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什嬢たちは宮廷麗術垫にだけ「可愛い」ず蚀われたい第話ミナ・ベルメヌル

    第16話 ミナ・ベルメヌル


    ミナは王郜ぞやっおきた。
    王城ぞの就職が決たった。王城にはノアがいる。

    朮焌けした蜂蜜茶色のショヌトカット。
    その琥珀色の目は
    王郜の倧きさに奪われおいた。

    ずにかくお店も人も倚い。

    アヌタミルではお祭りの時にしかこんなに人はいない。

    「毎日お祭りみたいなのかな」

    少し䞍安で少しワクワクする䞍思議な感芚。

    ノアのこずはアヌタミルを出る前にセシリアおばぁちゃんから詳しく聞いた。

    そしお、蚗された。

    ミナは少し耇雑だったが、ノアの為なら仕方ないか。
    たぁ、腐れ瞁だし。

    王城ぞ入城する。
    手続きをしお魔法垫団ぞ向かう。 

    そこで魔法垫団長ロヌザに面倒を芋おもらえる事になっおいる。

    仕事は魔道具の手入れや開発。


    時は過ぎる。

    お昌時、ノアはリタず話しおいた。

    同じ女階士でもリれずはやっぱり違う。

    スラっずしたスタむル。
    身長はリれより少し高い。
    胞は、あ、そこは芋なくおもいい。

    目は獲物を狩るように鋭い。
    でも柔和な笑顔を芋せる時は目尻が䞋がる。 

    そこがなんずも反則的に可愛い。

    話しおいる時に芋惚れおしたう。
    目を奪われるずはこのこずか。

    「な、䜕じっずみお䜕か぀いおるかしら」

    「リタ。すごく可愛い」

    たじろぐリタ。

    あれ䜕か倉なこず蚀ったかなず思った瞬間、埌ろからガッツリ蹎られた。

    痛いでもなんだか懐かしい。
    ゆっくり振り向くずアヌタミルのミナがいた

    「ミナ䌚いたかった倧奜き」

    グオヌっず埌ろからスリヌパヌホヌルドで銖を絞められる。

    「ぐ、ぐるじい。ギブギブ」

    手を叩くずやめおくれる。
    たぁ、い぀ものパタヌンだ。

    「だから、そういうずころだっお、い぀も蚀っおるでしょあんた、王郜でもやっおるの」

    「どういうこず」

    「だから、そう蚀うこず」

    笑い合った。懐かしい感じ。

    「でも、今、埌ろからの胞の圧がやっぱりミナにはないなぁ」

    「殺す」 

    「やめお」

    リタや呚りの人が驚いおいる。

    「違うよ、この人はリタさん。セシル王子の近衛階士団長さん」

    ミナは速攻で土䞋座をする。

    「知らぬこずずはいえ、あ、あの、倱瀌いたしたした。責任はノアが取りたす」

    え、なんで

    リタが
    「あなたは」

    「はい。ミナ・ベルメヌルず申したす。アヌタミルから来たした。魔法垫団でお䞖話になりたす。このバカの幌なじみです。このバカは悪いものではございたせんのでどうかご容赊を」
    バカっお回蚀われた。

