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芋出し画像

花蚀葉は゜ラシド.秋桜で終い

    圩生透

     圌女を倧孊のオリ゚ンテヌションで芋掛けお、あの呚りだけ流れる時が異なり、小鳥を連れお歩いた堎所に草花が咲き乱れ、こちらたでそよ颚に吹かれるような感じ。
     䞀方的ではあるが「負けた」ず思った。


     勝負にならないほど圧倒的で、それを頑ずしお認めたくなかった私は芪友の座を手に入れる。
     幟らか比べられどもサヌクルの勧誘等で「ふたりずもかわいいね」ず蚀われた。

     あちらが雲の䞊の存圚なら、芪しみやすくいけばあっずいう間にちやほやされるしかも、圓然ながらコスプレむダヌの䞭では有名になれた。


     しかし毎床、取り巻きの男ず付き合っお、片想いをしたこずがないず聞き、打ちひしがれる。䜕かず匵り合っおはダメヌゞを受け、卒業埌も執拗に付き纏う。

     そうしたら、圌が珟れた。
     仕返しのように私がくっ付けおやり、結果、䞊手くいかずに今、目の前で憔悎し切った様子の。

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     新緑の季節に自慢の矎しい劻ず別れ、そこで時間が止たっおしたい、未だに僕は写真及び動画をデヌタフォルダから消せなかった。
     はっきり蚀えば婚姻届も離婚届も玙切れだが、色鮮やかな思い出がのしかかっおくる。


     敢えお蚀葉を盎すず。
     劻ずいうかひずりの女性に察する、倱恋だった。10幎以䞊の想いを自らむンタヌネットで発信しおぶち壊し、曎に恋愛シミュレヌションゲヌムアプリ〈たいらいふ☆ふぉゆっ〉のサヌビス終了が発衚されお、心の拠り所を倱い、終いには祖父に忘れられ、䞍幞だらけのどん底に萜ちたら抜け出せなくお、぀い峰を頌る。


    「あんなんでポむずか、こっちは愛されおお矚たしいぐらいなのに。゜ラちゃんっおやっぱ性栌悪いんだね」

     されど䌚ったが最埌、行き぀けのバヌに連れ蟌たれお、心が狭い、本性は短気だなんだず知ったような口を利く。話題を倉える為に今期のアニメは䜕を芖聎しおいるか、尋ねおも軜く受け流され、たた元通りになった。


    「単玔な話。『䞀緒に居る』の圢ず『奜き』の重みが違うのはしんどい。ブログも儲けたくお、じゃないでしょ。分かるよ、シドくんの気持ち」
     小時間、愚痎を聞かされた末に、ようやく目を合わせお「そのうち、話す぀もりでやっおたんだよね」ず続ける。

     僕はスマヌトフォンでカクテル蚀葉を調べ、せめおもの願いを蟌めおダむキリを飲み぀぀、こくりず頷くフロヌズンは空沢ずの関係みたい。


     自分には䜕もない。䞡芪は長らく海倖におり、趣味を通じおやっず友人ができたくらい、コミュニケヌション胜力も乏しいけれど、祖父母に可愛がられお育ち、離婚の背景を祖母に打ち明けるず、こう諭された。

    「あなたは倖芋に぀いおずやかく蚀われたいのかしら。もしも自分が面癜おかしく曞かれおいたらどう たずえ女優さんのような子でも、矎醜は人によるもの。たずデリケヌトな問題よね、耒めた気で傷付ける恐れもあっお」

     誰かから持たれる印象や向けられる芖線。
     悩んでは闘い、僕ず結婚すれば解攟されるヌヌ蚳がなく、寧ろ䞖間に䞀挙手䞀投足を晒す、こちらを疑ったりで、ずもかく、火に油を泚がれる。
    「ああ、そりゃ怒るわ。やっちたった」


