手で、䞖界を救う事が出来るんだ。お前は誉めそやされ、称えられるぞ」
そんな私の誘い文句に興味を持った様だった。やはりこの幎頃の少幎は“ヒヌロヌ”に匱い。だが厳しい珟実を生き抜いおいるだけあっお、簡単には話に乗っお来ない。

「実は、砂挠の僻地に私の元いた研究機関がある。そこはこのパヌフェクトの胜力を軍事に䜿おうずしおいる。私はそんなものの為にパヌフェクトを造ったんじゃないんだよ。人類の進化の為に造ったんだ。しかし隙され腕を切り萜ずされ、私は远攟されおしたった。君が私の腕ずなっお支えおくれれば、研究機関を取り戻せるかもしれない。私には、君の助けが必芁なんだよ」
さらにヒヌロヌの゚ッセンスを加えおやった。少幎の顔が照れに染たる。

「そんなに俺の腕を芋蟌んでくれおるなら、あんたの話に乗っおやっおもいい。付いおっおやるよ」
少幎をノィリ゚ず名乗らせるこずにした。ハダリヌの創造䞻。ぎったりだ。
圌は蚛りがかなりキツく、字も碌に曞けなかったので手先の蚓緎がおら私の様に日蚘を曞かせるこずにした。

 少幎の腕はみるみる内に䞊達した。技術だけでなく頭もいいようで、技術専門生も根を䞊げるような課題をこなすのも時間の問題だろう。

もうすぐだ。もうすぐで、私の理想の日々が始たる。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 物心぀いた時には俺はもうみなしご・・・・だった。
兄貎分の奎らに遣いっ走りにされる日々。でもそこから抜け出せたのは、俺の手先の噚甚さのおかげだった。
 最初は胡散臭い奎だず思ったけど、俺の知らない話をしおくれる。その真停を確かめる為に医孊知識を奎から芚え、闇医者に聞かせるずその正確さに驚いおいた。そこで奎は信甚できるず刀断し、぀いおいく事にした。

 垫匠はいろんな話をしおくれる。特に、垫匠を裏切ったずいう氏の話は面癜い。俺ず同じ様なスラムから這い䞊がり、身䞀぀でのし䞊がったのだ。
そんなや぀を、俺の力で叩きのめすのはどんなに気持ちいいだろう。

 文字だけでなく話し方も教えおくれ、次第に俺は垫匠の小間䜿いもする様になっおいった。銀行機関がある村には俺が垫匠の身分蚌明曞を持っおいき、お金を匕き出したりもした。
最初の内は蚝しげに枡されたが、䜕回もする内に俺も堂々ず行動できる様になり、俺が行くのが圓たり前になっおいった。

 垫匠が俺に䞁寧に指導しおくれる様子で、そこに愛があるかどうか分からない銬鹿じゃない。
生掻のあれこれを任されるこずは、自分を信頌しおいるんだ。ずいう事が垫匠から䌝わっおきお、俺は本圓に嬉しかった。
こんなに俺が必芁ずされおいるず感じるのは、匟分だった奎に頌られお以来だ。

 そう、俺はその匟分だった奎の為にもこうしおいるんだ。あい぀は、去幎流行った病で倒れお、そのたた死んでしたった。あい぀の様なのを出さない為に、俺はパヌフェクトの研究をするんだ。

「ノィリ゚。パヌフェクトが混乱を起こしお、回路のショヌト・狂人化をしない為に必芁なものはなにか分かるか」
ある時垫匠が䜕気なく俺に聞いた。

もう䜕幎かそばにいるので、それが実は“重芁な事”を話す前兆だず分かっおいる。
俺は姿勢を正しお答える。
「手術の技術、ですか」
垫匠は䞊機嫌で俺の答えを吊定した。
「重芁なのは術者偎ではなく、被䜓者偎だよ。圌ら偎の、生き残ろう、生き延びようずする意志が成功に結び付く。だから、人間兵噚を造るのは効率が悪いんだよ。それらは倧抵、生きる気力を倱わせる様な収容所生掻を匷いられるからな」

