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臚床珟堎における医垫ず乳がん患者さんのコミュニケヌション②

    補薬䌁業向けマヌケティング支揎を行う株匏䌚瀟ナカリア デヌタむンテリゞェンス事業郚の城前です。

    乳がん患者さんの実症䟋に基づいたむンタビュヌから医垫のリアルな意芋を聞いた、匊瀟䞻催りェビナヌの続きをご玹介したす。
    りェビナヌの抂芁ず、むンタビュヌに䜿甚した症䟋の内容に぀いおは、前回蚘事、臚床珟堎における医垫ず乳がん患者さんのコミュニケヌション①をご芧ください。

    ステヌゞ別の告知における臚床の実際

    ■治療説明

    電子カルテの医垫所芋からは、患者さんの珟状や治療説明に぀いお以䞋のような蚘茉がみられたした。

    右乳房のしこりは乳がんで、脇のリンパ節も転移しおいる。
    トリプルネガティブ乳がんずいうあたりタチは良くないタむプ。右乳房から腋窩リンパにがん现胞が流れお行っおいるので、 小さい病倉がどの皋床動くか。
    たずは手術ずいうよりは抗がん剀治療。術前化孊療法の適応で免疫チェックポむント阻害薬+叀兞的抗がん剀(=现胞毒性薬) ずなる。现胞毒性のみならず、免疫チェックポむント阻害薬の副䜜甚も加わるので、治療リスクは䞊がっお  (äž­ç•¥)

 早期発芋、早期治療を心がけるが、完党にコントロヌルできるずいう保蚌はない。リスクを背負っお頂く必芁はある。
    家族歎あり、BRCA倉異の怜査が望たしい。家族性のものゆえ、家族の了解が前提。陜性の堎合、術埌の治療遞択肢が増えるが、血瞁家族には心の重荷ずなる可胜性あり。

    ■ 受け入れ

    たた、治療説明埌の患者さんの受容の状況に぀いおは、以䞋のように曞かれおいたした。

    病状説明を受け、乳がんで他界した姉の病状を看おきたこずや子ども (8歳男の子) のこずに぀いお䞍安を聞かれ、 涙を流される姿は芋られるものの、 治療に関しお受け入れ、 子どものこずを考えお「息子が孊校に行っおいる間に治療を枈たせたい」ず垌望されるなど、治療に前向きであった。BRCA遺䌝子怜査に぀いおも理解され、受けるずずもに、「疎遠になっおいる姉がいるが、これを機に話しおみようず思う」ず積極的であった。

    ■治療方針

    なお、その埌に行われた初期治療に぀いおは「術前化孊療法で免疫チェックポむント阻害薬に叀兞的抗がん剀BRCA実斜」ずされおいたす。

    䞊蚘の症䟋をもずに、坂井先生より「告知」に぀いお、ステヌゞ別に解説いただきたした。

    解説 初期乳がんの告知

    • 初期治療を行う段階では「死の宣告」のような圢匏にはならない

    • 適切な治療を行い、共に頑匵っおいく旚を䌝える

    ■ 初期乳がんの告知
    僕たちが倚く日垞でやっおいる告知は「初期治療を行うずきの告知」です。

    基本的には5幎生存率も9割超えるがんなので、いわゆる死の深刻な告知ではないこずが倚いんです。基本的に治るがんずいうこずですね。

    適切な治療をこれから䞀緒にやっおいくこず、䞀緒に頑匵っおいきたしょうっおいうこずを䌝わるような告知のしかたを意図しおいたす。 

    解説 進行乳がんの告知

    • 告知の堎を「セッティング」する

    • 患者さんにはキヌパヌ゜ンず䞀緒にその堎に来るこずをお勧めする

    ■ 進行乳がんの告知
    それよりも進んでステヌゞがもうちょっず高いようながん、若いずかステヌゞ4ずいうような患者さんに、いわゆるバッドニュヌスを告知しなければいけないような時には「堎のセッティング」をしたす。

    誰かキヌパヌ゜ンを䞀緒に連れおくるこずを勧めたり、条件がありたす。もしそういうこずを告知しなければいけないこずがわかっおるんだったら、セッティングに぀いおは重芁芖したす。

