メインコンテンツへスキップ
見出し画像

Kemperプロファイルは、なぜ“アンプ名”だけでは選べないのか。Gain、Cab、Mic Position、入力条件の話

    Kemperプロファイルを探すとき、最初に目に入るのはアンプ名である。
    Marshall。
    Mesa/Boogie。
    Fender。
    Soldano。
    Diezel。
    Bogner。
    Laney。
    Peavey。
    有名なアンプ名が並んでいると、それだけで音が想像できる。
    JCM800なら、あの音。
    Rectifierなら、あの音。
    Bassmanなら、あの音。
    そう考えるのは自然である。
    しかし、Kemperプロファイルは、アンプ名だけで選ぶものではない。
    同じアンプでも、Gainが違えば音は変わる。
    EQが違えば音は変わる。
    キャビネットが違えば音は変わる。
    マイク位置が違えば音は変わる。
    入力信号が違えば、演奏時の反応も変わる。
    つまり、Kemperプロファイルは「アンプ名」だけでは完結しない。
    それは、あるアンプを、ある設定で、あるキャビネットにつなぎ、あるマイク位置で記録した音である。
    アンプ名は重要である。
    しかし、それは入口であって、すべてではない。

    アンプ名は、音の方向を示す

    アンプ名には意味がある。
    Marshall系なのか。
    Fender系なのか。
    Mesa/Boogie系なのか。
    Soldano系なのか。
    Diezel系なのか。
    それだけで、音の大まかな方向は見える。
    クリーンが得意なのか。
    クランチが得意なのか。
    ハイゲインなのか。
    ローが大きいのか。
    中域が前に出るのか。
    高域が鋭いのか。
    アンプ名は、音の出発点である。
    だから、商品名やプロファイル名にアンプの情報が入っていることは大切である。
    しかし、アンプ名だけでは、そのプロファイルが実際にどのような音なのかは決まらない。
    同じMarshallでも、クリーン、クランチ、リードではまったく違う。
    同じMesa/Boogieでも、Mark系とRectifier系では方向が違う。
    同じアンプでも、チャンネルやモードで音は変わる。
    アンプ名は、音の地図である。
    しかし、目的地そのものではない。

    同じアンプでもGainで別物になる

    Gainは、プロファイルを選ぶうえで非常に大きい。
    低いGainでは、ピッキングの表情が見えやすい。
    コードの分離が残る。
    ギターのボリューム操作も効きやすい。
    クランチやローゲインのプロファイルは、弾き手の入力に敏感である。
    一方、高いGainでは、サステインが伸びる。
    音が太くなる。
    単音が前に出る。
    リフが弾きやすくなる。
    しかし、歪みが増えれば、コードの分離は減ることがある。
    低域が膨らむこともある。
    ピッキングの差が圧縮されることもある。
    同じアンプでも、Gainが違えば役割が変わる。
    バッキング向けなのか。
    リード向けなのか。
    クランチなのか。
    メタルなのか。
    アンプ名だけではなく、どの程度のGainで記録されているかを見る必要がある。

    “歪んでいる”にも種類がある

    Kemperプロファイルを選ぶとき、「歪んでいるかどうか」だけでは足りない。
    歪みには種類がある。
    粗い歪み。
    細かい歪み。
    粘る歪み。
    乾いた歪み。
    低域が押し出す歪み。
    中域が前に出る歪み。
    高域が鋭い歪み。
    同じGain量に見えても、アンプによって歪みの質は違う。
    さらに、キャビネットやマイク位置でも歪みの見え方は変わる。
    Center寄りのマイクでは、歪みの粒が見えやすい。
    Edge寄りでは、歪みがまとまりやすい。
    つまり、歪みの量だけでなく、歪みがどう記録されているかが重要になる。
    プロファイル名にGainの段階や用途が入っていると、選びやすくなる。

    EQはアンプの表情を変える

    アンプのEQも大きい。
    Bass。
    Middle。
    Treble。
    Presence。
    Resonance。
    Depth。
    どの帯域をどう扱うかで、音は変わる。
    低域を上げれば、太くなる。
    しかし、上げすぎればもたつく。
    中域を上げれば、前に出る。
    しかし、上げ方によっては鼻づまりにもなる。
    高域を上げれば、抜ける。
    しかし、痛くなることもある。
    Presenceを上げれば、空気感や輪郭が出る。
    しかし、耳に近くなりすぎることもある。
    Kemper上でも後からEQは調整できる。
    しかし、元のプロファイルがどのようなアンプ設定で作られたかは重要である。
    アンプ側のEQで作った音と、後からKemper側で補正した音は、必ずしも同じではない。
    歪む前に帯域を変えるのか。
    歪んだ後に帯域を整えるのか。
    キャビネットやマイクを通った後に補正するのか。
    それぞれ意味が違う。

