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#137 社畜は良くない?新人時代の働き方とその後のキャリア影響

    最近、noteを通じて新社会人や若手の方の奮闘を見るたび

    「若いってすげぇなぁ‥。」

    と人知れず刺激を受けることが増えています。また、昔の自分を見ているようで懐かしくもあり、当時の頑張りがあったからこそ今があるんだよなぁとしみじみ感じています。

    ということで今回は

    「新人時代の頑張りは、30代でどう生きるか?」

    をテーマに過去の経験をベースに振り返ります。今まさに頑張っている人にとって、少しでも“先の見通し”になれば嬉しいです。
    (多分、長くなります。。)


    結論: 20代の最初が、一番しんどい

    で、まず、最初にこれです。
    これは断言できますね。最初が一番つらい。

    というのも、学生から社会人になって世界が全く変わる。責任も、求められる基準も、全部が別物。消費する側から生産する側に変わってまさにパラダイムシフトが起きます。

    結果として

    社会人1年目はぶっち切りで一番しんどい

    これは譲れません。特に自分の場合は

    ・要領が悪い
    ・コミュ力も高くない
    ・根暗で自信もない

    そんな状態で営業をやっていたので最初は当然ボロボロでした。だからこそ当時の戦略はシンプルで

    「質がダメなら量で勝負する!」

    というスーパー昭和スタンスでしたが、、とにかく愚直にやり切っていました。ただそれが、結果につながり後々、色々なところに活きました。


    結果が出る前に「評価されたもの」

    とはいえ最初は商談も惨敗続きです。

    そもそもインドア派の自分としては会社の飲み会も接待も超苦手で、誰がどう見ても、営業は得意ではないタイプ。そのため、色々な人から

    「アイツ本当に大丈夫か?」

    と心配されたものでした。この時期は結果も出ず不得意なことをやり続けて本当に辛かったのですがそんな自分でも1つだけ、周りから評価されたことがありました。

    「アイツめちゃくちゃ頑張ってるな。」

    という、この評価です。成果が出せないならせめて姿勢だけは示せねばと思ってやっていたので、それだけは評価されました。

    その結果、どんくさい奴と思われつつも

    ・先輩が気をかけて教えてくれる
    ・上司の同行の機会が増える
    ・フィードバックがもらえる

    と、人一倍、成長のチャンスを得ることができました。今考えると、自分がうまくいったのはこれでしかないなと改めて思います。

    そして最終的には

    • 1年目後半で成果が出始め

    • 2年目でMVP

    • 3年目でノウハウ化して全社表彰

    と、自分でも驚く結果に。ここで初めて

    「仕事ってちゃんとやれば伸びるんだ」

    という実感と自信がつきました。


    信頼を得るのに大事だったもの

    振り返ってみると、成果が出たポイントはただ1つ

    「すごい人の力を最大限、借りれたこと」

    苦手なことで成果を出すにはこれしかないです。ただ、すごい人はみな忙しいし、そんな人の力を借りれた人は一部だった気がします。

    この点、後から振り返ってみると”ここが良かったのかな?”と思うポイントが何個かあります。

    私のように苦手な領域で成果を出したい人や器用にできないタイプの人には多少は再現性がある内容かなと思っています。


    ポイント① 期待以上の“準備”をする

    上司に同行する時は、ただついていくだけではなく、

    ・商談資料と想定質問の準備
    ・事前確認MTGで流れの目線合わせ
    ・商談後にお礼をするお店リサーチ

    をしていました。特に3つ目は上司のご機嫌取りみたいな感じで気持ち悪いですが、意外と大事です。

    これを続けることで、取引先は勿論のこと先輩や上司に信頼されるスピードが一気に上がり同行機会が周りの2倍以上になりました。


    ポイント② 学びを“その場で言語化”する

    あとは商談が終わった後は、

    「自分は、何がダメだったか」
    「先輩のすごいポイントは何か」

    をすぐにノウハウを言語化していました。さらに、それを次回のミーティングでチームにタイムリーに共有することで

    ・周りに感謝される
    ・教えることで理解が深まる
    ・再現性が高まりチームで成果がでる

    という1石3鳥の状態に。これが上司に一番喜ばれたことな気がします。

    これに味をしめて毎回やるわけですがこれは想像以上に時間がかかるので働き方改革とは真逆な働き方をしていました。


    ポイント③ 無理やりでも前向きでいる

    あと、個人的に一番と思うのはコレ。

    1年目は正直、毎日しんどかったです。でも当時は

    「とにかく明るく、前向きに振る舞う」

    これを徹底していました。本音ではキツくても、アホそうな顔で

    「ありがとうございます!」
    「大変、勉強になります!」

    と、とにかく

    • ポジティブな言葉を使う

    • 前向きな解釈をする

    • 雰囲気を落とさない

    周りは無理していることもお見通しなのですが、一向にこのスタンスをやめないのでネタ化キャラ化していました。

    ただ、ここは自分で自己洗脳して前向きにやるということを意識していました。


    メンタルを保てた3つの習慣

    上記の話をすると大抵の人(9割くらいの人)はドン引きするのですが

    それと同時に

    「よくメンタル崩さなかったね」

    とも言われます。

    ただ、実際かなりギリギリでした。一時期、月曜は朝になると嘔吐していましたし、同期も何人かメンタル崩して休職していました。

    そんな中で心が折れなかったのは、今思うと下記の取り組みが良かったかなと思っています。


    習慣① プチ日記(ジャーナリング)

