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『切り抜きどうだ?』 〜アマノ文筆クラブ〜

    つきほ


    甘野さんの企画に参加させていただきます☺️。
    ●今回のタイトル……「切り抜きどうだ?」

             ***

    『私の思い出の結婚式 〜その①〜』

    結婚式。
    ……それは、幸せの門出を彩る最高のもの。

    『もう一回式を挙げたい!』
    そんな話をよく聞く。

    「おめでとう!」
    心から、そう思う。 

    私は……二度とごめんだ。

     

    さて……何から話そうか。

    私は、自分の結婚式を挙げるまでに、職場、兄弟、友人……合わせて15件ほどの式に参列していたりする。

    チャペル式。
    レストランウェディング。
    人前式。
    神前式。
    身内だけのものから盛大なものまで……
    いろいろあった。
    どれも、すごく良い式だった。

    ……だからこそ。
    夢見る夢子ちゃん&完璧を目指しがちな私も……当初は、そんな思いや意気込みの中、自分たちの式に臨んだのだ。

    ちょうど手作りウェディングが流行ってもいて。
    ウェルカムボードは姉が。
    ブーケは友達が作ってくれると申し出てくれて。

    じゃあ、私も何かやらなくちゃ!……と。
    なんか……張り切って、いろいろ作った覚えがある。

    和装したウェルカムドッグから始まり……
    芳名帳、招待状、席次表、食事メニュー、2人のプロフィールまとめ。
    席札はメッセージも書いて、一人一人筆ペンで手書きした。
    プチ土産の包装と、タグのレイアウトも作成。
    よく流したな……と思うけど、オープニングムービーも市販のソフトなしの自作だった。

    私は、もともとそういう下準備とか大好きだったのだ。

    そして、今。
    それらは、黒歴史と共に、押し入れの中に全て封印されている。


    ……写真?
    飾れるわけがない。

    あまりに無理があるからだ。

    私は、昔からアトピー体質ではあった。
    仕事のストレスと、連日の夜更かし。
    何故かちょうどこのタイミングで始めてしまった脱ステの反動で……当日の私は、顔も全身もボロボロだった。

    それは、来てくれた人の顔が引きつるほどの厚化粧でごまかすしかなくて。

     前撮りをしなかった当日撮影の記念写真は、ほぼ全加工。
    正直、誰?と思う。

    集合写真は見れたものじゃない。
    なんやかんやで参列者の中に小学生以下の子どもが数人になってしまい……シャッターはひたすら子どもの機嫌待ち。
    最終的に、複数の写真からいろんな人の写りの良い写真を移植して作られたらしい。
    ……といっても当時の技術だ。
    今見ると切なくて仕方がない代物で……私も別人。
    飾ろうと思えなかった。


    それに。

    当日、バーン!と扉が開いて、こちらを見たみんなの目と目が合った瞬間……私は我に返ったのだ。

    私は、本番に弱い。
    そして……スポットライトを浴びる主役は、どうしようもないほど苦手だったということに……。

    なのに……式は始まってしまった。
    しかも、それは思いもよらないことが連続の……それはそれは『思い出に残る』結婚式だった。


    ……とにかく。

    みんなが撮ってくれたものの中から、切り抜きどうだ?と、ひと通り写真や動画をチェックしたのだけれど……幸せそうな新郎新婦の姿は、どこにも見つけられなかった。
    だから、何一つ家に飾ることは出来なかっのだ。


    どんな式だったかって?
    そこ……聞いちゃう?
    いや。
    今なら、聞いてくれたほうが嬉しいかもしれない。
    話せたら少しは気が晴れるかもしれないし。
    全部、笑い飛ばしたい。

    だから……それは、次回のお楽しみ。


    追記『もっとポジティブな、お互いにメリットのある切り抜き』……と思ったのですが。
    切り抜きようのないエピソードになってしまいました💦。

    ちなみに…続きも作ってしまいました。


    甘野さん、ありがとうございます😊。

    天野さん、ありがとうございます😊。

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    長い間…自分のために書いていた物語たちを、形に残そうと思い立ちnoteをはじめました。 自己紹介をご覧ください。 今は、創作エッセイや企画のお話しに参加させていただき、書くことを楽しんでいます。 不思議な余白が好き。 (長編は、児童文学寄りかも?) よろしくお願いします🌳。

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