    チャンネルとモードは、アンプ名以上に重要なことがある

    多機能アンプでは、チャンネルやモードが非常に重要である。
    Clean。
    Crunch。
    Lead。
    Modern。
    Vintage。
    Bright。
    Fat。
    Top Boost。
    Contour。
    同じアンプでも、チャンネルやモードが変われば、別のアンプのように感じることがある。
    特にMesa/BoogieやDiezel、ENGL、Bognerのような多機能アンプでは、アンプ名だけでは足りない。
    どのチャンネルなのか。
    どのモードなのか。
    どのスイッチが入っているのか。
    それがわからないと、プロファイルの意味が見えにくい。
    購入者が欲しいのは、単に「Mesaの音」ではない。
    どのMesaなのか。
    どのチャンネルなのか。
    どの方向の音なのか。
    そこまでわかると選びやすい。

    キャビネットで音は大きく変わる

    Kemperプロファイルでは、キャビネットも重要である。
    同じアンプでも、キャビネットを替えると音は大きく変わる。
    1×12。
    2×12。
    4×12。
    オープンバック。
    クローズドバック。
    スピーカーの種類。
    箱の大きさ。
    これらで音の出方は変わる。
    低域の量。
    中域の押し出し。
    高域の鋭さ。
    音のまとまり。
    前に出る感じ。
    録音されたギターアンプの音は、アンプヘッドだけの音ではない。
    キャビネットを鳴らし、マイクで拾った音である。
    Kemper公式でも、PROFILEは基本的にアンプ部分とキャビネット部分から成り、キャビネットを後から組み合わせることもできると説明されている。
    つまり、キャビネットはプロファイルの一部であり、後から分けて考えることもできる要素である。
    アンプ名だけでなく、どのキャビネットで記録されたかを見る必要がある。

    マイク位置で音は変わる

    キャビネットの前にマイクを置く。
    その位置だけでも、音は変わる。
    Center寄りなら、明るく、輪郭が出やすい。
    歪みの粒も見えやすい。
    Edge寄りなら、高域が落ち着き、太さやまとまりが出やすい。
    同じアンプ。
    同じキャビネット。
    同じマイク。
    それでも、マイク位置で音は変わる。
    だから、Kemperプロファイルを選ぶときには、Mic Positionも重要になる。
    CSLでは、マイク位置を無数に増やすのではなく、CenterとEdgeという代表点に絞っている。
    これは、マイク位置の可能性をすべて網羅するためではない。
    選びやすく、比較しやすくするためである。
    Centerは明るい側。
    Edgeは太い側。
    このように整理されていれば、購入者は自分の用途に合わせて選びやすい。

    “同じアンプの別プロファイル”には意味がある

    Kemperでは、同じアンプから複数のプロファイルを作ることがある。
    これは重複ではない。
    Gainが違う。
    EQが違う。
    チャンネルが違う。
    マイク位置が違う。
    キャビネットが違う。
    入力条件が違う。
    それぞれ意味がある。
    たとえば、同じアンプでも、
    Clean。
    Crunch。
    Lead。
    High Gain。
    Center。
    Edge。
    Boosted。
    このように分けると、それぞれ使いどころが違う。
    一つのプロファイルで、すべてをまかなう必要はない。
    むしろ、アンプの複数の状態を記録することで、使う側は選びやすくなる。
    重要なのは、数を増やすことではない。
    違いがわかるように整理することである。

    プロファイル名は、商品説明の一部である

    Kemperプロファイルの名前は、ただのファイル名ではない。
    商品説明の一部である。
    アンプ名。
    チャンネル。
    Gain段階。
    マイク位置。
    キャビネット。
    必要ならBoostの有無。
    これらが名前や説明に入っていれば、使う人は選びやすい。
    逆に、名前が曖昧だと、どれを選べばよいかわからない。
    たとえば、
    Amp 01。
    Amp 02。
    Amp 03。
    これでは、音を聴くまで意味がわからない。
    一方で、
    Clean Center。
    Crunch Edge。
    Lead Center。
    High Gain Edge。
    このように整理されていれば、音を聴く前から方向が見える。
    プロファイル名は、音を説明するための入口である。

