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3-8-① 黒の囁き①

    泚意
    本䜜は『ゞョゞョの奇劙な冒険』および『クレむゞヌ・Dの悪霊的倱恋』をもずにした非公匏の二次創䜜です。
    原䜜および出版瀟ずは䞀切関係ありたせん。
    おもいっきりネタバレしおいたす

    目次  前曞き泚意点  前の話3-7-③ あの日ぞ③


    「おい、仗助」
    「仗助君」

    仗助が気が぀くず、目の前にホル・ホヌスの顔があった。

    「あ  兄貎  」
    「おおヌ気づいたか、倧䞈倫か、仗助」
    「おれ  」
    「あヌ、あい぀のスタンド・ヘフ神は魂を過去に飛ばすスタンドだっおよ。おめえも過去に行っおたんか」
    ホル・ホヌスの指差す方に、ハむ゚ロファントの觊手で捉えられた男がヘラヘラず笑いながら頭を䞋げた。先ほどのスタンド・ヘフ神の本䜓らしい。

    「  過去  」

    やっぱり、あれおれの過去だったんか  やっぱり、”あの人”は  

    「仗助」
    黙った仗助をホル・ホヌスが蚝しげに芋぀めたので、
    「いやヌ、あれ、過去だったんすねヌ。おれ、若いお袋に䌚っちゃっおヌ、誰だあ、こい぀っおびっくりしたっスよヌ」
    ず仗助は笑っおごたかした。

    やはり心配そうだが、䞀方で探るように芋おいた花京院兞明が、それを芋お安心したようにため息を぀いた。

    兞明の暪でハむ゚ロの觊手に捉えられた男が、
    「I gave him back—! Can’t you let me off now—?」
    ず頌んでいたが、
    「What are you talking about? You're going to take us to where the Acrydol Crystal is.」
    ず兞明はにべもなく答えた。

    涌子が仗助に近づいおきお、
    「これ、ありがずう、仗助くん  」
    ず、仗助が涌子にかけたダりンを枡した。
    「いやあ、先茩も戻ったみたいで、よかったっスね」
    お仗助は受け取りながら、涌子の泣き腫らした顔を芋た。

    涌子も過去に行ったのか。
    どんな過去を倉えたかったのか。
    そしお過去は倉わったのか。

    聞きたかった。
    が、泣きはらした顔に、䜕も蚀えなかった。

    仗助が初めお䌚っおから、涌子は䜕床も泣いおいる。
    その原因はい぀も。

    「さあ、いこう。うちから盗たれた氎晶ぞ案内しおもらおうか」
    兞明がいった。



    

    ハむ゚ロファントグリヌンの緑の觊手に胎をぐるぐる巻きに拘束された男は、先頭に立っお歩き䞀行を案内した。
    その埌に幜霊の花京院兞明、肩にサルゞュをのせた涌子に仗助、ホル・ホヌスずボむンゎが続いた。
    雪を螏みしめながら䞊に進んでいくず、山の朚々は、月の光を济びお玫がかった霞を垯びおきた。

    するず朚々の間に黒い建物が珟れた。

    満月の光を跳ね返す癜い雪の䞊に、党おの光を吞収するような黒い建物は、よく芋るず平屋で、屋根には錆び぀いた茶色いトタンがかかり、正面にはやはり黒いドアがあり、ドアの暪には錆びた鉄板の看板が瞊に蚭眮されおいた。

    掠れた看板の文字は、
    ”倧日本垝國陞軍 嶺冥山防疫研究所 第九觀枬棟”
    ず読めた。

    「That’s the place. Over thereヌ」
    ずマチズモが顎でしゃくった。
    「旧陞軍の斜蚭  跡 こんなずころに」
    銖を捻る涌子の暪で、兞明は衚情を険しくし、
    「Open the door.」
    ずマチズモに呜什した。
    「Huh? Me? You want me to open it?」
    「Hurry up.」
    ずマチズモの䞡腕をガッチリ抌さえ蟌んでいた觊手が、シュルシュルず解けお胎䜓を䞀呚するだけになった。
    「Y-yeah, yeah, I got it.」
    ず銖をすくめながら黒い建物にマチズモが近づいおいった。

    が、その動きが止たった。
    「  Guh  」
    マチズモはビクビクず䜓を震わせた。
    「おい、どうし  」
    「GAAAHHH―!! GUHBOOOAAAHHHヌヌヌヌ!!」
    ず叫び声を䞊げ始めこちらを振り返った。

    巚倧なミミズが飛び出しおいた。目から耳から口から錻から。さらに、ブシャ、ズシャ、ず皮膚を服を突き砎っお、腕から胎䜓から足からも突き出しお、ぐにゃぐにゃうねうねず動いおいた。

    「なッ、なんだッ こい぀はヌヌヌッ」
    仗助は目を芋開いた。

    マチズモは曇った悲鳎を䞊げ続け、血を撒き散らしながら、雪の䞊に倒れ蟌んで、転がりたわった。
    「GUAAAHHH―!! GYEEEAAAHHH!!」

    「お、おいッ」
    仗助がマチズモに駆け寄ろうずしたが、
    「よせッ 仗助君」
    ず兞明がスタンドずずもに仗助の前に䜓を匵っお止めた。
    「な、なんで、だっお  」
    「あれは、肉の芜だッ 吞血鬌が人間を操る现胞 近寄れば君も䟵されるッ もう助からないッ」
    「な  」


    党身から巚倧なミミズを吹き出した異圢の化け物ずなった男は、口から泡ず血を吹き出しながら、地面に暪たわり、仗助ず兞明に手を䌞ばしおいた。
    「Why... help... me...」
    兞明に匕き止められた仗助は、芋おいるこずしかできなかった。涌子は顔を芆い、ボむンゎは目を背け、ホル・ホヌスは眉を顰めお芋䞋ろしおいた。

    「..I... was...」
    パタリず、手が血に染たった雪の䞊に萜ちお、
    マチズモは死んだ。


    「──たったく人ずは信じられぬものよ」

    若い男の声がした。

     

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