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[オリジナル曲:DTM] 『ぼっち・ざ・れびゅー!』ED曲公開~!:楽曲制作の手の内も明かしちゃう

先日公開したオープニング曲に続いて、エンディング曲も完成しました!

終わりのない世界なのに、エンディングが存在するという不思議。

まずは聞いてください。

できたら爆音で。

曲名:Glow
作詞:西野葵|作曲・編曲・動画:大橋ちよ
歌:kokoro_hashiru&大橋ちよ|朗読:藤みけ
All produced by OUCHI project

▽そしてオープニング曲も聞いてね。

曲名:en
作詞:U|作曲・編曲・動画:大橋ちよ
歌:U&大橋ちよ
All produced by OUCHI project

※楽曲制作にいずれも生成AIは使っていません。
動画の一部にはAIが作ってくれたパターンは使っています。
これはAIを否定するものではなく、人間が作ってると言いたいだけのコメントです。

楽曲制作について、ちょっと語りたい。
しばしお付き合いいただければと思います。



◎オンラインコラボを私が始めたきっかけとは…

今回のプロジェクトでは、複数人で音楽を作っています。

このメンバー…実はリアルで会ったことはないのです。完全なるオンライン上の友達です。

数年前までなら、自分がこのようなコラボをやるようになるとは思ってもいませんでした。

私は普段ひとりか、音楽パートナーでもある夫とふたりか…とても少人数で音楽を作っています。

これまで複数のバンドやユニットをやってきたし、今のユニットでもバンド編成でライブすることもあり、音楽は複数人で作るととてつもなく広がるということを私は知っています。

なんだけど、2020年。

日本にも新型コロナウイルスのパンデミックが襲いかかり、人があつまってなんぼのイベント業界は壊滅的な打撃を受けました。

でも私たちは音楽をやめられない…。

それまでリアルワールドでの音楽を中心にやってきた私も、人と会えない中でもできる音楽を模索しはじめました。

音楽業界だけなく、新しい生活スタイルでできることを模索する人たちがたくさんいて、ここ数年でさまざまな技術進歩があったり、新たなサービスが始まったりしました。

人間のカウンターってすげーなって思いますよ本当に。

こうして世界中のミュージシャンが家から音楽をがんがん配信しはじめました。

これまでも、遠く離れた人と一緒に楽曲制作をしたことはあったのですが、それがより当たり前に、自分もやるようになったのです。

そういう背景があり今に至るのです。


◎どうやって曲を作ってる?

作った曲をネット上に公開するようになって、私もやってみたい!という人から「どうやって作っているの?」と質問を時々いただきます。

私の作り方は少々特殊なので参考にならないかもしれませんが、せっかくなので、手の内を明かしていきたいと思います。


・ひとりで曲を作るとき

曲を作る人どうしの会話として、「どこから作る?」という話題があります。

これ、千差万別で聞くと面白いです。

私は楽器を弾いて作曲するのではなくて、パソコンのソフトに楽譜を打ち込んで作曲をしています。
このソフト使って音楽制作をすることをDTMと言います。

▽こういう画面です。今は楽譜というか、この棒みたいのを入力して曲をつくります。※楽譜で入力するタイプのソフトもあります。
私にはこの棒が音楽に見えています。

ちなみに使っているソフトはReasonです。これメインで使ってるの、たぶん日本でちょいレアです。

DTMを始めた初期のころは手元に鍵盤(キーボード)を置いて音を確認したり、リアルタイム入力で打ち込んだりもしてましたが、今はそれもやってません。
音楽ソフトが撃ち込んだ音を再生してくれるので、それをちょいちょい聞きながら曲を組み立てていきます。

で、どこから作る? ですが、私はリフから曲を作ります。

リフというのは、なんというか、曲の伴奏のフレーズみたいなものです。

▽この曲を聞いてもらったらリフから作ってる意味がわかると思います。

ダークファンタジーっぽい厨二な曲(インスト)なのでぜひきいてくださいw

この作り方はたぶんあんまり一般的ではないと思います…。
テクノよりの人はやるかもしれません。

歌を作る人はわりと、コード進行から作る、メロディから作るって人が多いのかな。

もしも、音楽理論はわからないけど歌をつくりたい…って人は、メロディだけ作って作曲できる人に「はいこれ」って投げると曲になって戻ってくると思います。
私もそういう企画をたまにやっています。

今やAIさんが曲も作ってくれる時代ですが、AIにお願いするにしても、自分がどういう曲をを作りたいのか明確に指示したり、言葉で曲の雰囲気を伝えられるくらいの知識は必要なのではと私は思っています。

