
子育て暗黒期 #4 小さな勇気づけが大きく私を変えてくれた
コーチとして、母として、今、私は娘かっかとの日々を心から楽しんでいます。
でも、ここにたどり着くまでには、「私はダメな母親だ」そんな思いに支配された暗黒期を、2度経験しました。
今回は、その2回目の暗黒期から抜け出したときの話。
私を救ってくれたもの
暗黒期から抜け出すきっかけとなったのは――
コーチングだった。
尊敬する方がコーチング講座を開講するとのことで、受講してみることにした。
当時の受講目的はこんな感じだった。
仕事に活かせたらいいな
娘かっかとの関係が良くなったらいいな
自分の状態が整ったらいいな
学ぶことが好きな私は、講座後に必ず動画を見返して復習し、仲間との練習にも積極的に参加していた。
「ママ」ではなく、一個人として学べる時間がうれしかった。
変われるかもしれない!と思えた日
講座ではもちろんコーチングの型(質問やプロセス)を学んだ。
でもそれ以上に
「相手の関心に関心を持つこと」
「相手の話に耳を傾けること」
「自分の状態を整えて関わること」
自分がどう関わるか?をたくさん吸収し、私は少しずつ実践していった。
変化を実感したのは、講座が始まって2ヶ月目のこと。
ある日の宿題は「周りにいる人に勇気づけの言葉をかけてみよう」というものだった。
▼当時の私のメモより
朝、ドタバタ準備の中で、娘が一人で絆創膏を貼ろうとして失敗。
いつもなら「もぉ~時間ないのに~!」ってイライラしながら言ってしまうけど、今日は「一人で貼ろうとしたんだね。チャレンジできたね」と言えた。
そんな風に言えた自分にびっくり(笑)
娘も泣き止んで「次はできるように頑張る~」と。
このちょっとした勇気づけを続けることで、自分の土台が整っていくような気がした(勇気づけでいい関係を築くことができる→私自身が満たされる)。
まずは1日5回、家族に勇気づけの言葉をかけてみようと思う!
いつもと違う行動を取れたことにびっくりし、この積み重ねで自分が変われそうと希望を持ち始めていた。
この宿題をきっかけに「この人にはどんな言葉がかけられるかな?」と日常生活で考えることが多く、私自身、気持ちよく過ごせる日々が多くなった。
(あんなに自分のことを責めてばかりいたのに)
怒らないことよりも大切にしたい関係
講座の中ではコーチングを学びながら、コーチングを実践する・受ける機会がたくさんあった。コーチングを受ける機会がある=当然自分と向き合う時間が多かった。
そして気づいたことがあった。
「娘には怒らない、穏やかな母でいたい」
これがずっと自分の理想だと思ってきたけど、実は「怒らない母でいなきゃ」「穏やかでいなきゃ」と自分に“こうあるべき”を課していただけだった。
じゃあ、本当の理想って何だろう?
「応援し合える関係でいたい」
そんな理想の姿がでてきた。
「怒らないこと」ではなく、「どんな関係でいたいか?」を大切にするようになった私は、娘との関わり方も変わっていった。
娘の態度にイラッとしたときも、「子どもを応援するママだったら?」と自分に問いかけるようになった。
その問いがあるだけで、すぐに「うるさい!」「もう面倒くさいなぁ!」と反応していた私が、娘の様子を観察し、気持ちを理解しようとするようになった。(もちろんうまくいかない時もあったが)
当時の日記を見返すと、いつしか「私はダメだ」の言葉は少なくなっていた。
代わりに、「次はこうしてみよう」という言葉が増えていた。
講座の最終回で話したこと
そして、4ヶ月の講座が終了したとき、私はみんなの前でこう話していた。
「コーチングを学び、実践し、受ける中で、結果として自己基盤が整いました。自分を責めることが少なくなって、生きるのがラクになりました。」
今思うとちょっと大げさかもしれない(笑)
でも、あの頃の私は、毎日が辛くなるほど自分を責めていた。
だからこそ、「ラクに生きられるようになった」という感覚は、私にとって大きな変化だった。
次のステージへ
そんなふうに少しずつ変わっていった私は、同じように悩んでいる人にコーチングを届けたいと思うようになった。
そう、コーチになろうと決心!
次回は、「コーチを目指す中で経験した、忘れられないできごと」についてのお話。
▼子育て暗黒期⑤はこちらから!