
なにか言って… : "Say Something" ──あとがき⑦手の届かない何かへの憧れと、でも確実にそこにある愛情と
21世紀、エイジと愛し合った記憶が鮮明に思い出された。あの美しい記憶を再現しよう。
あの頃の文脈で、もう一度。
【手の届かない何かへの憧れと、でも確実にそこにある愛情と】引用部分
「神様がそんなとこに倒れてたら、あかんやろ。仕事せえや」
「お前、神のくせに、死ぬんかい」
「お賽銭ケチったのは謝るから」
「雑にあつかってごめんな。生き返ったら、ちゃんと手を合わせて拝むわ」
「そこで勝手に神話完結させんといて」
「神様がおらんようになったら、私どこに文句言えばええねん」
「お願いだから…」
必死の思いでクレアの口から出たのが、よくふたりで笑いあった漫才だった。
泣きながら、両手を合わせて握りしめていた。神に祈るために。
「だからお願い。神様としてじゃなくて、エイジとして、なにか言って…」

A Great Big World, Christina Aguilera
"Say Something"

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