    状況自䜓はいい状況で芋぀かる人もいれば、少し進んだ状況で芋぀かる人もいらっしゃるんですけれども、基本的には今の珟状を淡々ず䌝え、それに察しお適切な治療をやっおいくこずです。

    乳がんは根治を芋蟌めるがん腫でもありたすので、適切な治療を適切に受けおいっおもらえるように根治を目指す意識を共有できるような話をするようにしおたす。

    解説 受け入れに時間がかかる堎合

    • たず倖来の看護垫に察応を䟝頌し、サポヌトしおもらう

    • 次の段階ずしお、腫瘍粟神科医やカりンセラヌに、患者さんが治療に前向きになる手助けをしおもらう

    もちろん時間がかかる人もいるし、サポヌトが必芁な人もいたす。

    状況によっおは倖来の看護垫がたず最初にサポヌトしたす。

    次の段階で粟神科の先生やカりンセラヌの人たちに入っおもらいながら、だんだんご自分の病状を受け入れるたでに少し時間がかかるので、そういう時間を䜜りながら治療に察しお前向きになっおいっおもらえるようにやっおいたす。

    遺䌝子怜査ず化孊療法

    遺䌝子怜査に぀いお

    遺䌝子怜査は患者さんの蚱可のみで実斜可胜です。家族歎に加え䞋蚘のような症䟋ではBRCA遺䌝子怜査実斜を怜蚎したす。

    • 若幎のトリプルネガティブタむプ症䟋

    • リンパ節転移が倚数ある症䟋

    同院では、適応ずなる患者さんの9割以䞊に遺䌝子怜査が玹介される䞀方、怜査実斜率は3割匱ずなっおいたす。

    3割匱ずいう実斜率には高額な費甚の圱響が倧きいず思われ、坂井先生は「倀段が高くおも怜査するメリットがある患者さんにはすすめる䞀方、怜査結果が治療方針に圱響しない堎合は情報提䟛皋床に留める堎合も」ず説明されたした。

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    遺䌝子怜査の玹介にあたっお、医垫は患者さんの背景をしっかりず理解したうえで説明の仕方を調敎しおいるこずが分かりたす。

    化孊療法に぀いお

    化孊療法は䞻芁な治療法の䞀぀ですが、副䜜甚や治療効果に察する患者さんの䞍安は倧きいものがありたす。セミナヌでは坂井先生から化孊療法における患者さんの実情が説明されたした。

    具䜓的には、術前化孊療法で良奜な効果が埗られなかったり、術埌化孊療法の副䜜甚がある堎合などに、治療䞭断の垌望ずいったネガティブな反応を瀺されるケヌスが珍しくないこずが玹介されたした。

    こうした患者さんに察しおは、䞀人ひずりの䟡倀芳や目暙を深く理解したうえで、治療の利点を䞁寧に説明するこずが重芁ずのこずです。

    坂井先生は「ただ頑匵りたしょうではなく、その頑匵りが䜕に繋がるのか、患者さんのゎヌルはどこなのかに蚎えられるよう話しおいたす」ずポむントを解説されたした。

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    初発・再発それぞれの薬剀倉曎

    薬剀倉曎に぀いおは、初期治療や初発においおは「前向きに」話の方向性を瀺す心掛けが説明されたした。化孊療法による有害事象・PD刀定など理由に関わらず䌝え方に倉わりはなく、珟圚の治療を続けるこずはベストではないこず、珟状を倉えるため他の治療に倉曎するこずを䌝えおいきたす。䞀方再発においおは䌝え方はよりシビアになりたす。

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    メンタルケア・他科連携

    メンタルケアの抂芁

    がん蚺療の珟堎における患者さんのメンタルの状態は、さたざたです。
    時間の経過に぀れ受容できる患者さんや、パヌトナヌや家族の協力によっお受容できる患者さん、メンタルケアを腫瘍粟神科医垫に䟝頌せざるを埗ない患者さんなど、䞀人ひずりが異なる状態にいらっしゃいたす。
    こうした患者さんのケアは、同院では最初に医垫が、次いで倖来看護垫が察応したす。
    察応埌は次回の蚺察たでにどのレベルのケアが必芁か、倖来看護垫がプランニングし、倖来看護垫ミヌティングで怜蚎する流れずなっおいたす。

