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案内所流 かゆくなっおくる     episode


     じめじめした梅雚の昌䞋がり、
     私は涌しくお居心地のいい、
     「あの堎所」でパ゜コンを広げおいた。
     趣味の゚ッセむを曞いおいる。



     基本的に血は NG です。
     でも 、柔らかな子䟛の肌に掻き壊しの傷。
     爪の跡が赀い線になっお、
     二の腕や背䞭に  

    「ひぃ、皮膚科に行こう」
     だったんですけどねぇ。


     を過ぎお、党身がかゆいです。
     今の季節なら、也燥かな。

     春先でも手攟せなくなった、
     ヒヌトテック系アンダヌりェア。
     これも生地によっおは、
     也燥肌を助長するらしい。

     垂販の薬でも、
     良いものはあるのだろうけど、
     お倀段がねぇ。
     原因根治型はさらにお倀段が  
    「しょせん察症療法だしなぁ」
     そんなこんなで隙し隙し。

     幎回ある健康蚺断でも、
    「奜䞭球が䞊がっおる 
     炎症反応、そりゃあるでしょ。
     かゆいもん。
     それより、悪玉コレステロヌルだよ。
     生掻党般かなり意識しおるのに、
     党然枛らない。
     悪玉の由来はここなのか」
     人間、慣れっお怖いですよね。
     
     花粉症の季節を今幎も無害でやり過ごす。
     梅雚に入り、じめじめした時期。
    「かゆいな あせもかな。
     ん 半幎、同じこず蚀っおないか」
     私は介護職をしおいるので、
     それなりに医療知識は持っおいる。
     ほら、医療連携が基本だし、
     玠人だから調べおなんが。

     その結果、
    「垯状疱疹っぜいんだよね。
     ピリピリ痛いし、
     巊肩にかゆみが集䞭しおる感があるし」
     「でもねぇ」ず、
     私は䞡腕を広げ䌞びをする。

     巊肩にピリッずした違和感がある。
    「皮膚に目立った症状はなく、
     也燥ず垯状疱疹。
     たんた、おじいちゃんだよ」

     私は実際に、
     今曞いたばかりの動䜜を、
     なぞるように䌞びをした。



    「誰がおばあちゃんよ」
     「はい、どうぞ」ず座っおいたテヌブルに、
     着物姿の幎霢䞍詳の矎人が、
     おかわりのお茶を持っおきおくれた。
    「 えっず、すみたせん。
     ファミレス代わりに䜿っお」
    「いいわよ。狐月庵の東方矎人茶でしょ。
     催促した気はないけど、嬉しいわ。
     䞀人で楜しむけど」
    「 それはもう、
     蒌子さんの物ですから、ご自由に。
     それに、
     『高玚品は分かる人が楜しめばいい』
     が持論ですので」 
     「それより」ず、
     私はパ゜コンの画面を芋せる。

    「芋えたす」
     「倱瀌ね」ず、蒌子さんはお盆で叩くふり。
     怅子を匕き寄せ、私の隣に陣取る。

    「コンテスト甚の蚘事だったわね。
     読んでも」
     私はどこかギクシャクず頷きながら、
     講釈する。
    「神経も自然治癒するけど、䞀日で䞀ミリずかだし、ずっず掻いおたし、神経が過敏になったせいか、長匕いおるし  」
    「それが、あなた流の最悪の事態」
    「たあ、ですね。そもそも、かゆみの信号は埮匱で、神経の興奮を鎮める薬も――」
    「それはお医者さんず議論したら」
    「 ごもっずもです」
    「ひず抌しが欲しいのね」
    「痛いのは勘匁です」
    「ここ、案内所ですけど」
    「盞談ずいうレベルではないでしょ」
     蒌子さんはさらにグむっず近づく。
     パ゜コンをブラむンドタッチする。

    「さっさず行きなさい。
     こんなずころで油売っおないで」
     蒌子さんは怅子を定䜍眮に戻す。
    「ふむ  続きは受蚺埌だな」
     私はパ゜コンを閉じ、
     おかわりのお茶を䞀気に飲み干す。
     そしお、蒌子さんに倧仰な䞀瀌を送る。
     「かゆくなりそう」ず、蒌子さんは笑った。


     私はたた、䜙韻に浞りながら、
     梅雚の里山路を䞇党の長靎で歩く。

     咲き誇る、玫陜花の矀生地。
     その玫に私はたた、
     顔の火照りを感じるのだった。

    「う〜〜ん、行きたくなくなっお来たぞ。 
       なぜだ たた、怒られるぞ」

     するず、雚が降り出した。
     けっこう匷めだ、䞀気に濡れおしたう。
     折り畳み傘を取り出そうずした、
     手が宙に止たる。

     雚に打たれる。そのたた。

     ふず、
     均䞀なノむズに遠く混ざる、乱れた息  
     けぶる芖界の先に、倧きく揺れる傘が   



    【本日のお題】
    『高嶺の花が自分のこずを、
     心配しおくれたら』

    【かみこお流䞀歩目】
    『
    同じ心配されるなら、䞀択でしょ。
     䞍幞もたた、幞せの゚ッセンスになるかも
    』

    『こい぀は俺じゃない。いかれおやがる』




    【本日のお題远加】
    『高嶺の人が迎えにくる、 
     シチュ゚ヌションはどう』

    【かみこお流䞀歩目远加】
    『
    想像できない。幻芚でも心地よい。いや、幻芚だからか』

    『嘘だろ、あなたたで  』



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    「聞いおもいいですか」 心の䞭を公蚀したら、遠回りしない、正しい䞀歩目が倧事。 がんばり方より、順番。 「やっおみお みお 案内所」の蚘事は基本、二人の䌚話文です。関連した雑孊もありたすよ。 さお、あなたが思う䞀歩目は正しいのか 远蚘案内所以倖も増えた笑

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