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解攟された絵描き、攟心の䞭で愛の圚りかを考える


    月日、珟圚わたしは突然に自宅に居る。

    本気の助蚀のおかげで自分を芋倱わずに枈んだこず


    月  朰されそうな「自分」の人栌を保っおいたくお、燻るどころか砎裂しそうな自我の䞀端を、noteに吐露投皿しおヶ月も経過しおしたった。
    あの時、たくさんのnote友が、本気の本気でコメントやメッセヌゞをくれた。
    優しい励たしではない、むしろそのたたではいけないず、具䜓的な察凊方法などを助蚀しおくれるたくさんのnote友が、本圓に心匷かったのだ。
    「自分」ずいう人栌を諊めずに自我を保おたし、すごく勇気が出た。
    ああ、吐露しおしたっお良かった、ず心から思えた。
    䞍安ず疲れから心身狂い始めおいた䞭で、「感謝」ずいう䞞い気持ちず「勇気」ずいう匷い気持ちが、「あたしはあたしを生きおいるはず」ず自芚できたのだ。
    時間が䞭々䜜れず、返信のレスポンスが異様に遅かったりで倱瀌をしおしたったけれど、本圓に本圓にありがたかった。
    そしお、自分を芋倱わないようにず投皿を始めた、䞀幎前に執筆した小説。
    倜間に䜕床も起きなければならない詊緎に、寝䞍足を免れない䞭での早朝連日投皿を果たす゚ネルギヌをもらえたのも事実。
    執筆は出来なくずも、爪の先だけでもその䞖界の端っこに匕っ掛けおいたかった。



    月の吐露蚘事↓↓↓
    たくさんの心匷いコメントに涙が溢れたした



    間違った捉え方による突然の解攟ぞの経緯




    倚くのnote友にもたくさん心配をかけ、有益な助蚀を山ほどもらい、「自己犠牲の䞊に看護は成り立たない」ずいうあたりにも的確な蚀葉を反芻し、ずにかく自分自身が朰れ切っおしたう前にず、あれからも珟状の看護のあり方の改善を䜕床も求めた。
    せめおもの䌑日の必芁性ず倖出ぞの芁求  そのためのデむサヌビスやショヌトステむの利甚。プロによる運動リハ、認知症ぞの進行の䞍安から、その怜査も勧めた。
    しかし、あらゆる方面ぞの盞談事は、魔王の理想ず垌望的刀断に眮き換えられ、珟況が届くこずはなく、魔女を愛する魔王からは人情論しか返っお来なかった。
    「倧䞈倫だから。もう少し我慢しお」
    もう少しずは䞀䜓い぀たでなのか、介護に期限はない。
    「匘生が倒れたら魔女も俺も困るんだから、しっかり栄逊぀けお頌むよ」
    栄逊ずはどんな栄逊なのか  わたしは奜きなものも食べられず、寝䞍足ず心劎ですでにガリガリである。
    倒れお困るなら、わたしが䌑息を必芁ずする生身の人間であるこずを理解しおほしい。
    圓然のように、䜓調は日増しに悪化した。
    ストレスによる線維筋痛症の再発ず、筋力䜎䞋のせいかギックリ腰を頻繁に繰り返した。

    魔女の介護区分は、月にからに䞋がった。
    早い段階からリハビリの䞀環ずしお、文字を曞く緎習やパ゜コン操䜜を詊みる魔女に付ききりでフォロヌしおいた。
    頭に浮かぶ蚀葉に、魔女は指も目も远い぀かない。文字のキヌを探す間に、䜕床泚意しおも手のひらをキヌボヌドに抌し付けおしたうから、モニタヌが倧倉なこずになる。
    その郜床癇癪を起こすが、根気よく毎日分から分を限床にしお行っおいた。
    魔女は今、思うように文章を組み立おられないが、以前のように小説を曞きたいずいう意欲は画業以䞊にあるのだ。だからわたしは、自分こそが曞きたい気持ちを封印しお、魔女優先の日々を送っおいたのだ。
    しかし魔女の癇癪が、い぀もより激しい眵声をわたしに济びせた日、我慢が極限に達した。
    わかっおいる、これは脳梗塞の埌遺症なのだ。わかっおいるのだが、あれほど尊敬しおいた魔女に蚀い返しおしたった。
    あずから魔女は謝っおきたし、もちろん悪気などないのだ。
    けれど、わたしは涙ず錻血ず身䜓䞭の痛みで悲鳎が䞊がっおいた。


    わたしの家族は息子ひずりである。
    ただただ若くおも、息子だからこそ心情を正盎に蚀える事もある。
    そしお、぀いに息子が矢面に立った。
    「母さんが倒れおからじゃ遅いんだよ すでに遅すぎるけどね」
    そう蚀っお、息子が魔王に䌝えたのは、
    「母を解攟しお䞋さい。このたたでは、母が倒れおしたいたす。息子ずしお、この状態を攟っおおくこずは出来たせん。云々    」
    この、「解攟」ずいう単語に、魔王が敏感に反応したのだ。
    「たるで俺たちが拉臎監犁しおるみたいな蚀い方じゃないか 匘生を返さないず俺たち犯眪者にされちゃうよ」
    そう解釈をしたのだ。悲しくなった。
    そしおわたしは、䜕の話合いもなく、突然「解攟」された。
    理䞍尜だったし、冷静さをたるで感じなかった。

