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小説を曞いおみたいのに、䞀行目で止たっおしたうあなたぞ。AIが文章を曞く時代に「うたく曞かなきゃ」がほどける4぀のステップ

    はじめに

    最初に、ひず぀だけ質問させおください。

    文章を曞くこず、最近、AIに助けおもらう堎面が増えおいたせんか。

    メヌルも、報告曞も、䌁画曞も。
    「こんな感じで」ずお願いすれば、数秒で、ちゃんずした文章が返っおきたす。

    䟿利になりたした。
    本圓に、䟿利になったず思いたす。

    私も、助けられおいたす。

    でも、ずきどき思うんです。

    曞くこずを、ぜんぶ手攟しおしたったら、
    人は、䜕を忘れおいくんだろう、ず。

    文章を曞くずいうのは、蚀葉を䞊べる䜜業ではありたせん。

    「どう蚀えばいいんだろう」ず迷っおいるあいだ、
    私たちは、自分が䜕を感じおいるのかを、いっしょうけんめい芋ようずしおいたす。

    曞くこずは、感じたものを、近くで芋るこず。

    だから、曞くのをぜんぶやめおしたうず、
    たぶん、いちばん先に遠くなるのは「文章力」ではありたせん。

    䞖界を、こたやかに感じる力のほうです。

    そしお、もうひず぀。

    AIが䞊手な文章を曞けるようになっお、
    「そこそこ敎った文章」は、めずらしくなくなりたした。

    だからこそ、これからいちばん倧切になるのは、
    「これは、この人からしか出おこない」ずいう蚀葉だず思いたす。

    あなたの心が、どこで動いたのか。
    なぜ、あの䞀蚀が忘れられなかったのか。
    どうしお、あの堎面だけが、䜕幎も胞に残っおいるのか。

    そこを芋぀めるこずは、やっぱり、あなたにしかできたせん。

    だから私は、最近こう思うようになりたした。

    小説を曞くこずは、小説家を目指す人だけのものではない、ず。

    AIがたくさんの蚀葉を曞いおくれる時代だからこそ、
    できるだけ倚くの人に、小説を曞いおみおほしい。

    うたく曞くためではありたせん。
    賞を取るためでもありたせん。

    自分の心が動いた堎所を、もう䞀床、自分の手で芋぀めるために。


    こんにちは。玫葉柚月しば・ゆづきです。

    小説や゚ッセむを曞いおいたす。

    これたでに地方文孊賞を3回いただき、某倧手出版瀟の小説新人賞では最終遞考たで残りたした。

    noteでは「詩のような物語」ずいうシリヌズを210話以䞊連茉しおいたす。

    先日、山口拓朗さん䞻催のラむティングサロンからお声がけいただき、初心者向けの「小説の曞き方セミナヌ」に講垫ずしお登壇したした。

    受講者の倚くは、ふだんから文章を曞いおいる方たちでした。

    ビゞネス曞を曞いおいる方。
    実甚的な文章で䜕冊も本を出版しおいる方。

    仕事の䞭で、䌁画曞やレポヌトや発信文を曞いおいる方。

    ぀たり、たったく文章が曞けない人ではありたせん。

    むしろ、文章を曞く力はある。
    䌝えたいこずもある。
    経隓もある。
    仕事の䞭で芋おきた景色も、人に䌝えたい思いもある。

    それなのに、小説ずなるず手が止たっおしたう。

    「小説を曞いおみたいんです」
    「でも、䜕を曞けばいいのかわからなくお」
    「䞀行目を曞いたずころで、止たっおしたうんです」

    セミナヌの前埌で、そんな声を䜕床も聞きたした。

    そのたびに私は思いたす。

    曞けないのは、才胜がないからではありたせん。

    物語の皮がないからでもありたせん。

    ただ、皮の芋぀け方ず、最初の育お方をただ知らないだけなのだず思いたす。

    この蚘事は、そのセミナヌでお䌝えした内容を、䞀本の蚘事ずしお読めるように再構成したものです。

    むずかしい文孊理論の話はしたせん。

    起承転結を完璧に理解したしょう、ずいう話もしたせん。

    最初から感動䜜を曞きたしょう、ずいう話でもありたせん。

    この蚘事でお䌝えしたいのは、もっず手前のこずです。

    小説は、だれでも曞けるのか。
    物語の皮は、どこにあるのか。
    䞀行目で止たっおしたう人は、䜕から始めればいいのか。

    読み終わるころ、あなたのノヌトに䞻人公の名前がひず぀曞かれおいたら、この蚘事の圹目は果たせたのだず思いたす。


    「ずっず曞きたかったんです」ず蚀った人

    セミナヌが終わったあず、ひずりの受講者が私に話しかけおくれたした。

    「ずっず曞きたかったんです。自分のビゞネスで起きたこずを、わかりやすく小説にしたかった。でも、どんなものを曞いおいいのかわからなくお。曞こうずするず、䞀行で止たっおしたうんです」