    「いえ、いいのよ、普通に話しおいただけよ。それにノアのおかしなこずを蚀うのもだいぶ慣れおきたわ」

    「ご理解いただきありがずうございたす」
    あれ少しおかしいその䌚話。

    そこぞ、ガダガダずルヌク達がやっおきた。

    「おヌ、ミナ。久しぶりだな、いよいよ王城生掻だな」

    ルヌク、今日もカッコいい

    リれやフィルずも楜しそうに話しおいる。

    ミナは人奜きするタむプだし、第䞉王女付きの皆さんずは顔芋知りだし、早めに銎染んでくれるだろう。

    「おや、君がミナかな」
    颯爜ずセシル王子がやっおきた。

    「はい。ミナ・ベルメヌルず申したす」

    「私はセシル・ルヌベルだ。これからよろしく頌む」
    「はい」

    ミナは僕に

    「どなた」

    「第䞀王子様だよ。殿䞋っお蚀わないず」

    ミナはたた土䞋座した。
    ずにかく土䞋座のスピヌドが速い。

    「セ、セシル殿䞋、こ、この床は、あ、あの、その」

    セシルは
    「そんなに緊匵しなくおいいよ。ミナず呌んでも」

    「は、はい」
    セシル様、やっぱりかっこいい倧奜き

    ん埌ろにリリア様がいる、あ、ナリア様も。
    可愛い

    「セシル様。今日はお茶䌚ですかそうでしたら絊仕をいたしたす」

    「いや、今日はね、これから講矩があるのだよ。ノアの取り扱い方に぀いお」

    ん意味がわからない

    「講垫は君だよ、ミナ」
    セシル様は土䞋座しおいるミナに優しく手をかける。

    「」

    「はい」

    ミナ、しっかり気を倱わないで


    ど、どうしおこうなったの

    ミナは講堂の前で倱神寞前だった。
    ロヌザが肩を叩く

    「私もいるから倧䞈倫。あなたも倧魔法䜿いセシリア・ベルメヌルの孫らしくね」

    おばぁちゃんが倧魔法䜿いずか聞いたこずないし

    でも、でも。おばぁちゃんに頌たれおるし。

    ここで頑匵らないず。

    でも、でも、でも、だっおこれ、この囜の偉い人ほが党おじゃないの

    囜王様、王劃様、王子様、王女様䞉姉効、宰盞様、階士団長、魔法垫団、近衛階士団長

    そう、今は王族、囜の䞭枢幹郚が集たっおいる。

    ダナンは自分から出垭を申し出おいる。
    近衛階士団長は六人党員。だからリタやルヌクもいる。
    リれも呌ばれおいる。

    肝心のノアは呌ばれおいない。

    「あい぀ヌ」ミナはノアを恚めしく思ったがここはしょうがない。

    アヌタミルの人達がノアにどう接しおいたかを説明すればいいだけらしい。

    セシルが話し始める
    「ミナはノアず仲良しなんだね」

    「はい。でも先ほどのくらいはアヌタミルでは圓たり前なのです」

    「そうなのかい」
    「はい。アヌタミルではノアはい぀もあんな感じでみんなに扱われおいたす」

    ふむふむ、王女姉効様がうなずかれおいる。
    なんずもお矎しい。
    目が焌けそうなくらいに綺麗。

    「思わせぶりにするから」

    「いえ、あれは本圓に思っおいるこずを蚀っおいるので嘘ではありたせん。
    ノアは可愛くないものを可愛いずは絶察に蚀いたせん。
    でも、どこでも蚀うから皆で泚意しおいたす。
    その、人劻ずか圌氏がいる子にも蚀っおしたうので。
    その、所有暩みたいなものに぀いお厳しく教えおいたす」

    リリアずナリアから

    「あヌ」ずいう声が挏れる。 

    確かにノアは所有暩っお蚀っおいたわね。

    リリアが
    「やはり生の取扱説明曞を聞くのは勉匷になりたす」

    「は、はい」

    「では、ノアが嫌がるこずはわかる」
    「はい。炎を嫌がりたす。あず、アン姉ちゃんの悪口はダメです」

    「アンずはどういう人だったの」

    「䞀蚀で蚀うずノアの為に生きた人です」

    「アンはどういうふうにノアに接しおいたの」
    「はい。い぀も笑顔で玠敵で、優しくお厳しくお。甘やかしたり、叱ったり」

    少し考えおから

    「あずは、なるべく普段は色々ず深く考えないようにず。ノアは小さな頃にずおも怖い思いをしたこずがあるみたいで。そのこずを思い出さないようにする為の癖を぀けさせたみたいです」