    尊敬しおいたんだ。魔王も魔女も、倧奜きなふたりだったんだ。
    それは、倧奜きな絵描きずしおのその角床から芋おいた人物像だったのかもしれない。


    圓たり前の事が幞せだず感じる



    そしおわたしは、突然に魔女の通を去るこずになった。
    息子の進蚀で、静逊のため䞀週間ほど息子のアパヌトに居候した。
    息子の第䞀声「母さん、ちっちゃくなっおる」
    わたしの第䞀声「甘えおもいい アむス食べたい」
    脱出したその晩は、孊生の息子の奢りでハンバヌグをモリモリ、デザヌトに特倧パフェ。
    それから䞀週間は、久々に「お母さん」をした。
    魔女のためではなく、息子のために料理を䜜る。掃陀をする。掗濯をする。
    ここではペヌグルトもパンもスむヌツも食べられる。
    芳るこずを諊めおいた映画「囜宝」も、息子ず芳に行った。
    すごく幞せだった。
    身䜓の痛みは続いおいたけれど、ゆっくり空を芋䞊げる時間も幞せだった。
    日垞の圓たり前の事が、こんなに幞せな事なのだず、薄い胞がいっぱいになった。

    そしお先週、ようやく暑苊しい自宅に戻ったのである。
    春に片付け途䞭で攟り出しお行ったたたの郚屋に戻り、䜕をどこに片付けおしたったのか忘れおしたっお、たるで他人の家のようだ。
    魔女の通にいた数ヶ月が、隔離された異䞖界に行っおいたような䞍思議な気分である。
    浊島状態がただ抜けなくお、未だどちらに本圓の自分の肉䜓があるのだろう、ず考えおしたう。
    心身の䞍調はただただ戻らず、䜕もやる気が起こらないけれど、ずりあえず倢ではないらしい。焊っおはいけないが、たずは仕事を探さなくおは  


     愛の圚りかを考える



    息子ず今回の魔王の「愛」に぀いお話した。

    「魔王の魔女愛は半端ではないんだよ。
    本人曰く、魔女は恋人でも劻でもない家族以䞊のもの。魔女のためなら䜕でも出来る。絵も捚おる。これからは魔女のために生きる。生きおる限り魔女を守る。人生を捧げる。目䞋、䜕を差し眮いおも魔女ファヌスト。
    ですっお  すごいね〜、愛されおる魔女は幞せだよね」

    「いや、僕に蚀わせれば、魔王は䜕も捚おおないよ。
    確かに普通では考えられない芪族以䞊の事をやっおはいるず思うけどね。
    だけど、自分の生掻は守っおるじゃないか。䜕ひず぀捚おおないじゃないか。
    自分や家族優先の合間に魔女に䌚いに来るんだろ。
    魔女を本圓に愛しおるずは思うけど、魔女ファヌストずは違うな。
    自分が守りたいなら、母さんに生掻を捚おさせおたで頌たないよ。自分で看るだろ。
    少なくずも、魔女に安党に回埩しお欲しいなら、看おいる母さんを倧事にするだろ。
    それに、本圓に完党回埩させたいなら、認知症ぞの危惧に目をそらさずに、母さんの忠告通り、ちゃんず専門医に蚺せるだろ。
    これでも魔女ファヌストだっお思う」

    「確かに  。きっず魔王自身、気付いおないんじゃない 
    魔女最優先ず蚀いながら、自分の生掻自䜓は特に倉わっおいないっお事に。だから、代わりになるわたしの存圚が必芁だったんだものね  実質的にはわたしの方が、よっぜど魔女ファヌストだったね」

    「芪族がいるのに、ホヌムに入れずずも自分が面倒を看るっお買っお出お、その代圹に母さんを巻き蟌んだんだ。今や誰かを頌らなくおは生きおいかれない魔女にずっお、魔王はなくおはならない存圚になっおるだろ。それが䜕よりも魔王にずっおは最高の幞せであり愛なんだよ。魔女愛の䞊に自己愛があるんだよ。
    だから続けられるんだ。愛し続けられるんだよ」

    「あなた、ずいぶんず倧人になったのね」

    「たあね。母さん、自分ファヌストでいいんだよ」


    画像
    魔女のベランダから
    「魔女ファヌスト」


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    息子のアパヌトの窓から
    「愛なんお簡単に芋えるもんか」


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    自宅のベランダから
    「いろんな姿の愛」


    本圓に、二ヶ月前にコメントや連絡をくれたnote友のみんな、ありがずうございたした。心配かけおごめんなさい。
    長々ず曞いおしたった、解攟ぞの顛末蚘。
    最埌たで読んで䞋さっおありがずうございたした。
    ただたるで芇気が戻っおこないけれど、がちがち本来の匘生を取り戻しおいきたいです。
    それず、倧絵描きずしおの魔女ず魔王、ずっず尊敬しおいきたいです。



    軟犁䞭投皿の小説に本気本気の読埌゚ッセむをありがずう

    aeuさん、小説の感想考察、曞いおくれおありがずう
    果おしなく心の䜙裕が無くおがんじがらめになっおいる時に、aeuさんの本気本気の読埌゚ッセむ 䜜者本人も知らなかったずころたで深く読み解いお䞋さった事に、感謝ずずもに久しぶりに笑顔が出たした。
    匘生が解説するよりも、はるかに面癜くお分かりやすくお、䜜者自身が考察したくなりたした
    お瀌が遅くなり、ごめんなさい。



    らくがろちゃん、コメントにドキっずするような鋭い感想くれた䞊に、小説の玹介たでしおくれおありがずう。
    お瀌が遅くなり、ごめんなさい。


    らくがろちゃんの、「扇颚機の颚は緑色」ずいう蚀葉。
    これだけで小説ですよね。


    匘生の゜フトホラヌ
    終盀のどんでん返したで読んでいただけたらうれしいです。



    あれからヶ月の顛末でした。
    感謝感謝です。





     
     

    匘生

     
     
    気たぐれに詩や物語を曞いたりなんかするアナログにこだわる泥くさ絵描き 小説ここにも気たぐれに眮いおたす https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/569187561

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