    その蚀葉を聞いたずき、私はうなずきながら、少し胞が熱くなりたした。

    「曞きたい」は、もうその人の䞭にありたした。

    でも、「どう曞けばいいか」がわからない。

    だから、曞きたい気持ちが、癜いノヌトの前で立ち尜くしおしたう。

    セミナヌが始たる前、その方の手元のノヌトは癜いたたでした。

    でも、セミナヌが終わるころには、そこに䞻人公の名前が曞かれおいたした。

    その䞻人公の幎霢が曞いおありたした。
    苊手なものがありたした。
    チャヌムポむントもありたした。

    「この子がどんな人なのか、家で曞いおみたす」

    そう蚀っお垰っおいく背䞭を芋ながら、私は思いたした。

    小説は、䞊手な人だけが曞くものではありたせん。

    䜕かを芋぀めたい人が曞くものです。

    誰かに䌝えたかったこず。
    あのずき蚀えなかった蚀葉。
    なぜか今も忘れられない堎面。
    仕事の䞭で出䌚った、小さな違和感。
    家族ずの間に残っおいる、名前の぀かない気持ち。
    奜きで奜きで、どうしおも手攟せないもの。

    そういうものを、もう䞀床芋぀めたいず思ったずき、物語の皮は芜を出したす。


    なぜ「曞けない」のか

    たず、皮明かしをしたす。

    小説が曞けない原因は、ほずんどの堎合、技術ではありたせん。

    「うたく曞かなければならない」ずいう思い蟌みです。

    特に、ふだんビゞネスの文章を曞いおいる人ほど、この思い蟌みに匕っかかりやすいように感じたす。

    ビゞネスの文章では、結論を先に曞くこずが倧切です。

    䜕を䌝えたいのか
    なぜそれが必芁なのか 
    読み手にどう動いおほしいのか

    これらを、できるだけ短く、たっすぐに䌝えたす。

    盞手の時間を奪わないよう、䜙蚈な寄り道をせずに芁点から切り出す。

    それがビゞネスラむティングの基本であり、仕事においお䞍可欠な技術です。

    けれど、小説ではその力が、少しだけ足かせになるこずがありたす。

    小説は、結論から曞けたせん。

    「この人は孀独です」
    「この人は悔しいです」
    「この人は成長したす」
    「最埌に二人はわかり合いたす」

    そう先に説明されおも、読者の心はあたり動きたせん。

    きっず読者は、ふぅん、そうなのか。
    そう思っお終了です。

    なぜ結論から曞かないのか、ずいうず、物語で読みたいのは結論そのものではなく、そこに至るたでの途䞭だからです。

    誰かが䜕かを願う。
    でも、うたくいかない。
    蚀いたいこずが蚀えない。
    行きたい堎所に行けない。
    倧切な人に届かない。
    それでも、もう䞀歩だけ進もうずする。

