不登校親、長女が人として退化していくように見えていた。
現在中2の学校に行っていない長女は、ほとんどを自室で過ごしている。笑い声が聞こえたり、歌声が聞こえたり、ツッコミを入れる声も聞こえる。なんだか毎日楽しそう。
一方で生活リズムはというと、朝は……というか昼くらいに恐らく起きていて、午後2時くらいにブランチを自分で作って自室で食べ、夕食は私や次女とリビングで食べ、お風呂は入ったり入らなかったり。夜は何時に寝てるか知らないけれど、恐らく深夜2時とか?3時とか?まで起きているようだ。(なにせ、私が先に寝ているので知らない)
夏休み期間中、長女と寝る時間の話になった。
「ママさー、長女ちゃんより先に寝てるからわからんけど、たまに朝くらいまで起きてることない?」
問い詰めるわけでもなく、単純に疑問だったから聞いた。眠くないのかなーと思って。
「この前はねー気付いたら朝の4時だったよ。全然動かないからさ、眠くならないんだよね」
「あ、そっか。なるほどねー」
そりゃあそうか、と思った。不登校の子あるあるだ。外出しなくなると体力がなくなる。運動していないから寝られなくなる。考えてみれば当たり前だ。ストンと腑に落ちた。
昨春の不登校初期は、こんなふうに長女のことを平然と受け止められなかった。スマホを手放せず、フリースクールも行かなくなり、昼夜逆転し、人と会うのを怖がり、どんどん人として退化していくように見えた。
不安に駆られた。無理にでも外へ連れ出したほうがいいんじゃないか。このままでは家から出られなくなるのではないか。この先どうなるかわからなくて怖い。
でも、結局何もしなかった。言い換えれば、何もしないのを頑張った。それよりも自分のことに集中し、子どもへはいつも通り「おはよう」とか「おやすみ」とか挨拶をして、どうでもいい話をした。
そういう日常の積み重ねを続けていたら、少しずつ長女の変化が見られた。スマホを見続けるという受動的な行動ばかりだったのが、イラストをSNS上で投稿したり、コメントでやり取りしたり、「ここに行きたい」「〇〇作りたい」と能動的な行動が増えた。
本当に少しずつの変化なのでうっかり見過ごしそうになるが、着実に変化している。
不登校期が終わったわけではないけれど、私も揺れることはあるけれど、長女は大丈夫なんでないかい?と思っている。
家族旅行や自分の行きたいイベントの日は朝にしっかり起きてくる。やりたいことが増えて外出も増えれば、体力も自ずと戻るだろう。
そんな感じで、あまり長女に構いすぎず、私は私のことにこれからも集中しようと思う。私も在宅ワーク続きですっかり体力がなくなってしまった。むしろ若くない私の体力増強に努めたほうが賢明なのかもしれない。
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