ちょっと強い言葉を使いますが、AIは何でもパッと作ってくれますが、ちゃんと指示しないとクソほどつまらないゴミみたいなものを大量生産してしまいます。
それはAIが悪いのではなくて、指示の解像度の問題…。

音楽は人の心に作用するものですから、AIが作ったものでも、そこに人間の情熱が注がれていれば心動かすものが完成します。
制作過程の開示も今後エンタメの一つになっていくのではと感じています。

この違い…わからなくなってしまうと人間は終わりだぞ。って私は思っています。


はい、話が大幅にそれましたが、私が普段曲を作る工程はざっくりこんな感じです。

リフを考える
 ↓
音色(奏でる楽器やシンセの音)を選ぶ
 ↓
ベースやドラムを足していく
(ベースやドラムから曲を作る場合もある)
 ↓
コード進行を決める
(ワンコードの曲も多い)
 ↓
メロディーを決める
 ↓
曲の構成を決める
 ↓
伴奏の音のパートを増やしたり減らしたりして全体を完成させる
 ↓
作詞する(歌ものの場合)

こんな感じです。
作詞は最後です。完成した詞にあわせて曲の構成やアレンジを最後に変えたりとかもあります。

この後、配信とかするなら、歌もの場合は歌をとって、また全体のミキシングをし、最終的にマスタリングして完成です。

最後の調整の話をすると長くなるので省略…。ミキシングとかマスタリングは、最後の音のバランス調整です。

私は極端な低音フェチということも相まって、この最後の調整がとても苦手です。なのでマスタリングはAI頼みです…。

ちなみに、Pro Toolsは使ってないです。最近使わない人多いよね。

こんな感じで、作曲とか作詞にAIは使いませんが、最後の調整部分でAIを活用しています。私の耳がクソなので…。


・コラボで曲を作るとき

noteを初めてから私は初めて歌詞が先ある作曲に挑戦しました。

詞先しせんという言われ方をします。

企画として、詞を先に書いてもらうのも、メロディに歌詞を書いてもらうのも両方やりましたが、みなさん、詞を先に書く方が参加しやすい傾向にあることがわかってきました。

メロディに詞を乗せるのは、文字数だけでなく、音節とか音階とかも関わてくるのでハードルが上がるのです。
その辺については以前記事にまとめましたので興味のある人はぜひ読んでみてください。

で、企画としては自由に詩を書いてもらってそれを曲にしていく方が成立しやすいのです。

つまり詞先の企画の方が割合として多い。

詞先は、私的には普段の制作工程と逆順になるのでめっちゃむずい。でもむずいほどに燃えてしまう。

投稿された詩を次々と楽曲化していくという狂気の企画に作曲班で参加したりして、私は修業を積んでいます。


・詞先での作曲方法について

メロディを作るとき、私は言葉のイントネーションと音階をできるだけ合わせて作りたい派なので、詞が先にある場合は、コード進行より先にメロデイから作り始めます。

喋っているのと同じように自然に言葉とメロデイを融合させたいのです。
それと逆に、わざと外す部分とかも作りたい。

言葉にあわせて鼻歌でまずはメロディを考えていきます。
※メロを作るときに鼻歌で作るのは曲先でも同じ。

詞先の曲って、たぶん作曲する人なら何となくわかっちゃうような、メロディに妙な不自然さがあるんですよ。

それは、メロディから言葉を紡いでいるのではなくて、言葉がメロデイを作っているからなんですね。

このような手法で作曲をすると発想の飛躍が起こり、面白い楽曲が産まれます。

これがですね、どえらく楽しいわけです。

だから、みなさん。もしも私が歌詞を募集していたら、こんなの曲にできるかいな!って感じの詩をばんばん送りつけてください。

ドMの私が喜びます。


◎「en」と「Glow」の制作について

今回の楽曲制作は、『ぼっち・ざ・れびゅー!』の座談会のときにノリで決まっていったものです。

どうせやるなら、コラボ曲にしたいと思って、歌詞を作ってみて~と座談会でお願いをしました。

すると、西野葵さんとUさんから素敵な詩があがってきました。

最初はこれを合体させて一つの曲にしようと思っていたのですが、2曲いっちゃう?? ってなことで、今回のオープニングとエンディングの曲となりました。

終わりのない企画なのにエンディング曲があるのなかおもろい…というノリです。

そして、歌ですが、いち早くkokoro_hashiruさんが手を挙げてくれていたので、歌もコラボで作ろうと決めました。

前からUさんもオリジナル曲を弾き語っているのを知っていましたので、Uさん作詞の方はUさんに参加してもらって、西野葵さんの詩の方をkokoro_hashiruさんに歌ってもらうことになりました。


