347話 展望灯台のその先に Beyond the Observation Lighthouse【波打際編】波打際スケッチ Sketches of the Shoreline ~AIと創る青春物語~
サクヤは、タカオに連れられて江ノ島の参道にあるお土産屋さんを見ながら、ゆっくりと坂道を上った。
赤い鳥居を過ぎると階段を上っていく。

結局一回もエスカーに乗らずに展望灯台のあたりまで来て、美しい花のある庭園を二人で散策した。
せっかく二人っきりのデートなのに、タカオはほとんど話をせず、もっぱらサクヤがしゃべっていた。
しばらくそれでも庭園を観たあと、展望灯台の近くでお茶を飲んだりして、
手はつながないまでも、楽しそうなデートになっている。

ちゃんと昼には、定番のシラス丼も食べている。
人気の店らしく、待合の椅子の横には、テレビ番組の名前が書いてある、有名人の色紙がたくさんあったりして・・・

海を見ながらのシラス丼は、おいしかった。

江ノ島の龍神伝説・・・・
空のどんぶりをそのままに、お茶を飲んでいたが、
ほとんどしゃべらなかったタカオは、江ノ島の龍神伝説を詳しく語っていた。
北条時政の話、源頼朝の話は以前に紹介した。

赤の娘の視線の先にの話は、この江ノ島龍神伝説などの伝承を下敷きにして創作している。

江ノ島弁天の話も、この龍神伝説に絡むものだと言えるだろう。
カードが使えないらしく、タカオは現金で払い終わると外に出た。
まだ、順番を待っている人がいる。

そこから、階段を下りながら海の方に降りていく。
階段を下りていくと、海が見えてくる。
稚児ヶ淵、その先は岩の海岸で、海岸を散歩している人や釣りをしている人が、ところどころにいる。
その海を横に見ながら、岩屋に行き、第一岩屋、第二岩屋と進んでいく。
この物語を読んでいる方だと、このシーンは何度か見ていると思う。

その日は、第二岩屋の観光客もまばらだった。
既に、午後の日は傾きかけている。
実は、タカオは少し緊張している・・・
もちろん、サクヤと二人っきりなのだからときめく気持ちはある。

が、タカオの緊張は、そのためだけではなかった。
次の話
前の話
波打際スケッチ 揺らぎの始まり・江ノ島のこちら側 (LaLaLa Books)
yukariyajp / Hiroki Kon (著) 形式: Kindle版
本編、巻末グラビアページを含め
179枚の画像 5つの動画リンクを収録!
試し読みはこちら
波打際スケッチ ― イスパニアの夜明けの前に (LaLaLa Books)
yukariyajp / Hiroki Kon (著) 形式: Kindle版
試し読みはこちら
波打際スケッチ 揺らぎの始まり・江ノ島のこちら側
The Biginning of Fluctuation : This Side of Enoshima
オリジナル曲 揺らぎの始まり
The Biginning of Fluctuation
イスパニアの夜明けの前に Before the Dawn in Hispania
オリジナル曲 イスパニアの夜明けの前に
Before the Dawn in Hispania
波打際スケッチ イスパニアの夜明けの前に Before the Dawn in Hispania
Kindleにて、販売開始!
YouTube_yukariyajp 波打際スケッチ Sketches of the Shoreline
高評価、チャンネル登録をお願いいたします。
波打際スケッチ メンバーシップ
メンバーシップ画面から参加申し込みください。
私たちは、昨日までの私たちでは
ない
いいなと思ったら応援しよう!
ご覧いただきましてありがとうございます。少しずつ進めていけたらと考えております。よろしければ応援いただけると嬉しいです。