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血の司祭エスガーとは

こんばんは。引き続きLaLaby様にお寄せいただいた謎、血の司祭エスガーと2匹の腐敗した犬について考察します。ローデイルの地下墓のボスである彼も、血の盟友であること以外よくわからない存在でしたが、この度謎が解明したのでお知らせします

血の君主モーグに仕える司祭
赤いスカーフにグレートフードが特徴
なぜか腐敗した犬を2匹連れる
出血の状態異常を引き起こす
攻撃や祈祷を使用


@ずろ様のXより
エスガーのアンマスクド
肌が灰色、白目が赤く瞳が金混じり
夜人またはその血を引く特徴です
おそらく夜巫女の家系
@ずろ様の画像より
瞳が坩堝色なのは
血の赤と、金が混ざっているから
と思われます


ただし、この見た目は竜人顔であるエオヒド人の特徴が強いことがこちらの考察で判明しつつあります。以下では、夜巫女の血を引くエオヒド人という前提で進めます

ここで、エスガーに関しては次の謎が提起できます

①なぜ腐敗した犬を2匹連れているのか
②なぜ肌が灰色で瞳は夜巫女なのか
③なぜグレートフードを被るのか
④なぜ血なのか
⑤役割は何か
⑥討伐報酬、血の君主の歓喜所持の理由
⑦司祭はなにをするのか
⑧なぜローデイルの地下墓にいるのか


撃破報酬、血の君主の歓喜

一つずつ解いていきます


①なぜ腐敗した犬を2匹連れているのか

腐った野犬はケイリッドに多く、特にサリアでは朱い腐敗に蝕まれた「腐った野犬の遺灰」まで入手できます
それを連れる彼はケイリッド出身であることが示唆されていると考えます

②なぜ肌が灰色、瞳が夜巫女なのか

ケイリッド、サリア・ノクローンの推察がつくと、夜巫女系の血を引く推論が強まります

@ずろ様の画像より
夜巫女の素顔
白目が赤く、瞳は金


③なぜグレートフードを被るのか


ノクス、夜の魔術師の
アイデンティティ
追い求めた真実とは
かつて月の民を滅ぼしたエルデと
大いなる意志に復讐すること
死に装束とは
命を懸けて遂行すること


グレートフードは、本作では純粋ノクス魔術師の証といってもいい記号で、死に装束と書かれるくらいかなり重い意味を持ちます。各地の永遠の都から、山嶺の星見になるべく月の民が派遣されたことは以前も論述しました。その中に夜巫女の血を引いたしろがねもいたと思われます。彼、彼女らが被った正当なノクス魔術師のフードがこれです

(なお、エスガーは、同じグレートフードを被るハイマほど大きくないBody Type A の通常NPCのようです、なるほど、エスガーにはかなりブカブカのXXXサイズです。レナラ3.5mやハイマ2.9mくらいじゃないと被り熟せないのでしょう)

従って同じくこれを戴くエスガーは、正当ノクス魔術師の系譜であり、エルデの関係者ではないと考えます

なんとなく彼は、モーグが関わっちゃダメなタイプの人であることが明るみになってきました


④なぜ血なのか

ヴァレーは破砕戦争中に唯一モーグの血授に耐えられた従軍医師で、彼がモーグによる血の謀略(第二マリカ教会近くの剣碑より)をアシストしました

血に薄汚れた白衣
戦場の介錯者たる、従軍医師たちの装束
血の君主に攫われた彼らは
誰も、呪われた血を受け容れることができなかった
唯一人、ヴァレーを除いて

従軍医師の白衣テキスト

様々な人物を魅了する中にエスガーがいたと考えられます。これは偶然ではなく、既に宵眼の星見でその運命は占われ、太祖ウル王がミケラの肉体を乗っ取り復活する計画が、動き出していたのでしょう

エスガーはあえて、第一次ローデイル防衛戦の最中ヴァレーに接触、自ら指に血の施しを受け、まず「血の指」となったと思われます



⑤エスガーの役割は何か

ガレスとの接点はありませんがガレスがラダゴンにした役割と似ているかも知れません(死術師ガレスについてはこちらを参照)

