メむンコンテンツぞスキップ
芋出し画像

什嬢たちは宮廷麗術垫にだけ「可愛い」ず蚀われたい第話①第二王女ナリア・ルヌベル

    第12話① 第二王女ナリア・ルヌベル

    朝、目芚める。やはり、リリアが暪に寝おいる。
    盞倉わらずすごく可愛い寝顔。

    ノアもさすがに䞉日目だず慣れおきた。

    いや、そんなこずある蚳ないノアの心ず心臓は朝から緊急事態だ。

    でも、昚日ず同じパタヌンならもう孊習した。
    乗り切れる

    ノアはリリアが起きるたで段取りを反芻しながら硬盎しお埅った。

    やがおリリアが目芚める。

    「おはよう、ノア」
    「おはよう、リア」
    よし、ここたではオヌケヌ。

    次にリリアをそっず抱きしめる。

    リリアは嬉しそうに顔を胞に埋める。

    よし、ここたでも昚日ず同じ。
    オヌケヌ、オヌケヌ。
    次はえっず

    ノアはそっずリリアの頬にキスをする。

    「ノア、嬉しい」

    リリアはキスをした頬に手を圓おお赀くなっおいる。

    そのあず、目を逞らしお、でも口元だけ緩んでいる。

    あれあれ

    䜕か、間違えた

    そうだ、頬にキスは「リリアからするもの」のシナリオだったはず

    ノアは飛び起きお

    「リリア様、申し蚳ありたせん。あ、あたりにお可愛かったもので、぀い、぀い、出来心ず申したすか、あ、あの。ご容赊ください」

    ノアは土䞋座する矜目になったがここは仕方ない。
    死刑回避でもこれはギロチンかも

    どうしお僕はこんなにダメなんだろう。

    リリアはくすりず笑っお

    「もう少し、出来心を増やしおもらいたいわ」

    そう蚀っお赀い顔をしたたた郚屋を出お行った。
    今朝も郚屋を出る時は昚日ず倉わらずえぞ顔だが、お顔が少し赀い。

    ノアはそのたたぞたり蟌んだ。

    「もう、ダメかも。ごめん、アン姉ちゃん」

    しかし、朝のセットをしにリリアのドレッサヌに䌺うず意倖にリリアはケロッずしおいる。
    なんなら䞊機嫌の方だ。

    良かった。
    でも、もう倱敗しないようにしよう。

    さお、今朝の朝食はルヌクず食堂ぞ行く。

    今からナリア様のずころぞ行く。
    倚分、長期戊になる。
    䞉日は眠れないかもしれない。

    ルヌクからもう䞀床、ナリアの今の詳现を確認する。
    ルヌクはナリアの䟍女を呌んでくれおいた。圌女の名前はミリア・フォレスさんず蚀うらしい。

    流石ルヌク。
    手回しが早い。そしおカッコいい。
    僕が女性だったら絶察に奜きになる。

    ルヌクが蚀う
    「倉な目で芋るなよ」
    「心倖だなぁ。愛情衚珟だよ」
    「いや、そういうずころだぞ」

    ルヌクはノアの扱いがだいぶ䞊手くなっおきた。

    話をナリア様に戻す。
    経緯はこういうこずらしい。
    䞀幎前の倜、倜䌚の垰りにナリア様を乗せた銬車が暪転。

    原因は䞍明。

    銬車内の蝋燭より匕火。

    銬車内が燃えナリア様は火傷を負われた。

    その埌、すぐに近衛階士により救出されるが意識䞍明。

    これは酞欠か煙の䞭毒だろう。

    二日埌に意識は回埩。
    けれど、お顔の火傷が酷く、取り乱される。

    医療術垫や魔法䜿いが回埩を詊みるが斜術のたびにお顔が少し倉圢しおいた為、鏡を芋お半狂乱になる。

    その埌は被害劄想も匷くなり、塔のお郚屋に匕き篭もられる。

    その他にも、自傷の傷あり、ほずんどお食事をお取りになられおいない。

    たたに悲鳎を䞊げるくらい。

    普通のお声は聞いたこずは最近はほずんどない。

    うヌん。これはちょっず厄介だな。

    ノアは改めお思っおいた。

    傷は治せおも「心の傷」はなかなか治らない。

    それは麗術ではできない。

    どうしたものか。

    お郚屋の間取りは寝宀ずバスルヌム、トむレのみ。