    名前を長くすればよいわけではない

    ただし、プロファイル名に情報を詰め込みすぎるのも問題である。
    アンプ名。
    チャンネル。
    Gain。
    EQ。
    キャビネット。
    マイク。
    マイク位置。
    入力条件。
    日付。
    バージョン。
    すべて入れようとすると、名前が読みにくくなる。
    使う側にとって重要なのは、必要な情報がすぐにわかることである。
    全部を名前に入れる必要はない。
    名前には、選ぶために必要な情報を入れる。
    詳細は商品説明に書く。
    この分け方が大切である。
    プロファイル名は短く。
    商品説明は詳しく。
    このバランスがよい。

    商品説明で伝えるべきこと

    商品説明では、プロファイル名だけでは伝えきれない情報を書く必要がある。
    どのアンプを使ったのか。
    どのチャンネルを使ったのか。
    どのキャビネットを使ったのか。
    マイク位置はCenterなのかEdgeなのか。
    Gainの方向はどのあたりか。
    クリーン、クランチ、リードのどれに向いているか。
    ブースターを使っているか。
    入力条件はどう考えているか。
    これらが書かれていれば、購入者は安心して選べる。
    音源を聴くだけで判断する人もいる。
    しかし、文章で条件が整理されていると、音源の意味がわかりやすい。
    この音がなぜ明るいのか。
    なぜ太いのか。
    なぜ歪みが深いのか。
    なぜ別プロファイルがあるのか。
    説明があることで、選択肢が整理される。

    “使いやすいプロファイル”とは何か

    使いやすいプロファイルとは、単に良い音のプロファイルではない。
    どの用途に向いているかがわかるプロファイルである。
    クリーンなのか。
    クランチなのか。
    リードなのか。
    バッキング向けなのか。
    単音向けなのか。
    ハムバッカー向けなのか。
    シングルコイルでも使いやすいのか。
    ミックスで前に出るのか。
    単体で気持ちよいのか。
    こうした方向が見えると、使いやすい。
    音が良いだけでは、選ぶときに迷うことがある。
    特にプロファイル数が多い場合、整理されていないと使いにくい。
    CSLの商品では、音そのものだけでなく、選びやすさも重要になる。

    アンプ名を隠す場合でも、条件は伝えられる

    Kemperプロファイル販売では、商標や権利の問題を避けるために、実在のアンプ名を商品上でぼかすことがある。
    これは現実的な対応である。
    しかし、アンプ名を直接出せない場合でも、条件は伝えられる。
    英国系クランチ。
    米国系クリーン。
    90年代ハイゲイン。
    モダンメタル向け。
    小型クラスA系。
    ラックプリアンプ系。
    このように方向性を示すことはできる。
    さらに、
    Center。
    Edge。
    Clean。
    Crunch。
    Lead。
    Boosted。
    Raw。
    こうした条件を組み合わせれば、アンプ名がなくても選びやすくなる。
    アンプ名を隠すことと、音の説明を曖昧にすることは同じではない。
    むしろ、アンプ名に頼らない分、条件説明はより重要になる。

    アンプ名だけに頼ると、期待がずれる

    有名なアンプ名には強いイメージがある。
    JCM800ならこういう音。
    Rectifierならこういう音。
    Twinならこういう音。
    そうしたイメージは便利である。
    しかし、強すぎるイメージは期待のズレも生む。
    JCM800といっても、Gain設定、入力、キャビネット、マイクで音は変わる。
    Rectifierでも、モードやEQで印象は大きく変わる。
    Twinでも、クリーンだけではなく、音量や入力で表情は変わる。
    アンプ名だけで期待すると、実際のプロファイルを聴いたときにずれることがある。
    だから、CSLではアンプ名のイメージだけに頼らず、どういう条件で記録された音なのかを伝える必要がある。

    Kemper上で後から調整できること

    Kemperでは、完成したプロファイルを後から調整できる。
    Gainを変える。
    EQを変える。
    Cabinetを変える。
    Definitionなどのパラメータを調整する。
    エフェクトを足す。
    Kemper公式も、GainやEQで自分のギターに合わせて音を調整でき、Cabinet部分を後から組み合わせられると説明している。
    つまり、プロファイルは固定された音源ではない。
    使う人が調整できる。
    ただし、後から調整できるからといって、元のプロファイルの条件がどうでもよくなるわけではない。
    元の状態が良ければ、調整しやすい。
    元の意図が明確なら、使い道が見えやすい。
    プロファイルは、完成品であり、素材でもある。

