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【温泉ファンタジー】Sa・Ga3 温泉の覇者 第8話 乗員登録

     メカを先頭に、一行は機関室を後にした。
     船内を進む。
     先ほどまで暗かった通路には照明が灯り、停止していた設備も少しずつ動き始めていた。
     スパロウ
    「動いてる・・・。」
     スパ子
    「本当に復旧してるのね。」
     ぺーすけ
    「機関が動いたことで最低限の電力供給が復旧したのでしょう。」
     パー美
    「おにぃ、楽しそうだね〜。」
     ぺーすけ
    「当然です。」
     スパロウ
    「そういや、お前ら何でこの遺跡調べてたんだ?」
     ぺーすけ
    「調査依頼ですよ。」
     スパ子
    「依頼?」
     ぺーすけ
    「近隣で地震が頻発していたそうです。」
     二人
    「あ。」
     二人は顔を見合わせた。
     ぺーすけ
    「心当たりでも?」
     スパロウ
    「いや?」
     スパ子
    「全然?」
     ぺーすけ
    「怪しいですね。」
     パー美
    「怪しいね〜。」
     メカ
    「ブリッジニ到着シマス。」
     大きな扉が開く。
     その先は見覚えのあるブリッジだった。
     だが、先ほどとはまるで別物だった。
     暗闇に沈んでいた操作卓には無数の表示灯が灯り、各種モニターには情報が流れている。
     天井の照明も点灯し、広い室内を明るく照らしていた。
     巨大な前面窓には外の景色が映し出され、その下では計器類が規則正しく明滅している。
     スパロウ
    「同じ場所なのに全然違うな・・・。」
     スパ子
    「さっきはただの廃墟だったのに。」
     ぺーすけ
    「本来はこちらの姿だったのでしょう。」
     パー美
    「なんか急に船っぽくなった〜。」
     中央には一段高い席が設置されていた。
     メカは中央端末へ接続した。
     モニターが一斉に切り替わる。
     メカ
    「確認。」
     メカ
    「乗員登録ヲ開始シマス。」
     スパロウ
    「おっ?」
     メカ
    「登録名:太郎。」
     スパロウ
    「待て。」
     メカ
    「?」
     スパロウ
    「俺はスパロウだ。」
     メカ
    「登録名:太郎。」
     スパロウ
    「聞け。」
     メカ
    「変更権限ガ存在シマセン。」
     スパロウ
    「なんでだよ!?」
     スパ子
    「プッ・・・あんたは太郎がお似合いよ。」
     メカ
    「登録名:スパ子。」
     スパ子
    「ちょっとー!?」
     スパロウ
    「なんだ、スパ子も京きょうって登録したかったのか?」
     スパ子
    『だから、わたしの名前は京みやこだって・・・。』
     スパロウ
    「?」
     スパ子
    「別に。」
     メカ
    「登録完了。」
     スパ子
    「聞きなさいよ!」
     メカ
    「登録名:ペー。」
     ぺーすけ
    「雑ですね。」
     メカ
    「登録名:パー。」
     パー美
    「ウケる〜。」
     ぺーすけ
    「何故お前は受け入れているのです?」
     メカ
    「ソシテ。」
     全員がメカを見る。
     メカ
    「Mobileモバイル Engineエンジン Controlコントロール Assistantアシスト 登録。」
     全員
    「なんでだよ!」
     メカ
    「正式名称 Mobileモバイル Engineエンジン Controlコントロール Assistantアシスト = M.E.C.A.メカデスガ、ナニカ?」
     スパロウ
    「そこじゃねぇ!」
     スパ子
    「なんで自分だけ格好いいのよ!」
     パー美
    「ズルくな〜い?」
     ぺーすけ
    「明らかに待遇が違いますね。」
     メカ
    「一度登録スルト変更デキマセン。」
     スパロウ
    「おい。」
     スパ子
    「このポンコツ!」
     パー美
    「あははっ!」
     ぺーすけ
    「実に興味深いですね。」
     メカ
    「乗員登録完了。」
     ブリッジに賑やかな声が響く。
     長い眠りから目覚めたステロスは、少しずつだが確かに動き始めていた。
     そして、その中心にはいつの間にか四人と一台が集まっていた。

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    第7話 機関始動   目次   第9話 ステロス発進

     
     
    DERAです。 ガンダムやMSについて、好きな機体や勝手な仮説を書いていきます。 走る前から何かがズレるマラソン日記、普通なら流すところに引っかかる雑談、温泉に3分入ると強くなる男の創作ファンタジーを書いています。

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