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【短編物語】ソーセージ座流星群 #毎週ショートショート

    つきほ

    参加させていただきます✨

            ***

    「……あっっちゅっ!」

    聖子さんが変な声を上げた。

    箸に持つのはウィンナー。

    ……さすが炭火。中までさぞ熱々なのだろう。

    思わぬ声にも『ごちそうさま』だ。


    今日はソーセージ座流星群が見られのだと、聖子さんが僕を誘った。

    『せっかくだから、外でソーセージを食べながら見ましょう!』


    「天の川ってさ……ギリシャ神話でいうと夜空に飛び散った母乳のことでしょう?」

    アルトの声でおっとりと話す聖子さんは、オフィスでは知的なイメージ。

    「だから……ソーセージ座流星群って、やっぱりあれかしら。……ションベン小僧的な?」

    話してみると……意外と天然な聖子さん。

    「そうじゃないなら、なんだと思うんです?」

    ニヤニヤしながら問うと……。

    聖子さんは七輪の炎に負けないくらい赤くなった。

    「そ……そんな話、してないんだからっ」

    「へぇ……どんな話?」

    そもそも流星群っていうのは……その名前の星座の辺りに見られる流れ星ってだけだ。

    何を妄想したのか……聖子さんの反応はいつも面白い。


    見て食べるだけと思ったら、ギアなんかを準備してて……意外とアクティブな聖子さん。

    しかも、ポークビッツから始まり、シャウエッセンに串付きフランクというチョイス……。

    「聖子さんって……ほんと、素敵ですね」


    耳元でささやきながら……真っ赤になったその耳たぶをそっとなめる。

    ……今は、これくらいの距離で十分だ。


     
     
     
    長い間…自分のために書いていた物語たちを、形に残そうと思い立ちnoteをはじめました。 自己紹介をご覧ください。 今は、創作エッセイや企画のお話しに参加させていただき、書くことを楽しんでいます。 不思議な余白が好き。 (長編は、児童文学寄りかも?) よろしくお願いします🌳。

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