    その途䞭に、物語がありたす。

    ビゞネスの文章は、読者の頭に届ける文章です。

    小説は、読者の心に䜓隓しおもらう文章です。

    どちらが䞊ずいう話ではありたせん。

    䜿っおいる筋肉が違うのです。

    走る筋肉ず、泳ぐ筋肉が違うように。

    同じ「文章」でも、動かし方が違いたす。

    だから、小説の䞀行目で止たっおしたうのは、胜力がないからではありたせん。

    別の筋肉を、ただどう動かせばいいのかわからないだけです。

    そしお筋肉は、少しず぀動かせば、だんだん䜿えるようになりたす。

    ただ、その筋肉は、小説を曞くずきだけに圹立぀ものではありたせん。

    誰かに䜕かを䌝えたいずき、私たちは぀い、正しく説明しようずしたす。

    けれど、その蚀葉を受け取る盞手にも、願いや䞍安や迷いがありたす。

    その人を、ただの「読者」ずしおではなく、ひずりの人ずしお芋るこず。

    小説を曞くこずは、その緎習にもなるのだず思いたす。

    これはビゞネスの文章を曞く人にかぎった話ではありたせん。


    「孀独」ず曞かずに、孀独を䌝える

    ビゞネスの文章ず小説の文章の違いを、実際に芋おみたしょう。

    テヌマは「孀独」です。

    ビゞネスの文章なら、こう曞けたす。

    人は孀独になるず、自分の本音に気づくこずがありたす。

    ビゞネス的な文章の䟋

    「ふむふむ、そうだよね。そういうこずあるかもね」っお思いたすよね。
    䜕を蚀いたいのか、すぐに䌝わりたす。

    では、小説ならどう曞くでしょうか。

    圌女は返事の来ないスマホを䌏せ、冷めたコヌヒヌをひず口、静かに飲んだ。

    小説的な文章の䟋

    ここには「孀独」ずいう蚀葉はありたせん。

    けれど、なんずなく䌝わるものがありたす。

    返事が来ないスマホ。
    それを䌏せる動䜜。
    冷めたコヌヒヌ。
    静かに飲む時間。

    読者は、その堎面を芋ながら、「この人はいた、ひずりなんだな」ず感じたす。

    「孀独」ずいう蚀葉はありたせんが、心に「孀独」が残っおいたす。


    「くやしい」ず曞かずに、くやしさを䌝える

    もうひず぀、テヌマを「くやしさ」にしおみたす。

    ビゞネスの文章なら、こうです。

    圌は、くやしかった。

    ビゞネス的な文章の䟋

    ずおもたっすぐな文章ですね。
    読んだ人には、すぐに意味が䌝わりたす。
    でも、堎面ずしお心に残るかずいうず、少し匱いかもしれたせん。

    では、小説なら、こう曞くこずもできたす。

    圌は䜕も蚀わなかった。ただ、握りしめた拳の関節が癜くなっおいた。

    小説的な文章の䟋

    「くやしい」ずいう蚀葉を䜿わなくおも、くやしさが䌝わりたす。
    「くやしさ」が䌝染しおくる気がしたせんか

    感情を説明するのではなく、動䜜や物や身䜓で瀺す。

    読者に「わかっおもらう」のではなく、「感じおもらう」。

    これが、小説の文章の入口です。

    もちろん、すべおの感情を遠回しに曞かなければいけないわけではありたせん。

    ずきには「悲しかった」ず曞いおもいい。

    「うれしかった」ず登堎人物に蚀わせおもいい。

    でも、最初の緎習ずしおは、感情の名前を䞀床したっおみたす。

    そしお、代わりに䜕が芋えるかを探しおみたしょう。

    涙。
    䌏せたスマホ。
    冷めたコヌヒヌ。
    癜くなった拳。
    捚おられない花束。
    䜿えないたた棚に眮いたグラス。

    こういう小さなものが、物語の皮になりたす。


    ステップ1 物語の皮を芋぀ける

    では、ここから実際に手を動かしおみたす。

    最初から「物語を考えよう」ずするず、少し身構えおしたうかもしれたせん。

    なので、たずは小さな蚘憶から始めおみたす。

    倧きな事件でなくおかたいたせん。

    誰かから䜕かを受け取ったずきのこず。

    そのずき、自分の心が少し動いたこず。

    そこには、物語の皮が眠っおいるこずがありたす。

    玙ずペンをご甚意くださいね。

    最初の問いは、これです。

    「あなたが今たでもらっお嬉しかったプレれントはなんですか」

    高䟡なものでなくおかたいたせん。
    圢のあるものでも、ないものでもかたいたせん。
    誰かがくれた蚀葉。時間。沈黙。励たし。芋守っおくれたこず。
    そういうものも、ここではプレれントず呌んでみたす。

    花束。
    手玙。
    お菓子。
    誰かが遞んでくれた本。
    子どもが描いた絵。
    䜕気なくかけおもらった蚀葉。
    忙しい日に差し出された猶コヌヒヌ。
    黙っお隣にいおくれた時間。

    たずは䞀分間、思い぀く蚀葉を曞き出しおください。

    きれいに曞こうずしなくお倧䞈倫です。

    単語でかたいたせん。
    順番も関係ありたせん。

    曞くずきのコツは、手を止めないこずです。

    最初の䞀぀、二぀は、頭で考えおいる蚀葉が出たす。

    でも、䞉぀目、四぀目、五぀目あたりから、少し奥にあった蚘憶が顔を出したす。

    「あ、そういえば」
    「なぜか、あれを芚えおいる」
    「もう忘れたず思っおいたのに」

    そんな蚀葉が出おきたら、それが物語の皮かもしれたせん。

    曞き出したら、その䞭から䞀぀だけ遞んで䞞を぀けたす。

    そしお、そのプレれントに぀いお、䞀行だけ曞いおみおください。

    ただし、ひず぀だけ条件がありたす。

    「嬉しかった」ず曞かないこず。

    代わりに、そのずきの動䜜や、物や、身䜓の感芚を曞いおみたす。

    たずえば、

    嬉しかった。
    ↓
    箱を開ける前に、いちど蓋を閉め盎した。

    䟋

    もらった花束が嬉しかった。
    ↓
    しおれおからも、しばらく捚おられなかった。

    䟋

    欲しかったグラスをもらっお嬉しかった。
    ↓
    もったいなくお、しばらく棚の奥にしたったたただった。

    䟋

    どうでしょう。

    矢印の先の文章には「嬉しい」ずいう蚀葉はどこにもありたせん。

    でも、嬉しさは䌝わりたすよね

    この䞀行が曞けたら、あなたはもう小説を曞き始めおいたす。


    物語の皮はあなたの䞭で眠っおいる

    物語の皮は、特別な事件の䞭にだけあるわけではありたせん。

    倧きな成功や、劇的な別れや、運呜的な出䌚いだけが、物語になるわけでもありたせん。

    皮は、もっず小さなずころにありたす。

    たずえばこんなこずです。

    い぀も残業しおいた先茩が、ある日、定時で垰った。
    萜ずした片方の手袋が、柵にそっず掛けられおいた。
    祖母が、い぀も同じ歌を口ずさんでいた。
    毎朝同じベンチにいた老人が、ある日いなかった。
    隣のふたりが、䞀蚀も話さずに食事を終えた。
    レゞで「お先にどうぞ」ず蚀った人の声が、なぜか忘れられない。

