坊主にスカート 第2話 | すれ違い
第2話 | すれ違い
合唱コンクール。
ぼくは、
誰よりも元気よく歌った。
本人は、大満足。
結果は――
学年ビリ。
教室へ戻ると、
あきたちが集まっていた。
🍁あき
「みちる、こあら呼んできて。」
🌰みちる
「なんで私?」
🐉たつき
「あんた、こあらとよくしゃべってるでしょ。」
🌰みちる
「……わかった。」
しばらくして。
🌰みちる
「こあら、ちょっと来て。」
🐨こあら
「なに?」
みちるについていく。
教室へ入ると、
🍁あき。
🎀ぶぶ。
🍋せり。
🐉たつき。
気づけば、
ぼくは女子に囲まれていた。
🎀ぶぶ
「男子、全然ダメだった。」
🍁あき
「こあらだけ、声が大きすぎ。」
🐨こあら
「ちゃんと歌ったよ。」
🍁あき
「だからでしょ。」
「お前が下手だから、
負けたんだよ。」
🐨こあら
「…………。」
ぼくは、
みちるを見た。
🌰みちる
「…………。」
あきが、何か言っている。
ぶぶも、何か言っている。
でも、
もう聞こえなかった。
ぼくが見ていたのは、
呼びに来た、
みちるの顔だけだった。
この日、
ぼくの心は、
見事にへし折られた。
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