それは以下に示すように、血の君主に仕え、膨らませる参謀的役割、です

⑥血の君主の歓喜所持理由

これも明らかです



血の君主に、血を捧げよ
御方の閨を、繭を血で満たせ
幼き伴侶が目覚める時、我ら王朝開闢せん

これは実質的に、聖樹でミケラを乗っ取った、ウル王の再誕です


⑦司祭はなにをするのか

司祭は血の閨による再誕を主宰する。王朝開闢の夢を吹聴して、ニーヒルをさせ、大事なノクスの太祖が宿る繭に血を注がせる。たくさんのカエル顔に引き合わせたのもエスガーだと思われます

血の指、血の貴族の多くは、モーグの純粋な弱者救済の思想に共鳴して仕える忠実な僕です

しかし、エスガーは違います
彼は、血の盟友たちの理想を利用して、裏切っています

<血の王朝の理想を書いたのはエスガーか>

血の盟友たちの自己認識は明確に「新しい王朝」
「開闢」です。純血騎士褒章は「血の君主の築かん
とする新しい王朝」「待つがよい。王朝の開闢を」、
血の君主の歓喜も「幼き伴侶が目覚める時、我ら
王朝開闢せん」としています。ヴァレーも「新しい
王朝」「きたるべきモーグウィン王朝の開闢」と語り
ますが、第一ローデイル防衛戦にはそのような認識は、
彼にはまだなかったはずです

いつから建国という発想が生まれたのか
それは後述するように、エスガーが一介の血の指から、
血の司祭となるまでに頭角を表した頃だと思います

血の王朝の実態は、ギデオンが断じたように
「王朝復古をうそぶく」リバイバルです。その地は
古代遺跡、太祖ウルのための王朝だった。実際、
モーグの頭上には太祖ウルの石像を戴いている

「誇大妄想」を吹き込んだのはエスガーだったの
ではないでしょうか

最後に、

⑧なぜローデイルの地下墓にいるのか


ローデイルの地下に忍び込み、最初にモーグへ、ミケラとの血の閨計画を吹き込んだのが、このノクスの魔術師だったのだと思われます

血授

地の底で、傷を望む真実の母に見えた時
モーグの呪われた血は、炎となった
そして彼は、生まれついた穢れを愛したのだ

血授テキスト

忌み捨ての地下牢で、エスガーはそっとモーグに近づき、彼が真実の母から実は愛されていることを告げます。己が血を呪っていたモーグが、その血と呪いを受け入れるようになった、その変化のきっかけは、おそらくエスガーの吹き込み。長らくモーグが、なぜ血授で変心したのか謎でしたが、エスガーきっかけなら話が通ります

そうして彼はモーグの信頼を得、また、夜巫女の系譜から様々な儀式に明るく(おそらくかつて宵眼の女王の繭による復活を取り仕切ったのもノクローンの夜巫女なのでしょう)、血の司祭としての地位を確立したのでしょう

ローデイルの地下墓は、忌み捨ての地下牢を通って入ります。そこには忌み水子を使う忌み子や、忌み子の太刀など、忌み子にまつわるエレメントが数多くあります

そんな経緯のあったローデイルの地下に、ウル再誕の仕事を終えたエスガーが潜んでいるのも理解できます



いかがでしょうか
今までただ変わった血の盟友の一人と思われてきたエスガーに、明確な物語上の役割がありました


場所といい、血の繭の儀式といい、モーグにできることではなく、家臣にもできそうな人はいません

エスガーを除いては。そしてそれができる資質を逆算すると、ノクローンの夜巫女の血統というのは説得力を持つと思います

LaLaby様からは、
第二マリカ教会のエレオノーラと腐った野犬2体
血の蠢く廃墟には血の貴族と腐った野犬
アルターに血盟員が多く集まる謎もいただいています
引き続き他の血の指たちの謎も追いたいと思います


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