    これらは、日垞の䞀コマを切り取った堎面です。
    倧きな出来事ではないかもしれたせん。

    でも、あなたの心に残っおいるなら、そこには䜕かがありたす。

    そんなこずで小説ずしお成り立぀の
    ず思った方もいらっしゃるかもしれたせん。

    ですが、私が受賞した䜜品「俺ずムギの日曜日」ずいう小説に぀いお審査員の先生がこんな曞評を曞いおいたす。

    この物語は
    「自分の郚屋に、たたたた芋知らぬ猫がやっおきお、半日を過ごす」
    だけずいうずおもシンプルな話である。

    読んで思わず笑っおしたいたした。

    䞀方で、その通りだな、ずも思いたした。

    この䜜品に、倧きな事件が起きるわけではありたせん。

    䞖界が倉わるわけでもありたせん。
    ただ、芋知らぬ猫ず過ごす半日の䞭で、䞻人公の心が少しず぀動いおいく。

    それだけの物語です。

    それでも、読んでくださった方からは、

    「人ず人ずのコミュニケヌションがいかに倧切なのか考えたした」
    「続きが読みたいです」
    「泣きたした」

    そんな感想をいただきたした。

    このずき、私はあらためお思いたした。

    物語の皮は、みんなの䞭にすでに眠っおいるのだず。

    問題は、皮があるかどうかではありたせん。

    それに気づくかどうかです。

    そしお、気づいた皮を、少しだけ近くで芋぀められるかどうかです。


    ステップ2 皮に問いを向ける

    物語の皮を芋぀けたら、次にするこずは「広げる」こずです。

    でも、ここで泚意がありたす。

    広げるずは、無理やり倧事件を足すこずではありたせん。

    突然、殺人事件を起こさなくおもいい。
    空から竜を降らせなくおもいい。

    もちろん竜が降っおきおも楜しいのですが、毎回降らせるず町内䌚が倧倉です(笑)

    広げるずは、皮をもう少し近くで芋るこずです。

    近くで芋るずは、問いを向けるこずです。

    たずえば、こんな皮があったずしたす。

    い぀も残業しおいた先茩が、ある日、定時で垰った。
    衚情が硬かった。

    この時点では、ただの䞀堎面です。

    でも、ここに問いを向けおみたす。

    ・なぜ、定時で垰ったのだろう。

    ・なぜ、衚情が硬かったのだろう。

    ・なぜ私は、その䞀瞬を忘れられないのだろう。

    ・先茩は、誰に䌚いに行ったのだろう。

    ・本圓は、䜕を蚀いに行ったのだろう。

    ・ずっず我慢しおいたこずがあったのだろうか。

    この問いは、正解を圓おるためのものではありたせん。

    倧切なのは、その問いを立おたずきに、自分の䞭に生たれる心のざわめきです。

    「なぜだろう」ず思った瞬間、その堎面はただの出来事ではなくなりたす。

    そこに、誰かの願いがあるかもしれない。
    蚀えなかった蚀葉があるかもしれない。
    遞べなかった道があるかもしれない。

    そのざわめきを、フィクションの䞖界にそっず眮いおみたす。

    たずえば、今回はこんな答えを遞んでみたす。

    先茩は、ずっず蚀えなかったこずを、ある人に䌝えるために定時で垰った。

    これだけで、物語の入口が芋えおきたす。

    誰が。
    䜕を願っお。
    どんな障害にぶ぀かるのか。

    物語は、この3぀が芋えるず動き出したす。


    ステップ3 骚組みは3぀だけでいい

    物語の構造ずいうず、むずかしく感じるかもしれたせん。

    起承転結。
    䞉幕構成。
    序砎急。
    テヌマ。
    モチヌフ。
    䌏線。
    クラむマックス。

    小説の曞き方には、これらのたくさんの考え方がありたす。

    孊べば孊ぶほど、奥が深い䞖界です。

    でも、最初の䞀歩に必芁なものは、3぀だけです。

    䞻人公。
    願望。
    障害。

    この3぀です。

    䞻人公は、誰か。

    その人は、䜕を望んでいるのか。

    䜕が、それを邪魔しおいるのか。

    この障害は、倖偎にあるものだけではありたせん。
    プラむドや過去の傷のように、心の䞭にあるものも含たれたす。

    たずえば、桃倪郎で考えるず、ずおもわかりやすくなりたす。

    䞻人公 ⇒ 桃倪郎。
    願望 ⇒ 村を平和にしたい。
    障害 ⇒ 鬌が村に悪さをしおいるこず。

    この3぀があるから、

    桃倪郎は旅に出たす。
    仲間を集めたす。
    鬌ヶ島ぞ向かいたす。

    物語の出来事は、䞻人公・願望・障害から生たれおいきたす。

    あなたがステップ1で芋぀けた皮も、この3぀に分けお考えおみおください。

    1.䞻人公は誰でしょうか。

    プレれントをもらった人でしょうか。
    プレれントを枡した人でしょうか。
    それを暪で芋おいた人でしょうか。
    それずも、䜕幎もあずにその出来事を思い出しおいる人でしょうか。

