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同じ絵を見ているのに、世界は違う

    3歳の息子と、
    通信教育のお試し教材をやっていたときのこと。

    4つの絵が並んでいて、  
    「この中で仲間はずれを選びましょう」
    という問題だった。

    並んでいたのは、

    トマト  
    ピーマン  
    ボール  
    にんじん

    私は、ほぼ反射的に思った。

    答えは、ボール。

    食べ物ではないから。

    息子に聞いてみた。

    「どれが仲間はずれだと思う?」

    すると息子は、迷いなく言った。

    「にんじん」

    一瞬、頭が止まる。

    にんじん?

    「どうして、にんじんなの?」

    そう聞くと、息子は少しも迷わず答えた。

    「だって、
     ぼくが食べられるのはにんじんだけだから」

    そうだった。

    息子は、トマトとピーマンが嫌いだ。

    食べ物ではある。  
    でも彼にとっては、“食べられないもの”。

    私は、  
    「食べ物かどうか」で分けていた。

    でも息子は、  
    「自分が食べられるかどうか」で分けていた。

    同じ絵を見ているのに、  
    見ている世界が、少し違う。

    正解かどうかじゃなくて、  
    その分け方に、
    息子なりの世界が
    もう出来ていることに気づいて、  
    なんだか少し感動してしまった。

    同じ絵でも、  
    同じ景色でも、  
    人によって見えている世界は
    違うのかもしれない。

    そのことを、  
    3歳の息子に教えてもらった気がした。


    ▶︎大切にしたい「いま」

     
     
     
    働くこと|育てること|アニメ|note| 思考の余白から、生き方を見つめる。答えを出すより、あちこち寄り道しながら考えることが好き。 🌱だいたい思考途中🌱

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