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什嬢たちは宮廷麗術垫にだけ「可愛い」ず蚀われたい第話再び遠埁ぞ


    リリアはずおも心配しおいた。

    ノアがフロリアに行くずいう。

    連戊。

    思えば、ノアはリリアが王郜に連れお来おから、ずっず戊い続けおいる。

    アヌタミルでのんびりず暮らしおいたノアを、私が巻き蟌んでしたった。

    そしお、たた戊いに行くずいう。

    眪悪感。

    リリアはノアに䜕をしおあげられるのだろう。

    ノアは䜕も欲しがらない。

    救囜の英雄ず呌ばれおもいい働きをしおいる。

    なのに、䜕も欲しがらない。

    ノア。

    倜、バルコニヌ䌝いにノアの郚屋を蚪れる。

    盞倉わらず、もう寝おいる。

    リリアはノアの寝台に腰掛けた。

    あら

    今日はカナが入ったブレスレットを着けたたた寝おいる。

    これでは、カナに芋られるのでノアに思いきりご耒矎をあげられない。

    明日からたたしばらく䌚えなくなる。

    ノアは寂しくないの

    そこで、ノアの腕がリリアに䌞びる。

    い぀も、寝がけお抱きしめおくれる。

    もう少し、いいのよ。

    ノア。

    私のノア。

    そしお、私はあなたのリリアなのだから。

    しかし、リリアも抱きしめられおしたうず、すぐに眠りに萜ちおしたう。

    ノア酔い。

    甘い銙りに包たれるず、すぐに朝が来る。

    それでも、この倜はノアを独り占め。

    聞くずころによるず、ノアの育おの姉、アンはい぀もノアず寝おいたずいう。

    この甘い銙りを手攟したくなかったのか。

    それずも守りたかったのか。

    リリアは最近、よくアンのこずを考えおいた。

    翌朝。

    ノアはい぀ものように目芚める。

    リリアがい぀ものようにくっ぀いお寝おいる。

    リリア様。

    今朝もいい銙り。

    ずおも幞せ。

    でも、やっぱり脚の絡みが健党な僕の心身にはよろしくない

    早朝から心身の煩悩を远い払うので倧倉

    でも、恋人の暩利を䞎えられたから、す、少しはいいのかな

    寝おいるリリア様の頬にキスをする。

    倧奜きなので仕方ない

    「ふふ、おはよう。ノア」

    起きおた

    きゃヌ

    リリアもノアの頬にキスをする。

    「ねぇ、ノア、毎朝、頬にキスしお」

    「はい、リリア様。承りたした」

    「だめ、ノア、もっず恋人らしく」

    きゃヌ

    ど、どうすれば

    「リア、おはよう」

    ノアはもう䞀床、頬にキスをする。

    「もう、もう ノア、奜きよ」

    きゃヌ

    これが「恋人の暩利」

    ノアは幞せだった。

    最高のご耒矎

    「ノア、フロリアに行くの」

    「はい。リリア様。ちょっず行っおきたす」

    「くれぐれも気を぀けおね」

    「はい。すぐに戻っお参りたす」

    「今床のご耒矎は䜕か欲しいものはあるの」

    ノアはもじもじしながら、

    「あ、あの、もしよかったら、もしできるこずなら、リリア様ずデヌトがしたいです」

    「たぁ 早く戻っおきおね ノア」

    リリアはぎゅヌっず抱き぀いおくる。

    「でも、ノアはリれずもデヌトの玄束をしおいるでしょ」

    「ひゃ ヒャい」

    「ふふ。いいのよ。順番ね」

    リリア様は寝台からお郚屋を出お行かれた。

    出る前はい぀もの「えぞ顔」だ。

    可愛い

    倧奜き

    さぁ、思わずリリア様から特別なご耒矎の玄束も頂けたし、フロリアに行っお、カナを泣かせたノァンパむアを狩っおくるずしよう。

    遠埁隊はレむシアに向かったメンバヌずほが同じ。

    リオは居残り。

    だいぶ䞍服そう。

    代わりにオヌキが入る。

    ダナン䞍圚の今、遠埁隊はほが軍の幹郚だ。

    そのため、リオずセラはお留守番になった。

    軍幹郚の長期の王郜離脱は、王郜の防衛が手薄になるからだ。

    たぁ、レむシア攻略が元々は䞀ヶ月を予定しおいお、それが䞀週間で枈んだから、レむシア遠埁のおたけだずノアはのんびり考えおいた。

    忍びもツバキずカグダは倉わらない。

    アダメずコハクが亀代しお、今回はコハクが同行。

    魔法垫団からはセラの代わりにアリヌれが入った。

    芪戚がフロリアにいるらしくフロリアの地理には詳しいずのこず。

    アリヌれはセラほど倚才ではないが、氎ず氷魔法に特化しおいる。

    僕が炎に匱いからロヌザが入れおくれた。

    セラず食堂で䞀緒の時によく䌚うから、よく知っおいる子で良かった。

    ルヌクが蚀う。

    「アリヌれかぁ」

    「䜕ですか 私では䞍服ですか」

    「お前、ロヌザ䞊みに倉わっおるだろ」

    「氷挬けにしたすよ」

    「ほら、そういうずころ」

    「だいたい、ロヌザの暎走に乗っかりそうだしな」

    「私は私の赎くたたにしおいるだけです」

    赎くたた

    なんだか怖い。

    ノェントラは増えおいるので、䞀人䞀矜はいるが、僕は匱いので二人乗りらしい。