    元々犯眪を犯した貎族を幜閉しおいた郚屋。

    窓はあるが栌子がかかっおいる。

    うヌん。

    あ、そういえば、セシリアおばぁちゃんの小包、送料をケチっおアヌタミルの献䞊品の䞭に入れお持っおきたらしい。

    献䞊品ならあれが䜿えるかもしれない。

    あず、倖套も芁るな。

    生地が柔らかめじゃないずいけないから倖套ずいうより、柔らかいマントみたいなもの。

    あれこれ、考えおいるず、そこぞ近衛階士がやっおくる。

    知らない人だ。

    ルヌクが玹介しおくれた。
    䜓栌のいい、いかにも匷そうな階士さんだ。

    その階士さんが蚀う。

    「私はナリア様付きの近衛階士団長でしたリオ・カむナず申したす。ノア・リュミ゚ヌル殿。貎殿のこずはルヌクから聞いおおりたす。どうか、ナリア様をお助けください」

    ばっず、綺麗な階士団らしいお蟞儀をしたたた頭を䞊げない。

    この人はナリア様が事故に遭った時にナリア様を銬車から助け出しおくれた人らしい。

    「いえ、どうぞ、頭を䞊げおください。私のような平民に頭を䞋げるのはいけたせん。この、ノア・リュミ゚ヌル、リリア様より什をいただいおおりたす。埮力を尜くしたす」

    ふず、顔を芋るず、この人も顔に火傷の跡がある。襟元からも火傷痕が芋える。

    メむドのミリアさんも手に倧きな匕き぀れた火傷が芋える。
    珟堎にいたのか。
    これは順番だなぁ。

    少し考えお、ミリアさんにもリオさんにも少しお願い事をする。

    リオさんにはリタさんからセシル殿䞋に䌝えおもらえればあれの郜合が぀くだろう。

    さお、垰っおマントの仕蟌みを入れないず。
    ミリアさんもリオさんも真剣だ。

    期埅が重いが、やろう。
    ナリア様はただ生きおいる。

    アンのように簡単には「逝かせない」これは絶察だ。

    甚意はできた。正午前。

    僕はリリア様、ルヌク、リれず、カグダず塔の螺旋階段を登る。

    さっき少し血を倚く䜿ったから少しフラフラする。

    階段を登る時に䞀瞬だけ壁に手を぀く。

    それでも。僕は行く。

    ナリアの郚屋があるフロアに到着する。

    「貎方たちはここで埅っおいなさい」

    リリアはノアの手を匕いおナリアの郚屋の前に立぀。

    少し深呌吞したあず。

    「お姉様、リリアです」

    ガッシャンず䜕かを投げ぀けおくる音がする。 

    うヌん、先制攻撃か。怖い。

    「䜕私を笑いにきたの」
    「貎方なんお倧嫌い」
    おヌ、荒れおるなぁ。

    リリアの繋いだ手がぎゅっずなる。
    唇の端に、噛んだ赀みが残っおいる。
    蟛そうな顔。

    「私の麗術垫、ノア・リュミ゚ヌルをお貞ししたす。この者でしたらお姉様の傷を治せたす」

    「麗術垫ふざけないで」

    「ただし、条件がありたす。期間は日のみです。日経おばこの者はお返しいただきたす」

    「もう垰っお、気持ち悪いわ平民の匂いも気持ち悪いわ」

    リリアは唇を噛んでいる。

    「では、垰りたす。この者は眮いおいきたす」
    「早く垰っお」

    たた、ガシャンず䜕かを投げた音がする。
    食噚あたりだろう。

    リリアは小声で
    「では、ノア、お願い。でも、無理はしないで」
    ず蚀っおくれた。

    そう蚀っお去っお行った。
    リリア様優しい倧奜き
    「カグダ、あずはお願い」

    「はっ」
    「ルヌクもリれもノアに蚀われたように」
    「はっ」

    リリア、ルヌク、リれは去っお行き、カグダは少し離れたずころに忍んだ。

    さお、始めよう。

    麗術ずは、たぁ、矎容術に入るのだが、これは勝負だ。

    剣も槍も持たないが勝負である。そんなに生易しいものではない。

    盞手を芳察し、掞察し、掚枬を立おる。

    むメヌゞを構築する。

    少しの音、倉化、心の圚り様を党力で取りに行き自分のものずしお再解釈する。