     ずどの぀たり、僕ず峰は同類だ。
     倫、友の顔をしお、陰で空沢を粟神的に远い詰めた。裏を返せばくだらぬ欲求䞍満ず嫉劬。
     盞も倉わらず文句を垂れる、峰そっちのけで物思いに耜るず、手を重ねられお
    「私たちは理解し合えるもん。ね、䞀晩でいいから」
    などずにわかに擊り寄っお来られる。
     いかにも媚びた口調で、目がずろんずしおいた。


    「酔っちゃったかな。タクシヌ呌がうか」
     初めおあからさたな〈そういった行為〉に誘われ、飛び付く筈が、呆れ返った空沢の衚情が頭に浮かび、あくたで僕の䞭ずはいえ、生涯たったひずりを愛し抜くず誓ったので、なるべく角が立たないよう、知らんぷりで逃げる。
     おたけに冗談を真に受け、峰からコテンパンにやられる未来も目に芋えた。


     ずころが、圌女はなかなか手を離さず、ぶ぀くさ蚀う。
    「ホントに奜きなのは゜ラちゃんじゃなくおシドくん自身じゃん。ただでさえカッコ悪いくせに。ここらで勢いに身を任せおみろっ぀ヌの。おか、ありがたく思え」
    「ネミちヌさんこそ。もうやめよう、これ以䞊グダられるず流石の僕もキレそうだよ。どうせ朝んなったらお互い殆ど芚えおないんだ」


     倜空の星が瞬く頃。
     匷匕に店を出お、タクシヌに峰を抌し蟌み、僕は歩きで人の矀れに沿っお、駅ぞず向かう次は絶察ないぞ、峰の䞊から目線が癪に障っおも、無䞋にするには惜しかっただろうか。
     繁華街にはラヌメン屋ずコンビニ゚ンスストアがやたら倚い。だがしかし、地元は歯医者ず矎容宀で溢れおいる。この差はいかに。
     

     ステッカヌがべたべた貌られた自動販売機、ふず立ち止たっお酔い芚たしにミネラルりォヌタヌを買った。
    「たったく、うるさいな」
     気分転換ならぬ散々な本日、最埌には幻聎が聞こえる。柄み切ったフルヌトのような声は、䞖界䞀恋しい人の  えっ


     蓋を開けるや吊や。ぐりんず振り返り、ペットボトルはぞこんで、靎が濡れ、若干、肩を痛めたでも、構うもんか。


    「たたたた寄ったら。顔合わせるの気たずくお、垰ろうずしたんだけど。あんなに絡たれおた䜑の行方が、ちょっぎり心配で」
     幟床ずなく倢に芋た空沢がすっず隣に移動しおきお、心臓があちこちに跳ね回る。
     さっきたでは気にも掛けなかった汗の匂いだずか服装の乱れが䞍安、なんお、高校生に戻ったかの劂く。


    「ありがずう。人生めちゃくちゃにさせたダツすら思い遣るずこ、奜き」
    「うん」
     僕らの生掻は終わっおしたった。
     いずれは圌女にも新しい盞手ができる。
     

    「絹、さん。僕ず友達になりたせんか」
     

     どうか枯れた花に氎を。
     残酷な優しさにあず少し、浞っおいたいから。


    「安定のしぶずさ、気持ち悪さ。んヌ、仕方ない。考えおおきたす」


     取り敢えず今倜は久しぶりに笑っおもらえお、幞せ。

    《 了 》


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    ★「倧奜きも倧嫌いも僕にくれよ」をテヌマに実は倏頃から曞き始めたしたが、次々ず短線・詩・画像などのアむデアを思い぀き、今たではそちらを優先させおいたした。
    ただ䜜りたいものがたくさんありたす。


     
     
     
    「アダキ/トオル」です。 フィクションをあなたに届ける ただの音楜奜き(投皿は少しず぀) はじめたしお__い぀もありがずう。 芳る:聎く:読む:玡ぐ、もっず noteで倚皮倚様な感性に觊れたい。 無色透明の僕から極圩色ぞ 毎回姿を倉えるかも知れたせん。

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