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ザリガニ12匹――帰省スライダー④

    昨夜の続きです。

    義姉、娘と、もう一度波のプールに行く。
    姪の名前を呼ぶ義姉。

    俺はプール客を一人ひとり、全体を見渡す。
    娘は後ろについている。

    まあ、溺れてはいないよな。
    もちろん心配だが、どこかで安心感もあった。

    去年波のプールに行った時、ほかの子どもが溺れかけ、すぐに笛とともに監視員が飛び込み、事無きを得た。
    その後、目を離した保護者は注意されていた。

    他人事ではない。
    現に今、息子と姪は、どこにいるのか分からない。

    いた。
    遠くの浅い所で、2人で浮き輪をつけている。

    義姉と娘に伝える。
    良かった。

    息子と姪は悪くない。
    パラソルに戻り、妻に伝える。

    幹「お義姉さんと俺に引き渡すまで、◎◎(妻の名前)がついてないとダメだ」

    妻は怒られたくない様子だったので、穏やかに一言言っておしまい。

    その後は5人で流れるプールへ。
    娘と息子は俺を見て「サメだ!」と言って水をかけるので、俺も仕返しで水を10連発かける。

    大人の攻撃力を教える(笑)。
    そんなやり取りを何十回もして、プールから上がった。

    着替えた後、義母が迎えに来るまで、ザリガニ釣り。
    プールの脇に小さな池があり、そこにザリガニが大量放流されている。
    また妻は荷物番で、義姉、姪、娘、息子、俺でザリガニを釣る。

    細い枝の先に、ヒモを吊るし、その先にクリップでスルメを止める。
    これが釣り竿。

    そのスルメをザリガニの鼻先に垂らせば、ザリガニが挟んで食いつき、釣れるというわけだ。
    去年は全然釣れなかった。

    が。

    今年はつかんだ。

    ザリガニはハサミを使わずスルメを食べることもあるので(「アーン」状態)、スルメを少し逃がし、挟ませる。
    ゆっくり水面まで引き上げ、綱引きをしない。

    ここからがポイント。
    池の水を少し入れたバケツを、竿を持たない手で池の水面に乗せる。
    ザリガニを水面上に引き上げたら、バケツで迎えに行く。

    完璧。

    3匹釣ったら池に帰すルールだったが、俺は計12匹釣った(笑)。
    ザリガニも学習するもので、水面上まで釣られたザリガニは、直後にスルメを垂らしても、警戒して逃げる。

    子どもたちはなかなか釣れず、イライラする。
    コツを教え、姪と娘は少し釣れた。
    息子は釣れなかったが、仕方ない。

    義姉「私が釣ったのをあげようか? でも、そういうもんじゃないよね」
    お気遣いありがとうございます。

    仕事を終えた義母が、車で義姉と姪を迎えに来た。
    子どもたちは義母に、売店でオモチャを買ってもらう。

    そして帰路についた。
    帰り、あまりにも眠かったので、川口ハイウェイオアシスで少し仮眠。
    回復し、自宅近くのオリジン弁当に寄り、無事帰宅。

    出発から帰宅まで24時間あまり、まさにウォータースライダーのような帰省だった。
     

    さて、ここから先は「日記を読みたいんじゃない、学びを得たいんじゃ!」というあなたへ。

    このシリーズの第1話、「帰省スライダー①」に出てきたこと。

    1.拮抗条件づけ
    2.各々の生活、ペースを大切にする
    3.認知的不協和の低減
    4.非日常の体験
    5.ハードルを下げて認める
    6.臨機応変による発見
    7.無人島のジレンマ
    8.自然を楽しむ
    9.危機への早期対応

    …第1話だけでこんなにある(笑)。
    それぞれの詳しい解説は、また明日に続く。

     
     
     
    横浜に住む臨床心理士です。 生きやすくなる考え方をしましょう! 仕事やプライベートで気づいたことをもとに、生きやすくなる考え方を見出していきます。 サポート校勤務後、公立小、中、高校で23年間スクールカウンセラー。 元大学非常勤講師。 中3時不登校、通信制高校出身。

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