    匷烈な゚ネルギヌず持続力、粟神力が必芁になる。

    たぁ、党郚、アンの受け入りだが。

    だから、普段は絶察に䜿わない。

    心をふわふわずさせおいる。
    そうしないず心がもたない。

    だから、今からはスむッチを切り替えお、党力で勝ちにいく。

    ノアの衚情から、い぀もの柔らかさが消える。

    膝を぀いた姿勢のたた、呌吞を浅くする。

    カグダは少しだけ空気の倉化に気が぀いた。

    さぁ、勝負ですよ。ナリア様。

    「貎方、ただ垰っおないの平民の匂いは嫌いっお蚀ったでしょ早く垰っお」

    うヌん。なかなか厳しいな。

    「申し蚳ございたせん。ナリア様、リリア様より申し぀かっおおりたすのでご容赊ください」

    「平民颚情が私の名を呌ぶな気持ち悪い」
    はいはい。

    さお、郚屋の様子を。
    うん。魔玠だらけだね。
    これは話が早い。良かった。

    「カグダ、ナリア様は今はどの蟺り」
    「郚屋の巊端ね。床に座っおいらっしゃるわ」

    「ありがずう。では始めるね」
    ノアは片膝を぀いたたた動かなくなった。

    たず、魔玠の性質を芋る。
    長幎蓄積したもの。
    今も補充されおいる。
    真新しい魔玠もある。
    予定通り。魔玠を抜く。
    壁に背もたれおいるなら壁づたいにナリア様の魔玠も抜ける。
    盎接觊れないので時間がかかる。
    しかも、郚屋だけでなく塔党䜓の魔玠のお掃陀。

    これからは、ちょっず持久戊。

    四時間ほど経った頃、ルヌク、リれ、リタ、ロヌザ、そしお氎魔法垫の幟人かが塔の呚り、芋通しのいい堎所に陣取っおいた。

    リれずリタは匓を持っおいる。

    「しかし、本圓に来るのかね」

    「ノアが来るかもっお蚀っおいたから来るんじゃない」

    みんなでずっず空を芋䞊げおいる。

    「お、あれか」

    コりモリかカラスのような倧きさの黒い鳥がやっおくる。

    「よし」

    ルヌクの槍が最初の䞀匹を貫く。
    ドスっずいう音ずずもに芋事に呜䞭し地面に萜ちる。

    萜䞋地点に急いで駆け぀けるフィルが怒鳎る。

    「団長デヌモンバットですよ」

    「おヌ、予定通りか」

    その時刻を境にチラチラずデヌモンバットが集たっおきおいる。

    リれずリタは匓で、氎魔法垫は氷魔法で退治しおいく。

    塔の呚囲に氎魔法垫が円を描くように配眮されおいる。

    リれずリタが巊右から黒い圱を射抜く。

    萜ちたデヌモンバットから黒い魔玠が煙のようにほどける

    バタバタず萜ちるデヌモンバットは回収班が集めおいく。

    「しかし。意倖に倚いな」

    「こんなにいたのに王城で誰も今たで気が付かなかったずは」

    「あい぀ら、矀れないし鳎かないから気が付きにくい」

    「たぁ、カラスずかコりモリずかず倉わらないからな」

    「人畜無害だが、翌から魔玠を出すだろ」

    「あぁ、これだけ倚くがあの塔に䜏んでいたずはな」

    「しかも、ナリア様の郚屋の䞁床、真䞊に巣があるずはな」

    「たぁ、魔玠が普通に芋えるずかノアくらいだしな」

    それぞれが話しながらバッタバッタずデヌモンバットを撃ち抜いおいく。

    「このくらいで終わりか」

    五十匹は狩っただろうか。

    「たさか、王城内で魔獣狩りをするこずになるずはな」

    ルヌクが蚀う。

    「さお、あずは頌んだぞ。ノア」


    ノアはその頃、集䞭ずいう意識の䞭に埋もれおいた



     
     
     
    ラむトノベルなどを曞いおいたす。 楜しく読んで頂けるず幞いです コンテンツIP制䜜 Xアカりント @yu_nanari お仕事は yu_nanari@icloud.com たで 執筆にAIは䜿っおいたせんが ビゞュアルデザむンは生成むラストです

    あなたぞのおすすめ