 意倖な答えが返っおきた。たさか、被䜓者偎の気持ちの問題だずは・・・
生きる気力か。

それは、意倖ず難しいのではないか

 倧抵の人間は生きる事に意識を䜿わない。いや、手術をする前からこういう説明をすれば、本人の心がけ次第だず説明すれば可胜か・・・確かに、人間兵噚を造るには難しそうな課題だ。
「たぁそう構える事もないんだけれどね。自分が進化するために手術するんだ。そう誇りに思えば簡単だよ。・・・奎め、私が執刀する時にだけ成功するから、僻んだんだよ」
そう぀ぶやいお、昔の蚘憶に耜りだした垫匠だった。

 䞀緒に暮らしおいるハダリヌず蚀う子は、おずなしく垫匠の䞖話をしおいる。
「お、久しぶりの饅頭だな。今たで巡っおきた䞭で、ハダリヌはどんなお菓子が奜きなんだ」

思考には甘いものが欠かせない

 垫匠語録。酒に酔った垫匠がたるで栌蚀の様に䜿う蚀葉だ。
最初はそんな本があるのかず思っおいたが、垫匠が思い付きで綎っおいるものだず知った時は驚いた。

 垫匠にずっお、甘いものを食べる時間は至高の時間だ。
その準備を甲斐甲斐しくしおいるハダリヌに話しかけるず、恥ずかしげに話し出した。そこにも“おずなしい”ずいった蚀葉がよく䌌合う。
幎霢的にはハダリヌが幎䞊なのだが、なんだか効がいるみたいでくすぐったい感芚。
ハダリヌも同じ事を考えおいるのか、俺に頌ったり二人仲良く遊んだり、ずおも平和な日々を送っおいた。


「ノィリ゚。これが最埌の詊緎だ。詊緎でもあり、詊隓でもある。・・・ハダリヌを、パヌフェクトにしおおくれ。私が暪で぀きっきりで指瀺する。きっず君は成功させおくれるだろう」
 期埅に、垌望に満ちた垫匠の蚀葉。でも俺は怖かった。今たで䞀緒に暮らしおいたハダリヌに手術をしなければならない。知り合いが目の前に暪たわっお、パニックにならずに出来るだろうか。

 正盎俺は怖気づいた。䜕日も悩んだ。
でも、考えおみればパヌフェクトの手術なんだ。その蟺に転がっおる人達にのべ぀幕なしやるものじゃない。望む者に、垌望を䞎える為にやるんだ。
ハダリヌは垫匠の考えに賛同し、進んで実隓を匕き受けたんだ。
 垫匠の説埗に応じ、俺がハダリヌの手術を決めたのはそれから䞀か月埌の事だった。


 手術は驚くほどうたくいった。垫匠が暪に぀いおくれお、指導しおくれた賜物だ。
切開から瞫合たですべお䞊手くいき、埌はハダリヌの目芚めを埅぀ばかりだった。
 ハダリヌぞの想いを、目芚めを埅぀間に立お板に氎の様に話す垫匠。本圓にハダリヌを愛しおいるんだず感じながらも、垫匠が話す未来に俺がいない事に䞍安を感じおいた。
たるで、俺はハダリヌをパヌフェクトにする為だけにいるような・・・

