
🟠【短編】 夢クジラは宇宙を行く #3つのお題に空想のひらめきを
みかんさんの企画に参加させていただきます☺️。
●3つのお題(ファンタジー)
🐾お題②:「彗星を追いかける少年」
⏳お題③:「星の海を泳ぐくじら」
※イラストは企画のものをお借りしています。
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前回、似たような話を書いてしまったので…その続編風?https://note.com/cheeky_slug5924/n/n2cf4dc6f8660
■前回の概要
その昔……科学の力で栄えた国があった。
永い時を生き、嘆きも忘れた人々のために、神は、海底に住む一頭のクジラを呼びよせた。
クジラといっても、大きな大きな夢クジラ。
クジラはその国を丸ごと背中に乗せ、大きな声で吠えた後……海から高い宇宙へと飛び立った。
夢クジラは今頃、星々の海を悠々と泳いでいるのだろう。
何せ彼らには科学の力があるからね。
しばらくこの星に帰ることはない。
未知なる宇宙は広大だ。
実験や研究、検証は、どれだけ重ねても謎がある。
彼らは……今も興奮冷めやまぬまま、さらなる発展を遂げているのだろう。
◆◆

それでも。
母なる地球は、どうやら恋しく気になるらしい。
なんだかんだ、度々、様子を見に来ていたりするのだよ。
ほら、時たま世間を騒がすUFO現象やUAP。それから彗星なんかも……彼らの仕業。
いや、信じるかどうかはおまえしだい。
一度、おまえも乗せてもらってみるといい。
遠くへ行けば行くほど、物事は小さく見え、もっと全体がよく眺められるものだ。
……ほら、聞いたことがあるだろう?
『人生はできることに集中することであり、できないことを悔やむことではない。』
ってな。
ただ。おまえが乗ってどうなるかは……わしにも誰にもわからんがな。
◆◆
昔、じいちゃんからそんな話を聞いた。
でもその時に、絶対に行ってみたい!って、僕は思ったんだ。
だから、いつでも星空を見上げてる。
いつもは確率すらわからないけど……今日は大チャンスの日。
だって、今日は流れる彗星が見られる日。
それで今、僕は、尾を引く彗星を全速力で追いかけているんだ。
自分の直感を信じて……。

みかんさん、ありがとうございます😊。