    Liquid Profiling以降の考え方

    KemperはLiquid Profilingによって、従来のプロファイリングにアンプモデル由来のゲイン構造やトーンスタックの考え方を組み合わせる方向を示した。
    これは、プロファイルが単なる静的な音のスナップショットだけではなく、アンプのコントロールとの関係も重要であることを示している。
    もちろん、すべてのプロファイルがLiquid Profileである必要はない。
    従来のプロファイルにも価値はある。
    しかし、ここから見えるのは、設定情報の重要性である。
    プロファイル作成時のアンプ設定。
    Gain。
    EQ。
    トーンスタック。
    キャビネット。
    これらをどう残し、どう説明するか。
    今後、Kemperプロファイルではますます重要になる。
    CSLでも、単に音を作るだけでなく、どういう状態を記録したのかを整理する必要がある。

    入力条件もプロファイルの体験に関わる

    プロファイルを演奏するとき、入力されるギター信号によって反応は変わる。
    シングルコイル。
    ハムバッカー。
    高出力ピックアップ。
    低出力ピックアップ。
    ギター側のボリューム。
    ピッキングの強さ。
    これらは完成したプロファイルの反応に影響する。
    また、CSLではKemperのリファインにリアンプを使い、同じDI信号で条件を揃えている。
    これは、プロファイル作成時の入力条件をできるだけ安定させるためである。
    ただし、購入者が演奏するときには、その人のギターと弾き方で鳴る。
    だから、商品説明では「このプロファイルはこういう入力条件で作られている」という考え方を持っておくとよい。
    プロファイルは固定された音ではなく、入力に反応する。
    ここも、アンプ名だけではわからない部分である。

    CenterとEdgeは選びやすさのためにある

    CSLでは、マイク位置をCenterとEdgeの2つに絞っている。
    これは、マイク位置が2種類しかないという意味ではない。
    実際には、マイク位置の組み合わせは無数にある。
    中心から何cm外すか。
    グリルから何cm離すか。
    角度をつけるか。
    別のマイクを足すか。
    部屋を入れるか。
    細かく分ければ、いくらでもバリエーションを作ることができる。
    しかし、選択肢を増やしすぎると、使う側は選びにくくなる。
    そこでCSLでは、代表点としてCenterとEdgeを使う。
    Centerは輪郭と明るさ。
    Edgeは太さとまとまり。
    この2つにすることで、同じアンプの違いを比較しやすくし、商品としても選びやすくしている。

    Boostedを入れる場合は、意味を分ける

    場合によっては、ブースターを挟んだプロファイルを作ることも考えられる。
    これは音作りとして有効である。
    アンプを少し押した方が気持ちよい場合がある。
    低域が整理される場合がある。
    歪みの粒がそろう場合がある。
    しかし、ブースターを使った音は、アンプ単体の入力反応とは違う。
    だから、標準プロファイルとは分けて扱う方がよい。
    Raw。
    Normal。
    Boosted。
    このように分ければ、意味が伝わる。
    Boostedは、アンプ本来の記録を置き換えるものではない。
    CSLによる実用的な音作りのバリエーションである。
    こう説明すれば、購入者も理解しやすい。

    プロファイル数は多ければよいわけではない

    Kemperプロファイルの商品では、数が多いことが魅力になる場合がある。
    100 Profiles。
    200 Profiles。
    Huge Pack。
    数が多いと、得をしたように見える。
    しかし、数が多ければ使いやすいとは限らない。
    違いがわからないプロファイルが大量にあると、選ぶのが大変になる。
    似たような音が並ぶと、結局どれを使えばよいかわからない。
    CSLでは、数を増やすことよりも、意味のある違いを残す方がよい。
    Clean。
    Crunch。
    Lead。
    Center。
    Edge。
    必要に応じてBoosted。
    このように、違いが説明できる数に整理する。
    プロファイルは多ければ良いのではない。
    使う人が選べることが重要である。

    商品としての安心感

    購入者にとって大切なのは、音が良いことだけではない。
    何を買っているのかがわかることも大切である。
    このプロファイルは、どういう音なのか。
    どの用途に向いているのか。
    なぜ複数入っているのか。
    CenterとEdgeは何が違うのか。
    Gain違いは何のためにあるのか。
    Boostedは標準と何が違うのか。
    それがわかれば、購入者は安心しやすい。
    逆に、条件が曖昧だと、不安になる。
    アンプ名だけでは、期待と違う可能性がある。
    数字だけでは、音の方向が見えない。
    だから、CSLでは商品説明を丁寧にする必要がある。
    これは、マーケティングのためだけではない。
    記録としての誠実さでもある。