    他科ずの連携攟射線治療の堎合

    同院では攟射線科医ず患者さんの攟射線治療に぀いお、密に情報共有を実斜し連携をずっおいたす。

    攟射線治療は䟵襲性が匷くないので、化孊療法に比べるずメンタルケアの必芁性は䜎いですが、通院する事が困難な患者さんぞの察応には゜ヌシャルワヌカヌずの連携が必芁なケヌスも想定されたす。

    今回、実症䟋デヌタをもずにむンタビュヌを行ったこずで、坂井先生からは「この症䟋デヌタからは、臚床珟堎における他科連携を必芁ずするさたざたな課題ずそれを解決するアむディアが読み取れ、瀺唆に富んでいる」ずコメントがありたした。

    補薬䌁業ずの関わりに぀いお

    坂井先生からは、MRからの情報提䟛や資材に぀いお以䞋のようなコメントがありたした。

    MRずのかかわり

    ・副䜜甚情報副䜜甚マネゞメントの方法
    ゚ビデンスのある情報をいただいお感謝した経隓がある。 必芁な時に情報を䌺える盞手がいるず安心できる。

    ・異物混入、圚庫䞍足など
    こうした䞍具合の情報は提䟛いただけるずありがたい。患者さんに圱響するので早急に䌝えおほしい。

    資材に぀いお

    • 資材があるず患者さんに説明しやすく、䌝える内容に挏れがなくなる

    • 副䜜甚の情報・察凊方法が分かりにくい資材も存圚する

    • 病院によっお副䜜甚の察凊が现かく倉わるので、それに応じおカスタマむズしおいただけるずありがたい

    実症䟋を掻甚した補薬䌁業マヌケティングの可胜性

    最埌に、今回の「実症䟋をもずにした」むンタビュヌぞの坂井先生のご感想を玹介したす。

    • 䞀般的なアンケヌトやむンタビュヌず比范しお、実症䟋を甚いたむンタビュヌは、蚺療に察する自身の考えをより明確に「蚀語化」できるきっかけになる

    • 医垫ずしおの本音や心理を具䜓的に話しやすい

    • 背景のリアルな情報があるこずで、新薬か埓来の薬かなどの薬剀凊方・患者説明の実際を考えやすい

    • 補薬䌁業での薬剀のマヌケティングにも有効に掻甚できるのではないか


    今回のような医垫むンタビュヌは、ほかの疟患領域やテヌマでも実斜可胜です。 調査目的に沿っお、柔軟に察応させおいただきたすので、ご関心をお持ちいただけた䌁業様は䞋蚘よりお問い合わせいただけたしたら幞いです。
    お読みいただき、ありがずうございたした。


    ナカリアでは、
    独自の電子カルテデヌタベヌスず専門家医療埓事者・アカデミアネットワヌクを匷みずした、補薬䌁業様のマヌケティング・営業掻動をご支揎する調査・コンサルティングを行っおいたす。

    ■ 疟患領域の䟋
    糖尿病、慢性腎臓病、心䞍党、リりマチ、消化噚癌、乳癌、前立腺癌、肺癌など応盞談

    ■ 掻甚䟋MR研修

    • MRが医垫ずのディスカッション時に論点ずすべきポむントの導出

    • 医垫の思考のむンサむトの探玢

    • 薬剀の凊方阻害芁因ずなるポむントの抜出

    ■ 掻甚䟋医垫むンタビュヌ
    内科専門医、A薬・B薬を䞡方凊方された経隓がある医垫に①A薬剀凊方のネガティブ因子あり、②B薬剀のネガティブ因子なしの症䟋を提瀺し䞋蚘をヒアリング

    • A薬を凊方する理由/しない理由

    • B薬を凊方する理由/しない理由 など

    詳现や事䟋にご関心のある方は、以䞋たでお気軜にお問合せください。

    株匏䌚瀟ナカリア デヌタむンテリゞェンス事業郚
    お問合せ窓口メヌルアドレスpharma.biz@eucalia.jp


     
     
    ナカリアはビゞョン「ヘルスケアの産業化」、ミッション「倉革を通じお医療・介護のあるべき姿を実珟する」のもず、医療機関や介護斜蚭の「あるべき姿」を珟堎の皆さたず共に远求し、その倉革に向けた経営の支揎、デゞタルテクノロゞヌを䞭心ずする゜リュヌションの提䟛を行っおいたす。

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