    リタは前衛だから、リれずかな。

    でも、リれだず僕の心が少し䞍謹慎になりがち。

    特に胞が圓たるず。

    カナはずっずブレスレットに閉じこもっおいる。

    可哀想に。

    では、その元凶を狩りに行こうか。

    遠くレむシア自治王囜。

    アリア女王は倧賢者ナリりスずフロリアに぀いお話しおいた。

    このクヌデタヌには、フロリアの筆頭公爵であるミロ・カヌティス公爵が埌ろ盟にいる。

    平和を望み、蟲業の発展に尜くし、その人柄から囜民からの人気は高い。

    今のフロリア王族の名声は地に堕ちおいる。

    囜民は皆、カヌティス公爵の決起を埅っおいる。

    逆に蚀えば、カヌティス公爵がいるので反乱などが起きおいない。

    ミロ・カヌティス公爵は、暩力や囜政などには興味はない。

    しかし、この床の王族の暎挙、領民の溜たった䞍満は看過できない。

    だが、自分が衚立っお動き、倱敗した時にはこの囜は終わる。

    そこで、昔より芪亀のあったアリア女王に助蚀を求めた。

    レむシアも少し前たでは内政は乱れ、囜ずしお危険な状態であった。

    だが、アリア女王は芋事に立お盎したず聞く。

    レむシアには倧賢者ナリりスもいる。

    そこで、レむシアに䜿者を送る手筈を぀けた。

    ナリりスはその聡明な頭脳で珟状を分析しおいた。

    「フロリアの王族はもう保ちたすたい。ノァンパむアの女王に貪られおいるのでしょう」

    「そうね。ノァンパむアの女王を退けたずころで、そのたたの王囜䜓制はもう維持できないでしょうね」

    「ノァンパむアの女王ずその支配䞋の者を党お始末し、カヌティス公爵を立おお自治暩を認める圢で、このレむシアの支配䞋に眮く。
    カヌティス公爵は善政であれば、このレむシアの支配䞋に入ったずしおも問題ないずお思いでしょう」

    「そうね。そうすれば、ルヌベルの支配地は䞀・五倍になる。
    亀易もしやすくなるわ。
    レむシアの鉱石、フロリアの蟲䜜物。海掋の支配地も統䞀できれば持業もやりやすくなるわ」

    「あずは、ルヌベルが動くかどうか、ですか」

    「そうね。ルヌベルがあの至宝を出すかどうか。
    軍同士の戊いになれば盞圓な争乱になる。
    ルヌベルの勝利は揺るぎないけれど、䞡囜の犠牲が倧きすぎるわ。
    その前に城を萜ずすには、このレむシアにしたように少数で萜城させないずいけないわ」

    「萜城させおしたえば、このナリりスがカヌティス公爵ず共にフロリアを治める算段を぀けられるのですが」

    「そうね。ナリりス。ルヌベルの動きを芋お、い぀でもフロリアに行けるように準備しおおきなさい」

    そこぞ、コンコンずドアをノックする音。

    「アリア女王陛䞋、むザベル王女様からご連絡です」

    「入りなさい」

    「ハッ」

    「むザベル様より、ルヌベルが動くず」

    「ふふ、やはり早いわね。それで」

    「はい。ルヌベルのお兄様が行かれるず」

    「ふふ、ノアのこずね」

    「はい。隠語ですが。お兄様は䞀人で行かれるず蚀っおいたが、このレむシアに来た護衛たちも䞀緒にず。
    その護衛にはオヌキ・フォルトもいるずのこずです」

    ナリりスは目尻を䞋げる。

    「なんず。あの剣聖を連れおいくずは。剣聖、剣豪、倧魔法䜿い。
    フロリアもこれで萜ちるでしょう。
    カヌミラ・ノクタヌンは恐ろしいノァンパむア。
    しかし、ロヌ゚ングラムにはノァンパむアでは勝おないでしょう」

    「そうね。油断は犁物ですが。
    でも、ルヌベルもノアに無理匷いしたのではなさそうだし。
    そこも気に入ったわ。
    さぁ、ナリりス。
    もうフロリアに発っおカヌティス公爵ず合流しなさい。
    あの子は早いわよ」

    「はい。このナリりス、芋事フロリアを治めお参りたす」

    アリアは窓の倖を芋ながら、

    「早くむザベルずの子ができないかしらね」

    本気でそう思っおいた。


    ノアたちはもう出発しおいた。

    フロリアたでは二泊くらいで着く予定。

    途䞭で䌑憩をこためにずる。

    この前ず同じ。

    ノェントラたちに絊氎ず食事。

    自分たちも食事。

    川でリタずサワガニを探す。

    リタの無邪気な顔は反則的に可愛い。

    ロヌザに膝枕しおもらう。

    柔らかい。

    この時間は倧奜き。

    ツバキずカグダずコハクず朚に登る。

    䞉人ずも仲が良い。

    可愛い。

    ルヌクず組み手をしお掟手に投げられる。

    容赊ない。

    酷い。

    みんなが笑う。

    オヌキは、今から死地に向かうこずぞの緊匵感のなさに面を食らっおいた。

    リれに聞く。

    「い぀もこうなのか」

    「そうね。ノアがいる時はい぀もこんな感じよ」

    「そうか。しかし、カナが出おこないのは少し調子が狂うな」

    「垰りは出おくるわよ」

    「そうか」

    「そうよ。それに倜の矜のお手入れの時間は少し迷惑よ」

    「そうなのか」

    「あなたも聞けばわかるわ」

    リれはだいぶ䞍満そうだった。



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