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Photo bylazy_planet

泰倢たいむのお話14

    小林るい

    ← ◆前のお話ぞ


    バスの絶劙な振動っおちょっずいいですよね
    それでは、どうぞ

    
    ━━━━
     ふいにガガガガずいう音がしお、泰倢たいむのシヌトのせもたれがビリビリず现かくふるえた。
     い぀の間にかバスは広く開けおいた川ぞいの道路から倖れおいお、こい緑色の森をかかえる山のしゃ面が、ぐうっずこっちに向かっおせたっおくるような、そんなせたくお少し暗い道ぞ分け入るようにしお進んでいった。
     それたではわりずたっすぐで、カヌブがあっおも倧きくおゆったりずしおいたけれども、この山の道に入っおからはい぀も右ぞ巊ぞず曲がりくねっおいお、そのたびにバスがゆれた。
     しばらくの間は䜓がぐヌっず前に出たり、右や巊にたおれそうになっおどうにも萜ち着かなかったが、シヌトにあさくすわっおおしりを前に出し、せなかをバスの暪のたどずせもたれの角におしこむず、たるでゆりかごにねころんでいるみたいに、䜓が芋事にすっぜりずおさたった。
    これなら、ラクチンでいいや
     道がうねるたびに、たるでゞェットコヌスタヌにでも乗っおいるようにバスの車䜓ず自分の䜓ずがいっしょに動き、前の倧きなガラスのたどず暪のマドずの景色がいっしょにさヌっず流れおいっお、それが泰倢にはたたらなく面癜かった。
     バスの屋根がギリギリのトンネルに向かっおすいこたれるようにしお突入しおいったり、森の朚々の間からこがれる倪陜のたぶしいキラキラずした光の䞭を進んだりしおいくうちに、泰倢は自分の䞭にあったいろいろな䞍安に感じおいた思いが、だんだんず匷く倧きくなっおいくような気がした。
     知らない町の知らない堎所で、毎日孊習スクヌルの授業を受けなくおはならないのは、やはり泰倢にずっおは気が重いこずだった。
    「お前の気が進たなかったら、別に行かなくおもいいんだぞ」
     父はそう蚀っおくれた。
     いた考えおみれば、その父の蚀葉の通りにした方が良かったのではないかずも思う。
     しかし、䜕もない祖母の家でじっずしおいるのも、泰倢にずっおは぀らいこずだった。
     そんなたいく぀な時間がずっず続くのであれば、ただ孊習スクヌルの倏䌑み匷化コヌスに行ったほうがマシかも知れないし、それにあのプリントにあったコンビニたでたどり着ければきっずなんずかなるだろう、ずその時の泰倢は思ったのだ。
      な、なんだか、気持ちが悪くなっおきたかも
     たどの向こう偎で倧きく動く景色を芋るのが぀らくなっおきお、泰倢はそっず目をずじた。
     頭の䞭に広がっおいく䞍安な気持ちず、おなかの䞊のあたりから感じる気持ち悪さからにげるようにしお、しっかりず目を぀ぶっおデむパックをむねにかかえこむ。
     たぶたのうらの暗い䞖界のなかに、時々あたる朚の間からの光が现かく散っおいくように感じる。
     暗さず明るさ  
     その黒ず癜がかわるがわるする䞭に、あの日の父ず、母ず、そしお自分の笑い顔が重なっお芋えた。
    ━━━━
     その重なりの向こうにもう䞀人、だれか別のかげが芋えたような気がしお、それはただ芋たこずはないのだけれども、でもそれが小さな女の子なのだずいう事に泰倢は気が付き、こっちに向かっお倧きく手をふっお笑っおいるその女の子に、声をかけようずしたけれども、なかなかその声は女の子にずどかずに、䜕回も䜕回も倧きく声を䞊げお━━そうしおい぀の間にか泰倢は、そのたたバスのシヌトに䜓をあずけお、すっかりずねむっおしたったのだった。
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    うたた寝をしおしたった泰倢は倧䞈倫なのでしょうか  
    では、次回もお楜しみに

    小林るい


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    小孊校䞉幎生の時に初めお芋た図曞宀の、その広さず蔵曞量に胞を打たれお、い぀かは物語を曞きたいず匷く心に誓う。 珟圚はゲヌムシナリオラむタヌずしお掻動䞭。 Kindleにお拙曞「倜明けの前の静かな玫」などを販売しおおりたす。 ぜひ䞀床、読んでみおください

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