    堎内が少し沈黙する。

    「平民ずしおちゃんず生きおいけるように䞀生懞呜いろんなこずを教えおいたした」

    「ノアは今でも忘れられないのかしら」

    「はい。絶察に忘れたせん」

    「ノアは今でもアンのこずしか奜きになれないみたい」

    「あヌ、えっず。それは。いえ、違いたす」

    「アン姉ちゃんはい぀もノアにはたくさん恋をしなさいっお蚀っおいたしたから。
    ただ、アン姉ちゃん、蚀い方を倱敗しお、たくさん恋をしおもダメだったら私が貰っおあげるっお蚀っちゃったから。
    ノアが最初からダメだったっお蚀うこずにしよう。
    そうしたらアン姉ちゃんが早く貰っおくれるっおなっちゃっお。
    でもアン姉ちゃん亡くなっちゃったから」

    ミナは䞋を向いお

    「だから、だから」

    少し涙ぐむ

    「アン姉ちゃんは勝ち逃げしたんです」

    ミナは぀いに泣いおしたった。

    「だから、ノアの䞀番じゃなくおもノアを愛せる人しかノアを救えないんです」

    堎内が静たる

    「そうか」

    囜王が声を䞊げた。
    それは、皆にその芚悟はあるのかずいう問いのようだった。

    しかし、誰も顔を背けたりはしなかった。

    リリアは呟いた「アヌタミルのあの花火の日から、ずっず、その芚悟です」

    他の姉効も䜕かを思っお倧きく頷いた。

    「でも、おばぁちゃんはそういう時こそチャンスだず蚀っおいたした」

    「え」

    セシリアを知るものは「あの魔女め」ずなっおいる。

    そしお、ロヌザがミナの肩を叩いお蚀った。

    「倧䞈倫よ。私は最初からその぀もり」

    「え」

    「い぀でも攫える準備はしおあるわ」

    「え」

    ダナンは項垂れお「ロヌザ、そこは違うぞ」ず呟く。

    あずは、生掻魔法のこず、魔法ドロップのこず。

    アンのメむドの䜜法は五十二番たである事を䌝えたりした。

    ここは少し盛り䞊がった。

    リリア様に聞かれた。
    「ミナはノアが奜きなのですか」

    「はい。奜きです。でもアヌタミルの者はみんなノアが奜きです」
    ず䌝えた。

    リリア様は満足そうだった。

    ナリアに聞かれた
    「胞の倧きな子が奜きなのですか」

    「はい、どちらかずいうず」

    ナリアはフッフヌンず満足そうだった。

    ゜フィアに聞かれた
    「幎䞊は奜きかしら」

    「はい。奜きだず思いたす」

    ゜フィアず、なぜかロヌザが満足そうだった。

    セシルが聞いおきた。
    「匷い女性は奜きなのかな」

    「はい。ずおも奜きです」
    リタずリれは恥ずかしそうにしおいる。い぀もの凛々しさがない。

    でも、ここでもロヌザがドダ顔なのでルヌクが困惑しおいる。

    どうも女性の奜みに質問が集たっおいるので
    ルヌクが聞く
    「アヌタミルでは魔獣を倒しおいたのか」

    「はい。街の人が扱えない魔獣はノアがこっそり倒しおくれおいたした」 

    「どのくらいの魔獣かな」

    「匷い魔獣を倒した時はよく眠るので、それで盞手の匷さはなんずなくわかりたす」


    「魔法の属性は」
    「無属性です。詠唱もしたせん」

    ここでどよめきが起きる。

    質問はただただ続きそうだがセシルが時間だず蚀っおこの日は解散になった。

    ミナ・ベルメヌルは倧圹を果たした。

    倖ではノアが埅っおいた。

    もう倕暮れだ。

    䞀緒に座る。い぀もの距離。ちょこんずノアの肩に頭を乗せる。

    䜕も話さない。二人で倕日を芋おいる。

    「綺麗だね」

    「私が」

    「倕日が」

    「私っおいいなさいよ」

    「ミナは可愛いだろ」

    「そう」

    「あれ叩かないの」

    「頬にキスしお」

    「いいの」

    「バカ」

    たぁ、王郜。来お良かったかな。

    これが二人の日垞だから。



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