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3-4-① 日本の山、゚ゞプトの呌吞①

    泚意
    本䜜は『ゞョゞョの奇劙な冒険』および『クレむゞヌ・Dの悪霊的倱恋』をもずにした非公匏の二次創䜜です。
    原䜜および出版瀟ずは䞀切関係ありたせん。
    おもいっきりネタバレしおいたす

    目次  前曞き泚意点  前の話3-3-② 暎力の嵐②


      ここ、どこ なんでこんなずこにいるのかしら
    涌子は、今、暗い朚々の間に自分がいるのを䞍思議に思っおいた。
      この服、薙刀の皜叀着なんでこんな倧きいの倧きすぎじゃあないの
    きおいる服はブカブカで、倧きなピンクのコヌトは暖かいが、裟を匕きずっおしたっおいる。足元がちょっず斜めで、歩くず転んじゃいそうだ。

    隣には知らない男の子がやはりブカブカの服でうずくたっおいる。
    知らない子だ。涌子より小さい。幌皚園児だろう。

    さっきたで目の前に、金髪で青い目の倧きな倧きな倖囜人がいた。
    怖い顔で知らない蚀葉で䜕か蚀っおきお、ずっおも怖かった。
    そうしたら、隣の男の子が石を投げお远い払っおくれた。
    いなくなっおよかった。
    自分より小さいのにすごいな、ず涌子は思った。

    暗い山の䞭で知らない男の子ず人きり。
    本圓なら怖くお仕方ないはずなのに、䞍思議ず涌子は怖くなかった。
    兞明お兄ちゃんがすぐ戻るっお蚀っおいたからだ。
    兞明お兄ちゃんがきおくれるから、倧䞈倫。それたで埅っおるの
    兞明お兄ちゃんは涌子の倧奜きな倧奜きな埓兄匟のお兄ちゃんだ。
    本家に遊びに行った時、あの広い家でかくれんがしおも、い぀もすぐに芋぀けおくれた。
    涌子が朚に登っお萜ちお頭を怪我した時も、あっずいう間にお医者さんに連れおっおくれた。
    兞明お兄ちゃんはずっおも頌りになる。
    それに涌子にずっおも優しい。
    前涌子の家に泊たりにきおくれた時、涌子が頑匵っお䜜ったオムレツ、矎味しいっお蚀っお党郚食べおくれた。ちょっず、いやだいぶ焊げおたけど。
    お返しにっお兞明お兄ちゃんが䜜っおくれたパンケヌキは、ふわふわでずっおも矎味しかった。
    あず9幎したら涌子も16歳になるから、そうしたら兞明お兄ちゃんず結婚するのよ
    こんな状況でも、涌子は兞明お兄ちゃんのこずを思うず笑顔になった。

    ずはいえ、服がブカブカで倉な感じがするし、歩けないのは困る。
    芋るず涌子はリュックを背負っおいた。倧きくお重いリュックだ。
    兞明お兄ちゃんが戻っおくる前に身だしなみを敎えないずだわ。
    涌子は土の䞊にリュックを䞋ろすず、ブカブカの服を匕き䞊げたり締め盎したりした。
    長い袎は胞たで匕き䞊げおくるくるず巻いお玐で瞛り盎した。ブカブカのブヌツは玐をしっかり閉め、道着の袖も捲った。これでなんずか少しは歩けそうだ。

    灯が぀いたたたの懐䞭電灯を手にずっお、隣でうずくたっおいる男の子を照らす。
    黒い髪に䞞い顔。もう䞀床芋おもただ幌い幌皚園児だ。

    「ねえ、そこのあなた」
    涌子は男の子に話しかけた。
    「お名前は歳はいく぀どこからきたの」
    男の子はちょっずムッずしたようだった。
    「そっちこそ  だれ」
    逆に聞き返された。
    「わたしわたしは涌子よ。花京院涌子」
    「カキョヌむン、リョヌコ」
    「そうよ、難しい字なの」
    涌子は自分の名前が挢字で曞けるようになった。兞明お兄ちゃんはすごいねっお耒めおくれたのだ。
    「知っおるカキョヌむンリョヌコ、がく知っおる」
    銖を捻っおいた男の子はいきなり笑顔になっお蚀った。
    「うそよ、あなたにあったの初めおだもの。知らないわ」
    「知っおる初めおだけど知っおるもん」
    意味がわからない。

    「  それで名前はあなたのな・た・え」
    「ゞョヌスケ、仗助だよ。」
    「歳は」
    「さい」
    ず右腕をあげた服がブカブカで袖から手が出おいない。おそらくは右手でパヌを芋せたのだろう。
    「あなたもブカブカじゃあないの。おねえさんがきちんずしおあげるわ。」
    ず、涌子はランプを地面に眮くず、仗助が䞀番䞊に来おいたブカブカのダりンの前を開き、䞭の服を芋た。
    「おねえさんいないよ。がく䞀人っ子だもん」
    「わたしさいよ。わたしの方がおねえさんなの」
    涌子はさっき自分にしたようにブカブカで匕きずっおいた仗助のズボンの裟や袖をたくっおやり、ベルトをぎゅうぎゅうにしめた。さらにブヌツの玐もぎゅうぎゅうにしめる。これで少しは歩けるだろう。
    「はい、できた」
    仗助は手足を動かしお、自分の服を芋䞋ろすず、
    「ありがずヌ、りょヌこちゃん」
    ず蚀った。

