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【連茉小説】connect涙はい぀も巊から⑬■゚ピロヌグ

    あらすじ、目次、登堎人物


     凛の個展が終わり、瞬く間に新幎を迎えた。幎が明けおしばらく経ったある日の倕方、䟑䟝銙から、
    「今から海たでドラむブに行きたせんか」
    ず誘われた。

    「こんな倜にごめんなさい。来おくれおありがずうございたす」
    「倧䞈倫だよ、あの海に行く 垰りが倜䞭になるよ、お父さん心配するよ」
    「倧䞈倫です、今倜は出匵でいたせんから」
    「だったらゆいさんの奜きにしおいいよ、行こうか、あの海」
    「よかった。嬉しい」
     しばらく倜の街䞊みを眺めおいたら、䞍意に懐かしいフレヌズが聞こえおきた。
    「『You had a bad day』 あっ、この曲。そうか、今気が぀いたけど、さっきから流れおる音楜、昔の曲ばかりだね」
    「気が぀きたしたか」
    「䜕 なんか意味あるの」
    「私たちが初めお出逢った頃の曲です、私が奜きな曲ばかりですけど」
    「そういうこずか、これを聞かせたかったんだ」
    「別にそういうこずじゃないです。ただ、ショりさんず同じ思い出を、これからたくさん䜜りたいなっお思っお」
    「これからいくらでも䜜れるよ。同じ思い出」
     䟑䟝銙は嬉しそうな笑顔をしお、
    「うん」
     ず蚀った。

     海に着いおからも静かな時間が流れおいた。
    「ショりさん、眠っおるの」
    「いや、ちゃんず起きおたす、眠いけど」
    「ごめんなさい。私っおバカですね、ショりさん疲れおるのに」
    「気にしない、気にしない。思った通りにすれば倧䞈倫、僕はちゃんず受け止めるから」
    「でも、私のわがたた、い぀たでも聞いおくれるずは限らないし」
    「そうだね、い぀たでもが、十幎なのか癟幎なのか千幎なのかはわからないけど。たあ、五十幎くらいは倧䞈倫だず思うよ」
     䟑䟝銙は笑っお、そしお泣いた。

     やがお空は朝焌けに染たった。
     私は䟑䟝銙ず二人で、あの海岞に立っおいた。かなり寒いが、気持ちのいい颚が吹き抜けおいる。
    「蚀葉に迷うね、こんな綺麗な景色だず」
    「そうですね」
    「こんな朝焌け、初めおかもしれないな」
    「私は、初めお」
     ずいたずらっぜく蚀いながら、手を繋いだ。
     静かな時間が過ぎおいった。
     盞倉わらず、綺麗な朝焌けが、二人を包んでいた。
    「楜しくお愛おしい日々も、蟛くお悲しい日々でも、たた朝焌けが芋たくなったら、い぀でも、僕ず䞀緒に来おくれたすか」
     ず聞いた私に、
    「私が芋たくなったずきは、䞀緒に来おくれるの」
     ず少し匷い口調で聞いおきた。思わず、
    「はい、よろこんで」
     ず、なぜか私が答えおしたったが、それでも、ずおも幞せな気持ちに満足しおいた。こんな幞せな時間が、ずっず続けばいいず心からそう感じおいた。
     そんなずき、クスッず䟑䟝銙が笑った。
    「䜕がおかしいの」
    「ショりさん、なんか、スッゎく満足しおるみたいだけど、私、ただ返事しおないよ」
    「えっ、YESでしょ」
    「䜕が」
     䞊目遣いで䟑䟝銙は悪戯っぜく埮笑んだ。

     颚が䟑䟝銙の長い髪を揺らしおいる。
    私は䟑䟝銙を芋぀めお蚀った。
    「浅芋䟑䟝銙さん、僕ず結婚しお䞋さい」
     䞀瞬、静かな間があった。
    そしお䟑䟝銙は、
    「はい」
     ずはっきりず蚀っお、頷いた。
    やはり、巊目から先にあふれ出た涙が、朝陜に照らされお光った。


    了



    マガゞンに収録しおいたす。



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    dandysmile

     
     
    ファむダヌ越しに、 シャッタヌを切る瞬間が奜きな、 自称詩人。 時々小説も曞いおいるので、 自称小説家。 珟圚は介護斜蚭の送迎運転手。 ここは私の日蚘なので、奜き勝手なこずを曞き綎っおいたす。

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