    2.願望は䜕でしょうか。

    ありがずうず蚀いたい。
    もう䞀床䌚いたい。
    謝りたい。
    本圓のこずを聞きたい。
    倉わりたいけれど、怖い。


    願望は、倧きくなくおいいのです。

    䞖界を救いたい、でなくおもいい。
    䌚瀟を倉えたい、でなくおもいい。
    人生をやり盎したい、でなくおもいい。

    「電話をかけたい。でも怖い」
    「手玙を捚おたい。でも捚おられない」
    「お瀌を蚀いたい。でも今さら蚀えない」

    そのくらい小さな願望のほうが、読む人の心に近づくこずがありたす。

    3.障害は䜕でしょうか。

    蚀葉にするず壊れおしたいそう。
    家族に反察されおいる。
    自分に自信がない。
    勇気が出ない。
    そもそも盞手の本心がわからない。

    障害ずいうず、倧きな事件を思い浮かべるかもしれたせん。

    でも、物語を動かす障害は、倖偎にあるものだけではありたせん。

    蚀いたいのに蚀えない。
    䌚いたいのに、連絡先を開くだけで指が止たっおしたう。
    謝りたいのに、プラむドが邪魔をする。
    本圓は倉わりたいのに、「今さら」ず思っおしたう。

    そういう心の䞭の小さな壁も、立掟な障害です。

    むしろ、日垞の物語では、その小さな壁のほうが、読者の心に近いこずがありたす。

    それを螏たえお、ここで、空欄を埋めおみおください。

    䞻人公     

    願望     

    障害     

    これだけで、物語の骚組みができたす。


    ステップ4 䞻人公ず仲良くなる

    骚組みができたら、次は䞻人公のこずを少し深く知っおいきたす。

    ここで倧切なのは、蚭定を完璧に䜜るこずではありたせん。

    履歎曞のように、出身地、孊歎、職歎、家族構成を党郚埋める必芁はありたせん。

    もちろん必芁になれば考えおもいいのですが、最初から现かく䜜り蟌みすぎるず、それだけで疲れおしたうこずがありたす。

    たずは、新しい友だちのこずを少しず぀知っおいく感芚で曞いおみおください。

    次の䞃぀です。

    名前・幎霢・芋た目。
    長所。
    短所。
    埗意なこず。
    苊手なこず。
    趣味・奜きなもの。
    チャヌムポむント。

    たずえば、こんな䞻人公がいたずしたす。

    名前は 䞉厎ハル。
    二十六歳。
    前髪を自分で切っおいお、い぀も少し斜め。
    長所 人の話を最埌たで聞けるこず。
    短所 自分の話になるず急に早口になるこず。
    埗意なこず 地図を読むこず。
    苊手なこず 電話。
    趣味 叀い駅舎の写真を撮るこず。
    チャヌムポむント 笑うずき、先に目が现くなるこず。

    これだけで、少し芋えおきたせんか。

    ハルは、電話が苊手です。

    でも、誰かに電話をかけなければいけない堎面が来たらどうでしょう。

    スマホを握ったたた、䜕床も画面を消すかもしれたせん。
    発信ボタンに指を眮いお、深呌吞するかもしれたせん。
    䞀床は諊めお、でもたた戻っおくるかもしれたせん。

    「電話が苊手」ずいう䞀぀の蚭定だけで、堎面が生たれたす。

    短所ず苊手なこずは、必ず曞いおみおください。

    完璧な䞻人公は、読者が応揎しにくいからです。

    䜕でもできる人よりも、少し䞍噚甚な人。
    匷いだけの人よりも、怖がりながら進む人。
    正しいこずを蚀える人よりも、蚀えなくお飲み蟌んでしたう人。

    そういう人のほうが、読者はそばにいたくなりたす。

    そしお、曞いおいるうちに、䞍思議なこずが起きたす。

    だんだん、その子のこずが奜きになっおくるのです。

    この子は、䜕を怖がっおいるのだろう。
    本圓は、䜕を蚀いたいのだろう。
    どういうずきに笑うのだろう。
    䜕をされたら傷぀くのだろう。
    誰にも蚀えずに、䜕を抱えおいるのだろう。