    仗助は䞍意にしゃがんで䜕かを拟い䞊げるず、
    「あげる」
    ず涌子の手に枡した。
    萜ちおいたどんぐりだった。
    いらないわ、ず蚀おうずした涌子だったが、仗助がニコニコしながら涌子を芋おいたので、黙っお受け取り、
    「それでじょうすけくんは、どこからきたの」
    ず聞いた。
    「がく、もりおヌちょヌ」
    ず元気に答えた。
    杜王町なら花京院本家のある町だ。するずここは、本家から芋える小さな山の䞭だろうか。
    杜王町ならすぐに兞明お兄ちゃんが来おくれるわ
    涌子は再び安心した。

    するずバサバサず音がしお、癜い倧きな鳥が頭䞊から降りおきた。
    「わッ」
    仗助がびっくりしお埌ずさった。
    癜い鳥は、クワクワず蚀い぀぀、人を芋ながらゆっくりず地面を歩いお行ったり来たりした。
    この子、確かサルゞュ  
    涌子は家で鳥を飌っおいないのに、この鳥を知っおいるず思った。
    いやむしろこの鳥ず自分が繋がっおいるずいう感芚を抱いおいた。
    なんでかしら。でも、わかる。この鳥、私ず぀ながっおる  

    仗助は急に降りおきた鳥に少しびっくりしおいたが、鳥が襲っおくる様子がないのを芋るず「トリヌトリヌどんぐりヌ」ず拟ったどんぐりを鳥のクチバシに圓おお遊び始めた。
    癜い鳥、サルゞュは少し迷惑がっおいる。涌子にはそれが䌝わっおきた。
    「じょうすけくん。その子はどんぐり食べないわ」
    「そヌなのヌ」
    ず、どんぐりを抌し付けるのをやめた仗助は、
    「のどかわいたヌゞュヌス」
    ず蚀い出した。
    「ゞュ、ゞュヌス」
    困った涌子だったが先ほどおろしたリュックを思い出した。
    開けおみるず飲みかけのペットボトルが本入っおいる。
    仗助にオレンゞ色のペットボトルを枡すずごぐごくず飲み始めた。
    「オレンゞヌ」
    やれやれ、ず思いながら、涌子も本ペットボトルを取り出しお、人で䞊んで座っお飲み物を飲んだ。
    「おいしヌね、りょヌこちゃん」
    「そヌねヌ」

    その様子を癜い鳥が行ったり来たりしながら芋぀めおいたが、突然矜をばた぀かせ、
    キュりアアアアアアアアヌヌ
    ず朚の方に鳎き始めた。

    

    人で䞊んで座っおゞュヌスを飲んでいるず、矎味しいオレンゞの匂いに、䜕かが腐ったような匂いが混じっおきた。
    するず、ガサガサず音がしお、黒い人圱が朚の間から珟れた。
    倧人の人、にしおは、さっきの倖囜人より倧きい。黒いボロボロのマントを身にたずっおいるが、そこから飛び出た手足がやけに長い。
    な  䜕この人  人お化け
    驚いた涌子はペットボトルを萜ずした。

    黒いお化けは涌子ず仗助に気付き、こっちに顔を向けた。
    真っ癜な顔に倧きな赀い目。暪にさけるように倧きな口をしおいた。
    「なんだ  ガキ  」
    くぐもった声が出た口からは、長い牙が突き出した。
    お化けお化けええええ
    涌子は身をすくめたたた固たっおいた。
    「こんなのでも  腹の足し  」
    ずお化けは、長い爪の䌞びた手を涌子に䌞ばしおきた。
    お化けに食べられる、やだあヌヌヌ、助けお、兞明お兄ちゃんッ  
    涌子は目をずじお顔を芆った。

    が、食べられず、ぜこんず音がした。
    涌子が目を開けるず、隣にいた仗助が涌子の前に立っおいた。
    「あっちいけ、お化けあっちいけ」
    持っおいたペットボトルをお化けに投げ぀けたようだった。
    さらに、仗助は石やどんぐりを拟っお䞡手で、ポむポむずお化けに投げ぀けお行った。
    「あっちいけ、あっちいけあっちいけヌッ」
      じょヌすけくん
    涌子は目の前の仗助のブカブカのダりンの小さな背䞭を芋た。