    プロファイルを選ぶ順番

    Kemperプロファイルを選ぶときは、アンプ名だけで決めない方がよい。
    まず、用途を見る。
    クリーンなのか。
    クランチなのか。
    リードなのか。
    バッキングなのか。
    次に、Gainを見る。
    歪みの量が合っているか。
    ピッキングの反応が欲しいのか。
    サステインが欲しいのか。
    次に、マイク位置を見る。
    明るさが欲しいならCenter。
    太さやまとまりが欲しいならEdge。
    次に、必要なら入力条件を見る。
    Rawなのか。
    Boostedなのか。
    最後に、自分のギターで弾いて調整する。
    GainやEQを少し変える。
    Kemper側で整える。
    この順番で見ると、プロファイルは選びやすくなる。
    アンプ名は大事だが、最初の手がかりにすぎない。

    CSLで記録する意味

    CSLでKemperプロファイルを作るとき、重要なのは「有名アンプの名前を並べること」ではない。
    どの状態を記録したのか。
    どの条件で記録したのか。
    どう選べばよいのか。
    それを残すことである。
    アンプ名は魅力である。
    しかし、Kemperプロファイルはアンプ名だけではない。
    Gain。
    EQ。
    Cab。
    Mic Position。
    入力条件。
    リファイン。
    これらが組み合わさって、一つのプロファイルになる。
    だから、CSLではプロファイル名や商品説明を整理する。
    CenterとEdgeを分ける。
    必要に応じてGain段階を分ける。
    Boostedを使うなら明示する。
    アンプ名を出せない場合でも、音の方向性と条件を伝える。
    これによって、購入者は安心して選べる。

    Kemperプロファイルは、なぜ“アンプ名”だけでは選べないのか

    Kemperプロファイルは、アンプ名だけでは選べない。
    それは、アンプ名が意味を持たないからではない。
    むしろ、アンプ名はとても重要である。
    しかし、それだけでは足りない。
    同じアンプでも、Gainで変わる。
    EQで変わる。
    チャンネルで変わる。
    キャビネットで変わる。
    マイク位置で変わる。
    入力条件で変わる。
    完成したプロファイルを弾くときには、使用ギターでも変わる。
    だから、プロファイルは条件と一緒に見る必要がある。
    CSLが目指すのは、ただプロファイルを増やすことではない。
    使う人が選べるように、意味のある違いを整理して残すことである。
    アンプ名は入口である。
    Gainは歪みの深さを示す。
    Cabは音の出口を決める。
    Mic Positionは明るさや太さを変える。
    入力条件はアンプの反応に関わる。
    それらを合わせて、Kemperプロファイルは一つの音になる。
    だからこそ、CSLではプロファイル名と商品説明を大切にしたい。
    音だけでなく、条件も残す。
    それが、実機アンプをKemperプロファイルとして販売するうえでの、ひとつの誠実さだと思う。


    関連記事

    Chuuni Sound Lab
    「Kemperプロファイルは実機の代用品なのか。CSLが販売しているもの」
    https://note.com/chuuni_sound_lab/n/nceff6784ad3b
    Chuuni Sound Lab
    「ギターアンプの音は、なぜマイク位置で変わるのか。Center、Edge、距離、角度の話」
    https://note.com/chuuni_sound_lab/n/n27c20e48670c
    Chuuni Sound Lab
    「ギターのボリュームを下げると、なぜ音が変わるのか。アンプ入力、ピックアップ、歪みの入口の話」
    https://note.com/chuuni_sound_lab/n/nab4c36c8f71f


    参考資料

    Kemper
    「PROFILER Overview」
    https://www.kemper-amps.com/profiler/overview
    Kemper
    「Liquid Profiling: PROFILING meets modeling」
    https://www.kemper-amps.com/news/88/Liquid_Profiling_PROFILING_meets_modeling
    Kemper
    「PROFILER User Manuals / Downloads」
    https://www.kemper-amps.com/downloads/5/User-Manuals
    Guitar World
    「Kemper Profiler Head MK2 review」
    https://www.guitarworld.com/gear/combo-amps/kemper-profiler-head-mk2-review

     
     
    Chuuni Sound Lab(CSL)は、ギターアンプや周辺機材を実機で検証し、歴史の脇道に残された音をKemperプロファイルとして記録・販売するプロジェクトです。

    あなたへのおすすめ