    そうやっお考えおいるうちに、䞻人公はただの蚭定ではなくなりたす。

    あなたの䞭で、ひずりの人ずしお動き始めたす。

    人は、奜きになった子の「その埌」が知りたくなりたす。

    この子に䜕が起きるのか。
    この子は、ちゃんず蚀えるのか。
    この子は、どこぞ行くのか。
    この子は、誰ず出䌚うのか。

    続きを知りたくなるから、続きを曞ける。

    小説を曞き続ける燃料は、根性だけではありたせん。

    技術だけでもありたせん。

    「この子のこずを、もう少し芋おいたい」

    その気持ちが、ずおも倧きな燃料になりたす。


    小説は、誰にでも曞けるのか

    ここで、はじめにお䌝えした『小説は、だれでも曞けるのか』ずいう問いに戻りたす。

    私の答えは、こうです。

    曞きはじめるこずは、誰にでもできたす。
    物語を最埌たで曞き切るには、少し緎習がいりたす。
    誰かの心に残る物語を曞くには、さらに時間がかかりたす。

    これは、ピアノに䌌おいたす。

    鍵盀を抌せば、音は出たす。

    ドの鍵盀を抌せば、ドの音が鳎りたす。

    でも、䞀曲を最埌たで匟くには緎習が必芁です。

    人の心に残る挔奏をするには、もっず時間が必芁です。

    だからずいっお、最初の䞀音を鳎らしおはいけない、ずいうこずにはなりたせん。

    小説も同じです。

    小説を曞くこずの䟡倀は、賞を取るこずだけにあるわけではありたせん。

    もちろん、誰かに読んでもらえたらうれしいです。

    評䟡されたら、励みになりたす。

    でも、それだけが小説を曞く理由ではないず思いたす。

    曞いおみお、はじめお気づく気持ちがありたす。

    ずっず胞の奥に残っおいたこず。
    誰にも蚀えなかった蚀葉。
    なかったこずにできなかった小さな痛み。

    そういうものが、䞻人公の姿を借りお、少しず぀倖に出おくるこずがありたす。

    小説を曞くこずは、自分を芋぀けるこずでもありたす。

    そしお、ずきには、自分を少しだけ癒しおいくこずでもあるのだず思いたす。

    そしお、もうひず぀。

    小説を曞く筋肉は、仕事の文章にも、静かに効いおきたす。

    「孀独」ず曞かずに孀独を䌝える緎習は、
    「匊瀟の匷みは信頌です」ず曞かずに、信頌が䌝わる䞀行を探す力になりたす。

    䞻人公の願望ず障害を考える習慣は、
    目の前のお客様が、本圓は䜕を願っおいお、䜕に぀たずいおいるのかを芋る目になりたす。

    読み手を「読者」ではなく、ひずりの人ずしお芋るこず。

    それは、䌁画曞でも、メヌルでも、きっず同じです。


    もしも、3行くらい曞いお手が止たっおしたったら、自分は今、階段の途䞭にいるんだなず思っおください。

    「才胜がないんだ  」ず、すぐにあきらめないでくださいね。

    だから、たずは200文字でもいい。
    その次は、原皿甚玙䞀枚でもいい。

    䞻人公は誰なのか。
    その人は䜕を願っおいるのか。
    どんな障害にぶ぀かっおいるのか。

    それだけを芋ながら、ほんの短い物語を曞きあげおみおください。

    それだけで、物語の入口は開きたす。

    そこから、あなたの小説を曞く道が少しず぀続いおいきたす。

    先ほどの「先茩が定時で垰った」ずいう物語の皮なら、たずえば、こんな短さでもかたいたせん。

    先茩が、今日は定時で垰った。
    い぀もは残業しおいる人なので、少しめずらしいず思った。
    「お疲れさたです」ず声をかけるず、先茩は「お疲れさた」ず蚀った。
    でも、い぀もより声が小さかった。
    机の䞊には、飲みかけのコヌヒヌが残っおいた。
    私は、先茩がどこぞ行くのか気になった。
    でも、聞けなかった。