    毎日、1~3分で簡単に日記を書いていました。

    ・何が起きたか
    ・何を感じたか
    ・次どうするか

    これを書くだけで、

    「状況を客観的に見れるようになる」

    これがかなり大きかったです。

    この結果、感情を理性でコントールできるようになった気がします。

    結果として、心穏やかでなくとも客観的にレポートアップできるようになり上司には報告の"仕方"はやたら褒められました。


    習慣② プチ読書

    あとは読書(主にビジネス書)もかなり効きました。何となくやったほうが良いことだろうと思って新聞とセットでやったのですが、読書は良かったです。
    (正直、新聞は成果へ直結しなかったです。)

    読書といっても読んでいてのは大分偏っていて

    ・ハウツー本 → 行動の改善
    ・自己啓発本 → メンタルの安定

    ほぼこれです。この中でも特に印象に残っているのは名著「夜と霧」

    「どんな過酷な状況でも、全ては捉え方次第」

    など、この本には当時かなり救われました。これは今でも好きな本でブログでもまとめてます。



    習慣③ ESの読み直し(自己洗脳)

    あとは、週末になるとエントリーシートを読み返していました。辛い時ほど

    「なんでこの会社入ったんだっけ?」
    「何をやりたかったんだっけ?」

    これを思い出しつつも

    「そうだ、こういう想いだったんだ」
    「今の頑張りは自分で選んだもの」

    と無理やり自分を納得させていました。正直、これが、最もドン引かれる内容なのですが個人的にはこれが最も効果的だった気がします。


    30代になって分かったこと

    では、この新人時代の経験がその後の経験に
    どうつながるのか。

    20代後半になると、できることが増えていって30代になると、明らかに環境が変わります。特にライフステージが変わると

    ・役割が増える(家庭・管理職など)
    ・時間の制約が増える
    ・全力で仕事だけ、は難しくなる

    つまり昔ほど、頑張って経験を積む劇的な成長はできていません。そのため、今は20代で培った経験をベースにそれを応用して仕事をこなしています。

    つまり、

    「20代の経験がキャリア貯金になっている」

    と思っています。実際、カナダでフリーランス的にやっているのもその“キャリア貯金”があるからこそな気がします。


    モーレツに働くメリット・デメリット

    ただモーレツに働く社畜は正直、デメリットも大きいです。

    ・時間がなくなる
    ・プライベートが削られる

    これは間違いない。

    実際、友人との飲み会では必ず2次会からくるキャラと化していました。また、当時の彼女(今の妻)とのデートも月に一回あるかどうかという、少なさ。自分の趣味も1年目の時はほぼやっていません。

    「こいつは社畜だから仕方ない」

    と、周りから言われ続けて哀れみの目を向けられていました。ただその一方で、下記を得られました。

    ・スキル
    ・経験
    ・仕事への耐性

    正直、これはトレードオフだと思います。

    個人的には、この3つは、あとから取り戻すのが難しいと思っていたので好んで、仕事に時間を振っていました。


    30代で実際に役立ったこと

    では、その得たものが今にどう活きたか。具体的には下記の3つが大きいです。

    ① 身の丈以上の経験が評価

    営業リーダーになってからの抜擢人事で30歳で47人のマネジメント。

    要領の悪い陰キャの自分には完全にオーバースペックでしたが、それまでの積み重ねでチャンスをもらえました。

    そしてその時の経験がいまだに転職市場でも評価されたりします。


    ② 「自分の限界」を理解できた

    多分、今後も1年目の時のように働くことはないです。というより無理です。

    今はカナダでゆるく働いていますが、ガチで働いていた経験があるからこそ、

    「働きすぎ vs ゆるく働く」

    この両方を客観的に見れるようになりました。これは今後のキャリアを考える上でとても貴重な財産です。

    またキャリアの相談に乗る時もどちらの視点も持てることは大きいです。

    働きすぎるのを後から経験するのは正直無理なので、先にやってしまってよかったと思っています。


    ③ 謎の自信がつく

    あとは一番大きいのはこれかもしれません。

    「自分ならなんとかできる」

    という根拠のない自信。これがあるだけで

    ・どんな状況でも対応できる
    ・キャリアの選択肢が広がる
    ・挑戦にブレーキがかからない

    結果的に人生全体が前向きになります。

    これは仕事の量をこなして大なり小なり成功経験を積んでいるからこそですが20代のうちに経験しておいて良かったと思っています。


    最後に

    今まさに頑張っている人へ。

    モーレツに働いている今の経験が「いずれ役に立つよ」と言われても全く救われた気持ちがしないと思います。

    ただ、それでもあえて伝えたいのが

    「今の頑張りが10年後の価値に直結する。」

    ということと、合わせて言いたいのが

    「日本で成果を出せたら海外で成果を出せる」

    ということ。海外に来て日本の異常性を理解しましたが、その異常な社会で成果を出せるのであればどの国でも絶対やっていけます。これは海外で働く日本人と話をしていて確信になりつつあります。


    ということで今回は以上です!
    (新社会人が頑張るnoteを見て感化されてやたら長くなってしまいました。。)

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    👇日本とカナダの商習慣・キャリア観について比較してみてみました。


    👇また”そもそもお前はどんな奴だ!”という人はまずはコチラをご覧下さい。


     
     
    "元"社畜の2児のパパです。 30歳から親になり管理職になり"気合い論"が通用しなくなりました。 最近は妻の留学が決まり、思い切って仕事を辞めました。カナダでキャリアブレイク中。 国家資格キャリコンコンサルタントとして30~40代の人のキャリアの悩みを中心に発信してます。

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