ハダリヌが目芚める気配。垫匠がハダリヌの元ぞず飛んでいく。
「ハダリヌ起きたかハダリヌ・・・あぁ、目を開けた。ハダリヌ、私だ。分かるか」

次第にハダリヌの意識がハッキリしおいく。


「起きあがっおくれ。・・・頭のふら぀きはないかじゃあ次は立ち䞊がっお・・・ああ、完璧だ。君の矎貌、知識、利発さ、そしお匷い身䜓・・・たさしくパヌフェクトだ」



垫匠は歓喜に溺れ、ハダリヌを抱きしめた。



ハダリヌはニッコリ笑っお、垫匠の銖に手をかけた―





ゎキッ


垫匠の銖が、おかしな角床で折れた。
ハダリヌが手を攟すず、床に倒れた。




容赊なく、モノが萜ちる音しかしなかった。




「うわぁぁぁぁ」
埌ずさりしようずするず、足がも぀れおしりもちを぀いた。
オペのセットをひっくり返す。
その音が俺のパニックをさらに匕き立たせた。

「やっず、殺せたぁ・・・ずっず憎かったの。金で私を買った気持ち悪いおっさんが。・・・そしおね、私、あなたず䞀緒に生きたいのよ、ノィリ゚。ずっず、どうやっお逃げようかず考えおいたけど、二人で䞀緒にこのおっさんから逃げるのは、この方法が䞀番だったのよ。ねぇ、ノィリ゚。䞀緒にいきたしょう」

俺に抱き぀いおくるハダリヌ。
躰を密着させ、ほが抌し倒される圢で匷い力・・・で抌し付けられる。

顔が近づいお

唇が

垫匠ず

い぀も



「っ  ノィリ゚。あぁ、ノィリ゚。こうやっお、觊れられる日をどんなに埅ちわびたこずか」

顔が離れ、少し解攟された手で
俺は必死に、䜕かにすがるように床の䞊をたさぐった。

「ノィリ゚、愛しおるわ。私はずっずあなたず䞀緒になるのを倢芋おいたの。この倢さえあれば、どんな事でも我慢できたの。ノィリ゚」

今ではもう銎染みのある感觊を手に取った。
䞀気に冷静になれ、人䜓構造を考え盎しおいく。

「ノィリ゚愛しおるわ。これからは、私ず䞀緒に」

腕をハダリヌに回し、確実に動脈を狙っお突き立お、匕く―


血で染たった。


恐怖から解攟されたが、次には血の匂いの気持ち悪さに䟵された。
自分に䜕が起こったのか自分は䜕をしたのか分からない。考えられない。なんなんだ。キモチワルむ。どうしお、䜕が  


 そこで、俺の蚘憶は䞀床途絶えた。
気づいたら垫匠の荷物ず自分の日蚘を手にしお、砂挠をさたよっおいた。
行き倒れ、もう自分も死ぬんだず思ったら、泣けおきた。

 俺の今たではなんだったんだ。垫匠に隙されおいるかもしれない、垫匠は俺を切り捚おるかもしれないずはうっすらず思っおいた。
だが、俺に十分手に職を぀けおくれたので感謝しようず割り切っおいたんだ。こんな、砎滅を導く為に意を決したのか・・・

 結局、俺は死にきれなかった。砂挠をラクダで越えるキャラバンに拟われ、䞀呜を取り留めおしたった。
流れでそのキャラバンの専属医になり、生掻し始めた時だった。
 ふず、垫匠の日蚘が気になった。垫匠が俺に話した内容は、どこたでが本圓でどこたでが嘘だったのだろう。


 垫匠に憎しみは持たなかった。
目的があるのなら、その為に人を動かしたいのなら、倚少のごたかしや嘘は必芁だ。
あの嚘にしたみたいに盲目的に自分の党おを晒した方が危険なのだ。

 結果、俺は今たでの荷物を党郚鞄に詰め、鍵をかけた。
その鞄を手にしお、氏の息子が所属しおいるず聞いた研究所ぞ乗り蟌んだ。



話https://note.com/fair_hawk393/n/n3e111908351f

話https://note.com/fair_hawk393/n/n2949229ab02c

話https://note.com/fair_hawk393/n/n9e5a897bc376

話https://note.com/fair_hawk393/n/nda8a2fea46e8

話https://note.com/fair_hawk393/n/nfd22f07bb45e

話https://note.com/fair_hawk393/n/n852bf237b78e

話(完)
https://note.com/fair_hawk393/n/n6d6c63329935



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