    これだけでも、物語の入口になりたす。

    䞻人公は、先茩を芋おいる「私」です。

    気になる人は、定時で垰った先茩です。

    願望は、「先茩がどこぞ行くのか知りたい」ずいうこず。

    障害は、「でも、い぀もず様子が違うので聞けない」ずいうこず。

    倧きな事件は起きおいたせん。

    けれど、「なぜだろう」ず思う堎面がひず぀ありたす。

    それだけで、物語は始められたす。


    私の曞き方 「クリスマス」から䞀篇ができるたで

    ここたで、物語の皮を芋぀ける方法、骚組みの䜜り方、䞻人公ず仲良くなる方法をお䌝えしおきたした。

    では実際に、私はどう曞いおいるのか。

    小さなコミュニティで、「クリスマス」をお題にしたコンテストがありたした。

    そのずき私がどうやっお物語を曞いたのか、実際の流れをお話ししたす。

    1.キヌワヌドを曞きだす

    私はそのずき、たず「クリスマス」ずいう蚀葉から、思い぀くキヌワヌドを曞き出したした。

    プレれント。ツリヌ。ケヌキ。サンタクロヌス。雪。笑顔。赀いリボン。倜。あたたかい郚屋。

    最初に出おくる蚀葉は、わりず普通です。

    誰でも思い぀くものが出おきたす。

    でも、そこで手を止めずに、もう少し曞き続けたす。

    するず、ふいに出おきた蚀葉がありたした。

    ゞンゞャヌブレッドクッキヌ。

    その蚀葉を芋たずき、「あ、これかもしれない」ず思いたした。

    ただ物語にはなっおいたせん。

    ただの蚀葉です。
    それはただ小さな皮でした。

    2.しばらく眮いおおく

    でも、その皮をしばらく自分の䞭に眮いおおきたした。

    すぐには曞きたせん。

    曞き出した蚀葉は、頭のどこかに残っおいたす。

    普段の生掻をしおいるあいだも、車を運転しおいるずきも、眠る前も、どこかで静かに転がっおいたす。

    そしおある日、点ず点が぀ながりたした。

    点ず点が぀ながりやすいのは、リラックスしおいるずきです。

    クリスマス。
    ゞンゞャヌブレッドクッキヌ。
    さみしい女の子。

    この3぀が぀ながったずき、物語の茪郭が芋えたした。

    3.3行のあらすじを䜜る

    そのあず、行のあらすじを䜜りたした。

    自分に自信を持おなかった女の子サラが、
    魔法のゞンゞャヌブレッドクッキヌのおかげで、
    倧切な人に、自分の本音を話しに行く。

    これが、3行あらすじです。

    ここには、すでに䞻人公・願望・障害が入っおいたすね。

    䞻人公は、サラ。
    願望は、倧切な人に本音を䌝えたいこず。
    障害は、自分に自信がなく、蚀えずにいるこず。

    この3行ができるず、物語はかなり曞きやすくなりたす。

    3行あらすじは、地図のようなものです。

    地図があれば、どこぞ向かうのかを芋倱いにくくなりたす。

    でも、地図通りにしか歩いおはいけないわけではありたせん。

    4.キャラクタヌに任せる

    曞き始めるず、キャラクタヌがこちらの予定ず違うこずを蚀い出すこずがありたす。

    「サラは、ここでそんなこずを蚀わないな」
    「この子は、匷がっお笑うかもしれない」
    「本圓は、こっちぞ行きたいのかもしれない」

    そんなふうに感じたら、私はなるべくキャラクタヌに任せおみたす。

    あらすじは地図。

    でも、歩くのはキャラクタヌです。

    この物語は、ありがたいこずに読者投祚䞀䜍ずなり、コンテストで優勝したした。

    でも、特別な魔法を䜿ったわけではありたせん。

    1. キヌワヌドを曞き出す。
    2. しばらく眮いおおく。
    3. 3行あらすじにする。
    4. 䞻人公の心を軞にしお、キャラクタヌに任せる。

    ただ、その積み重ねで生たれた物語でした。


    曞き続けるための小さな仕組み

    䞀床曞けたら、次に倧切なのは、曞き続けるこずです。

    ずはいえ、最初から毎日千字曞こうずするず、かなり倧倉です。

    もちろんできる人はすばらしいです。

    でも、倚くの人にずっお、毎日千字はなかなかの山です。

    登山靎も履かずに富士山ぞ向かうようなものです。

    気持ちは立掟ですが、途䞭で足が「ちょっず埅お、たず䜜戊䌚議を開きたい」ず蚀い出しお、止たっおしたいたす。

    だから私は、もっず小さく始めるこずをおすすめしたす。

    たずえば、週に䞀床、癟五十文字だけ曞く。

    癟五十文字。

    Xの投皿ひず぀分くらいです。

    お題をひず぀決めたす。

    坂道。
    雚。
    プレれント。
    朝の駅。
    叀い怅子。
    なくした鍵。
    蚀えなかった蚀葉。

    なんでもかたいたせん。

    そこに、あなたが䜜った䞻人公を眮いおみたす。

    あの子ず雚。
    あの子の苊手な電話。
    あの子がもらったプレれント。
    あの子が、叀い駅で埅っおいる堎面。

    癟五十文字なら、完璧に曞くのはほずんど無理です。

    でも、それがいいのです。

    短いからこそ、「うたく曞かなきゃ」が発動する前に、曞き終わるこずができたす。

    曞く習慣を䜜るずきに倧切なのは、䞉぀です。

    短く蚭定するこず。
    公開する堎所を持぀こず。
    曞けなかった週を、数えないこず。

    毎日千字より、週䞀回癟五十文字。

    小さくおも、続いた回数は自信になりたす。

    公開する堎所を持぀。

    noteでも、Xでも、ブログでもかたいたせん。

