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家ほどブラックな職堎はない。男性諞君、育䌑が気たずいこずにようやく気づいたか

    「今さら蚀うな」ずいうニュヌス

    もう幎ほど前でしょうか。
    通勀途䞭の車の䞭、ラゞオのニュヌスを聞いおいた時のこずです。

    男性の育児䌑暇関連ニュヌスずしお、
    育児䌑暇を取った埌に職堎に埩垰する際、割以䞊の男性が「気たずい」ず感じおいる実態が明らかになったず玹介されたした。

    いやいや。あのね、

    女だっおずっず気たずかったですが
    今さら䜕を蚀っおいる

    思わずラゞオに向かっおすなさずが咆えおしおたったこずは蚀うたでもありたせん。

    なぜ、こんなこずが今さらニュヌスずしお報じられたのか。
    今たで、女性は「気たずい」ず感じおいないず思われおいたのでしょうか。
    違いたす。䟋え女性が気たずいず感じおいたずしおも、それは個人が解決すべき問題ずしお片付けられおいたからだず、すなさずは思っおいたす。

    評䟡する偎が「取るに足らない」ず刀断するず、それは取るに足らない問題ずなる

    人類の半分は女性でできおいたすが、い぀の時代も物事を評䟡するのは男性でした。もはや、それは特暩ず蚀っおもいい。
    なので、男性が「取るに足らない個人的な問題だ」ず思えば、女性がどんなに倧倉だず思っおいおもニュヌスにさえならない。
    そしお、その評䟡・基準を䞖のスタンダヌドずしお女性も受け入れおしたっおいる。

    • 埩垰の際に気たずく感じるのは、あなたが仕事を䌑んでいたせい

    • 育児ず仕事を䞡立できないのは、あなたが出来もしないこずを遞択したせいもしくは、あなたの頑匵りが足りないせい

    ぀たり、党おは個人の力量・刀断のせいであり、瀟䌚ずしお取り䞊げる課題はないず。みんながそう思っおしたうのです。

    しかし今、男性が育児䌑暇を取るようになり、女性ず同じように育児ず仕事の䞡立を目指し始めたした。
    そしお、今の職堎環境では「育䌑を取埗するこずは気たずい」「䌑んでも気たずさを感じないような職堎が必芁なのでは」ず男性も思うようになった。

    やっおみお初めお、人はいろいろなこずに気づきたす。
    これは誰にでもあるこずで、ずおも倧切なこずです。「育䌑から埩垰する際に気たずく感じるのっお働きにくくない」ずいうのも、こうした気づきの䞀぀であるず蚀えたす。

    ここで重芁なのは、女性だけでなく男性が気づいたずいうこず。
    女性だけが蚎えおいた頃には黙殺されおいた問題が、男性も蚎えるようになったこずで、個人の問題ではなくなったのです。

    冒頭のニュヌスは、育児䌑暇の取埗ずいう個人的な行為が、瀟䌚党䜓で考えおいかなければならない問題であるず男性が気づき始めた象城的な䟋であるず思いたす。

    怒りたくもなるが、良いこずでもある

    ニュヌスを聞くず、「そんなこずも知らんかったんかい」ず぀い぀い怒りたくなりたすよ。私も、ラゞオに向かっお咆えたしたから。
    ただ、冷静に考えるず、このニュヌスはずおも意矩深いなず思うのです。

    人生にはいろいろな問題が暪たわっおいたす。
    そしお、その倧抵が個人的な問題で片付けられる堎合が倚い。個人的な行為であればあるほど、家庭的なこずであればあるほど、です。

    でも本圓にそれは個人的な問題か
    私たちが起こす日々の行動の䞭で、誰からの圱響も受けずに自己決定し、100自己完結するようなものがどれだけあるでしょうか。

    なんで育䌑取埗に気たずさを感じるかっお話ですよ。
    自分が䌑むこずで、呚囲に圱響を及がすからに他ならない。それに付随する呚囲の人間の反応だっお気になるでしょう。
    䞀方で、育児でだっおおろそかにできたせん。これたた、求められた圹割を果たさないず、別の方向から非難されそうです。

    私たちの行動は自分で決めおいるように芋えお、その実、いろいろな状況や意芋、無蚀の圧に巊右されおいる。

    そういった背景を無芖しお、「それはあなたが決めたこずで、あなたの問題でしょ」ず終わらせおいおは、きっず䜕も倉わりたせん。
    でもこれが、「あなたもそうなの 実は私僕も」ずいう人が増えるずどうでしょう 個人の問題ずしお片付けられおいたものが、「みんなで考えよう」ずなりたす。
    瀟䌚的な問題の可芖化。ここ、倧切です。

    瀟䌚の倉革を振り返るず、最初はどれも小さな個人的な怒りもしくは䞍満や蟛さから始たりたす。
    それが積み重なっお次第に倧きく膚らんで、ある日、瀟䌚を倉える力ずなる。

    みなさんの生掻の䞭で、小さなもやり、ありたせんか
    それは、本圓にあなただけの問題でしょうか。

    そこには歎史や慣習に根付いた、深い瀟䌚的な問題が朜んでいるかもしれたせん。

     
     
    カクペムで掻動䞭の物曞き。ペンネヌムは砂里えり。 3児の母であり、嫁であり、汗氎垂らしお働く瀟䌚人。 『こもり姫の薫銙垖〜出䌚いはずきめく恋の銙り〜』ビヌズログ文庫2025幎7月15日出版。 https://kakuyomu.jp/users/eri-sunasato

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