・男声の歌を作るのが実は初めて

私は誰かに楽曲提供とかしたことがないので、男声曲を作ったことがありません。つうか、自分以外の人が歌う前提の曲を作ったことがない…。

これは私的には未知なる挑戦でした。

私の曲って、自分でも歌いづらいんですよね…。なるべく歌いやすいメロディで作りたい…でもキーがよくわからず…。

kokoro_hashiruさんのお声は聞いたことがなかったので、事前に原曲キーで一番歌いやすい歌をカラオケなどで歌ってる音声を送ってもらいました。
(とても良い声と知る)

歌録りってそこそこタフな作業なので、フルコーラスだといろいろ大変だ…と思い、ここぞというところで登場してもらえるように構成を練りました。

Uさんの歌声やkokoro_hashiruさんの歌声を聞きながら、どこに入ってきたらエモいか…など考えながら…。

お二人が歌うことを前提に作りましたが、でもちょっと歌いにくかったかもですね。すみません。精進します。
こればっかりは、対面できない環境では回数を重ねていかないとコツがつかめなさそうです。


・朗読も入れたい…と思いつく

西野葵さんの詩を見ていて、どうしても朗読にしたい部分がありました。

ちょっと私的にも音楽と朗読の融合をいろいろ挑戦したい熱も高まっていることもあり。

ぼっちの企画で朗読もちょうど始まったところですので、朗読参加者のどなたかに読んでもらうのがいいのでは…と思いUさんに相談しました。
そして、デモができた段階で、藤みけさんを誘ってもらって朗読をしてもらいました。
これがドはまりで鳥肌です。

藤みけさんはぼっちの朗読企画にも参加されているのでみなさんどうぞ堪能してください。


・コラボ曲 制作の工程

これはいろいろなやり方があると思うので、あくまでも私のやり方です。

コラボ曲の制作では当然ながら複数人が関わることになりますので、段階を追っての確認作業が必要になってきます。

noteにはグループDM的な機能がないので、企画運用の水面下のやりとりは、XのDMのグループ機能を使うという伝統? があります。

これはLINEなどよりもプライベートを侵蝕してこないのでお勧めです。

見れるときに確認してね☆ これが基本スタイルです。

私を含めて作曲班の中には暴走系が多数存在しますので、DMも暴走します。
※私など暴走の中でもゆっくりしてる方ですよ~。

これで結構、あわわわわ~とさせてしまうこともあるんですけど、見れない時は全部スルーでいいですからねwww

仕事ではなくてお遊びですから、企画と関係ない話で盛り上がったり、冗談ばっかり言っててもいいのです。

また話がそれちゃいましたが、今回の企画もXのDMを使って、途中の確認とか相談とかしながら作っていきました。

コラボ曲の時の私の工程はこんな感じ。

歌詞をもらう
 ↓
メロつくる
 ↓
コード進行決める
 ↓
ピアノだけとかの簡単な伴奏とメロのデモ曲を作成
(歌は入れない)
 ↓
曲と歌詞のみ動画をYoutubeに限定公開
メンバーに見てもらいます。曲調OKか。
 ↓
仮歌を入れて、もう一度デモをYoutubeに限定公開
メンバーに見てもらいます
(歌入るとよりイメージがはっきりしてきます)
 ↓
私以外の歌や朗読のパート部分のみを分割して、その部分だけYoutubeに限定公開
歌の人には伴奏のmp3も送付
※ボーカル慣れてる場合は「ここ歌って~」だけで済ませる場合もあり。
 ↓
各自 歌を録ってもらいます
 ↓
歌のデータが届いたら、実際に曲にはめてみます。
※ここ鳥肌ポイント
 ↓
私の本歌録り。曲に入れます。
 ↓
全体のアレンジを完成させます。
 ↓
まずはスタエフ等使って完成した曲を聞いてもらいます。
 ↓
GOGO!! が出たら動画を作りYoutubeに公開…

こんな感じです。

今回は動画も私が作りました。
動画は本職ではないですが、フリー素材とかAI動画とかを組み合わせて作っています。
いつかここもがっつりやりだしそうで自分が怖い…。

こうして、2曲が完成しました。

普段ひとりで曲を作っていると自己完結しちゃうことも多いので、制作途中でいろいろ確認してもらったり、アイディアを出してもらったり、声を録ってもらったり、一緒に作るのがとても楽しかったです。

一緒に作ったみなさまありがとう☆

私も不慣れなところがあって、みなさんが楽しく参加できるように模索中のところが多々あり。

もっといろいろな人が巻き込まれていくと、表現の幅も広がっていくのでは…と妄想しています。

そのうち、小説を書いていたはずなのに、なぜか踊り出したりするかもしれない…。
なんでもやっていきたいな~と思っている今日この頃です。

それではまた。


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