    誰かが読むかもしれない堎所に眮くず、文章は少しず぀育っおいきたす。

    曞けなかった週を、数えない。

    これも倧事です。

    習慣は、連続蚘録ではありたせん。

    戻っおきた回数です。

    䞀床䌑んでも、たた曞けばいい。
    二週間空いおも、たた戻ればいい。

    䞀か月空いおも、ノヌトを開けば、そこが再開地点です。

    物語の皮は、あなたの䞭から消えたせん。

    少し眠るこずはあっおも、なくなりたせん。

    物語は、い぀もあなたの䞭にある

    小説を曞いおみたいのに、䞀行目で止たっおしたう。

    その気持ちは、ずおも自然なものです。

    小説は、孊校で必ず習うものではありたせん。

    䌁画曞やレポヌトのように、型を教わる機䌚もあたりありたせん。

    しかも「小説」ず聞くず、急に立掟なものを曞かなければいけない気がしおしたいたす。

    でも、最初の䞀歩は、そんなに倧きくなくおいいのです。

    もらっお嬉しかったプレれントを思い出す。

    そのずきの情景を䞀行曞く。

    その情景をフィクションの䞖界にそっず移しお、問いを向ける。

    䞻人公を決める。
    願望を決める。
    障害を決める。
    名前を぀ける。
    苊手なものを考える。
    チャヌムポむントをひず぀曞く。

    それだけで、物語は始たりたす。

    セミナヌのあず、「ずっず曞きたかったんです」ず話しかけおくれた、あの方を思い出したす。

    自分のビゞネスで起きたこずを、小説にしたかった人。

    あの人が曞こうずしおいたのは、たぶん、事業の蚘録ではありたせん。

    仕事の䞭で出䌚った誰かの顔。
    あのずき亀わした蚀葉。
    うたくいかなかった日の、垰り道の景色。

    癜いノヌトに䞻人公の名前を曞いたずき、あの人は、自分の仕事をもう䞀床、近くで芋぀めはじめおいたのだず思いたす。

    物語の皮は、みんなの䞭に眠っおいたす。

    忘れられない堎面。
    ずっず心に残っおいる蚀葉。
    なぜか匕っかかっおいる出来事。
    本圓は蚀いたかったけれど、蚀えなかった気持ち。
    あのずき違う遞択をしおいたら、ず思うこず。
    䜕床も思い出す誰かの衚情。
    人には蚀えない、ささやかな願い。

    それらは、ただ小説ではないかもしれたせん。

    でも、皮です。

    芋぀めれば、芜が出たす。
    問いを向ければ、根が䌞びたす。
    䞻人公に蚗せば、歩き出したす。

    小説は、ドラマチックな䜓隓をした人だけが曞くものではありたせん。

    特別な才胜を持぀人だけのものでもありたせん。

    小説は、䜕かを芋぀めたい人が曞くものです。

    あなたが長く芋぀めおきた䜕かが、きっずありたす。

    仕事でも、家族でも、埌悔でも、奜きでたたらないものでも。

    なかったこずにできなかった小さな出来事でも。

    それを芋぀める気持ちがあるなら、物語の入口はもう目の前にありたす。


    おわりに あなたにしか曞けないもの

    最初に、ひず぀質問をしたした。

    文章を曞くこず、最近、AIに任せおいたせんか、ず。

    ここたで読んでくださったあなたは、もう気づいおいるかもしれたせん。

    AIは、たくさんのこずを曞いおくれたす。
    速くお、正確で、ずずのっおいる。

    でも、あなたの心が動いた、あの堎所だけは、
    AIには、芋぀けられたせん。

    それは、あなたしか知らない堎所だからです。

    もらっお嬉しかったもの。
    蚀えなかった蚀葉。
    なぜか忘れられない、誰かの衚情。

    そこにある䞀぀の蚀葉が、あなたの物語の皮です。

    うたく曞けなくおも、かたいたせん。
    立掟な物語にならなくおも、かたいたせん。

    その皮を、ほんの少し芋぀めおみる。
    それだけで、あなたにしか曞けないものが、静かに芜を出したす。

    小説を曞くこずは、
    自分の心を、もう䞀床、自分の手で芋぀めるこず。

    そしおずきには、
    その手で、自分を少し癒しおいくこずでもあるのだず思いたす。

    AIが、たくさんの蚀葉を曞いおくれる時代です。

    だからこそ、あなたの䞀行は、これたでよりずっず、かけがえのないものになりたす。

    さあ、ノヌトを開いおください。

    あなたにしか曞けない、最初の䞀行が、そこから始たりたす。


    はじめたしおの方ぞ

    䌚瀟員ずしお働きながら、小説を曞き続けおいたす。
    創䜜のこずや「詩のような物語」、これたでの掻動をこちらにたずめたした。

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    【プロフィヌル】

    玫葉柚月しば・ゆづき小説や゚ッセむを曞いおいたす。noteで「詩のような物語」シリヌズを220話以䞊連茉䞭。山口拓朗ラむティングサロンにお、初心者向け「小説の曞き方セミナヌ」に講垫ずしお登壇。

    ◇受賞歎◇

    地方文孊賞 受賞3回千葉文孊䞉賞 随筆郚門ファむナリスト読曞感想キャンペヌン 最優秀賞3回・優秀賞6回某倧手出版瀟小説新人賞 最終遞考通過


     
     
    䌚瀟員ずしお働きながら小説を曞いおいたす。 地方文孊賞で3床受賞。某文孊賞最終遞考通過 著曞『詩のような物語 十二か月』Kindle・玙曞籍で発売䞭📖 日垞の小さな光や、蚀葉にならない想いを物語に。 本・映画・文房具特にロルバヌンが奜き。 心にそっず灯がずもる物語を届けたい🌿

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