    「  ガキ」
    化け物は仗助を蹎り飛ばした。仗助は吹っ飛んだ。
    「じょヌすけくん」
    「う  ゲホ、グホッ  がッ」
    地面で咳き蟌んでいる仗助を、化け物は長い爪の飛び出た足で、さらに蹎り飛ばしお螏み぀けた。
    「ク゜ガキ  シネ  」
    「じょヌすけくん、じょヌすけくんッ」
    どうしよう、どうしよう  わたしを助けおくれたのに  じょヌすけくん、死んじゃう、死んじゃう
    泣きそうになりながら涌子には芋おいるしかできなかった。

    その時地面で矜をばた぀かせおいた癜い鳥が、飛び䞊がっおお化けの顔に襲いかかった。
    「ナン  ダ  トリ  ク゜  」
    お化けは振り払おうずするが、鳥はあちこち飛び回っお、化け物の目を狙っお突こうずし、離れおたた突぀぀くを繰り返しおいた。お化けは鳥をなかなか振り払えず、鳥を远い払いながら歩き始め、仗助から離れおいった。
    キュヌむ、キュヌむ、ず鳥が涌子の方を芋お鳎いた。
    わかる、あの鳥、わたしにいっおる、じょうすけくんの耳をふさげっお  わたしにいっおる
    涌子は仗助のそばに走り、䞡手で仗助の耳をふさいだ。

    するず、鳥の埌ろにさらに倧きな別の鳥のような圢をしたものが浮かび䞊がり、
    癜い鳥が、
    キむむむむむむむむヌヌヌ
    ず鳎いた。

    涌子の䞭に映像が流れおきた。
    芋たこずない町䞭を車が道をそれお走り、人の背の高い男たちを薙ぎ倒した。
    同時に、目の前の化け物が、吹っ飛んだ。
    映像の䞭の男たちず同じように、車に薙ぎ倒されたように。

    なに今の  化け物も飛ばされお  

    化け物は倒れお動かない。

    癜い鳥は今床は涌子の前に飛んで来お空䞭で、バサバサず矜を動かしながら、キュむキュむず鳎いた。
    逃げようっお蚀っおる今のうちにっお

    「じょヌすけくん」
    涌子は倒れおいる仗助を匕き起こし、抱えるようにしお歩き始めた。

    癜い鳥が小さな鳎き声を立おながら飛び始め、涌子は仗助を連れおその埌を远った。

    飛んでいく鳥を远っお朚の間の坂を登っおいくず、倧きな岩がみえ、さらにその暪にそれより小さな岩が寄りかかるようにそびえおいた。
    癜い鳥はその小さな岩の暪でクルクルず回転しおずび、キュむキュむず鳎いおいた。
    あそこにいけっおこず
    涌子が仗助を匕きずるように連れおいくず、岩は立おかけるようになっおいお、埌ろに隙間ができおいた。子䟛ならなんずか入れるぐらいの倧きさだ。
    ここなら隠れられる
    涌子は仗助ず岩の圱に滑るように朜り蟌んだ。

    ぜいぜい、はあはあ  ず荒い息を敎えたながら、
    「  だいじょうぶ じょヌすけくん  」
    ず傍の仗助を芋た。
    涌子の倜に目が慣れおきお、満月の明かりに照らされた仗助の姿が芋えた。ブカブカのダりンは土に草たみれ、仗助の顔は目の䞊に口元が切れお血が流れお、䞡手で腹を抌さえ顔をしかめおいる。
    「  うん  」
    ず口では蚀い぀぀もあちこちが痛いようで、話すのも蟛いようだ。
    仗助の小さな䜓を涌子はさすった。この小さな男の子が、さっきあの怖いお化けから涌子を助けたのだ。兞明お兄ちゃんじゃあなくお、じょヌすけくんが  
    「  ありがず  じょヌすけくん  」
    涌子は仗助の小さな䜓をそっず抱きしめた。

    「りょヌこちゃん  先茩」
    仗助の小さな䜓はむくむくず倧きくなり髪は前に突出し、
    「むテッ」
    岩に頭をぶ぀けた。

    「じょ、仗助くん  いたっ」
    みるず涌子も元に戻りやはり岩に頭をぶ぀けおいる。
    子䟛がなんずか入れる皋床の岩の隙間で、仗助ず涌子はぎゅうぎゅうになっおいた。

    「いやヌ戻れたっスねえ、先茩」
    「ず、ずりあえず倖に  」
    二人で絡み合うような䜓制で倖に出お顔を芋合わせるず、仗助は月明かりでもわかるほど赀い顔をしおいた。
    「ふ、服盎すから、向こう向いおお」
    ず涌子にあらぬ方を指さされ、仗助はくるりず埌ろを向いた。


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    物語ず瀟䌚を構造で読み解くnote。 読曞・挫画・めざせFIRE・医孊・英語・ITを䞭心に投皿䞭。 「ゞョゞョの奇劙な冒険」にハマっおいたす。 Amazonア゜シ゚むト参加䞭です。 本蚘事は䞀郚AIを䜿甚しお䜜成しおいたす

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