メインコンテンツへスキップ
見出し画像

ChromeOS FlexのLinux Lutris WINE環境でDAZ Studio 2025 を動かす

    吉良浩明(きらやん)

    ChromeOS FlexのLinux環境にFlatpakからLutrisをインストールすることで DAZ Studio 2025 をChromeOS上で動かす成功事例を紹介します。

    ★ Windows11非対応PCの延命やChromebook Plusの購入検討などの参考にしてください。

    安さが売りの低スペックChromebookでもLinux環境でFlatpak(Linuxアプリ)やLutris(WindowsアプリやPCゲーム)は使えますが、3DCG Windowsアプリや3Dゲームなどは実質的にハイエンドChromebookやChromebook Plusでないと実用性は低いと思われます。

    Linux(Zorin OS)のLutris WINE環境でDAZ StudioとBlenderを使ったデジタル美少女作品づくりの経験と実績を踏まえ、ChromeOS上でLutrisのWINE環境でWindowsアプリが実用的に使えるようにします。

    画像
    Fiery Genesis NVIDIA Iray プレビュー
    画像
    レンダリング完了(1000x1000pix PNG 2分27秒)

    以下の記事で、Linux(Zorin OS) Lutris WINE環境に DAZ Studio 2025 をインストールし、デジタル美少女作品づくりの紹介をしているので参考にしてください。

    ★ 今回紹介している Mac mini Late2012のChromeOS Flexでは、NVIDIA GPUが使えないのでdForce物理シミュレーション(OpenCL)が使えないのと、NVIDIA IrayレンダリングはCPUのみしか使えませんが、想定していたよりかなり実用的に使えると感じています。

    ChromeOS Flexの導入

    今回は、すでにアップルのOSサポートが終了して久しい Mac mini Late2012 にChromeOS Flexをインストールして使っているので、それを用いて、3DCGアプリのDAZ Studio 2025 Windows版を動かすまでを紹介します。
    ・CPU: インテルCore i7 第三世代
    ・メモリー: 16GBに拡張済み(元は4GB)
    ・ストレージ: 1TB(1024GB)内蔵ハードディスク

    このMac miniへのChromeOS Flexのインストールについては、以下の記事を参考にしてください。

    ★ Mac mini Late2012の場合は、CPUはCore i7 第三世代(内蔵GPUはIntel HD Graphics 4000)でNVIDIA GPUは非搭載でありOpenCLは使えないので、dForce物理シミュレーションが使えないのと、NVIDIA IrayレンダリングはCPUのみで行います。

    物理シミュレーションと高速レンダリングについては、今後Blender(Linux版)を使うことでカバーする予定です。

    Linux環境の構築

    ★ Linux環境のディスクサイズは後からでも変更が可能ですが、私の場合は 512GB にしています。50GB以上あればとりあえずDAZ Studioは動くと思います。

    ★ ChromeOSのLinux環境は、ChromeOS FlexをインストールしているPCを起動/再起動した後で、毎回起動する必要があります。

    ターミナルの初期画面から起動できますが、LutrisなどのLinuxアプリの初期起動には多少時間がかかります。

    ターミナルの初期画面は以下です。(Linux環境を作成直後に起動した時は、いきなりコマンドプロンプトが表示されます)

    画像
    ターミナルの初期画面

    「penguin」をクリック。

    画像
    Linux環境が起動中
    画像
    Crostiniの初期メッセージ

    ★ Chromeブラウザーの検索窓に「chrome://flags」と入力しEnterキーを押すと、一般的な機種では以下のような設定例だと思われます。

    画像
    chrome://flags 一般的な機種での設定例

    Flatpakをインストールする

    ChromeOS Flex Linux環境の標準パッケージマネージャーは apt ですが、今回は Flatpak をインストールして使います。

    aptとFlatpakの違いは以下の記事などを参考にしてください。


    ここから先は有料エリアとなります。

    Lutrisのインストール方法は複数ありますが、当初は複数の方法で試してもWindowsアプリのインストーラーでエラーが発生しDAZ Studioをインストールできませんでした。

    試行錯誤を繰り返した結果、以後で紹介している方法は再現性があり、Zorin OSのLutrisと同等のパフォーマンスが得られたので、ご購読いただきたくよろしくお願いいたします。

    今後の検証作業と紹介記事の執筆のモチベーションが高まり、手間と時間がかかる面倒くさいテーマに積極的に取り組めます。

    少しでもみなさまのお役に立てれば幸いです。


     
     
     
    3DCG作品づくりを25年前から始め、ZorinOSを非対応PCにインストールしWindowsアプリ(DAZ Studio, Blenderなど)を使うように。最近は相棒のGemini君と作品ギャラリーサイトを構築中...https://dazgen.com/gallery/

    あなたへのおすすめ