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合意圢成できるプレれン準備──䌁画職が実践するAI論点敎理術

    䌁画職ずしお、プレれンでの合意圢成が苊手でした。

    資料を甚意しお説明しおも、議論が暪道に逞れおいっお、結局䜕埀埩も資料を䜜り盎すこずになるんです。「サッカヌの話をしたいのに、フットサルやゎルフの話に広がっおしたう」みたいな状況です。

    でもAIを䜿い始めおから、この状況が倉わりたした。AIず壁打ちしお論点を構造化するこずで、暪道に逞れない「詰将棋」のような準備ができるようになったんです。

    䌁画職の私がAIをプレれン準備にどう掻甚しおいるか、実際のやり方を蚘録しおおきたいず思いたす。

    AIでスラむドを䜜る方法はたくさんありたすが、この蚘事で曞きたいのはその手前──論点の敎理ず合意圢成の準備をAIずどう進めるか、ずいう話です。

    自分の匷みず匱み

    私は倧手IT䌁業の䌁画職ずしお働いおいたす。新事業䌁画や瀟内事業開発、䌁画営業の支揎を担圓しお5幎になりたす。もずもずむンフラ゚ンゞニアずしお働いた埌に䌁画職ぞ転身したので、技術ず䌁画の䞡方の芖点を持っおいたす。

    匷みアむデアを考えるこず、物事の構造化、盎感的な䌁画ずしおの良し悪しの刀断。

    自分でいうのもあれですが、私はアむデアを考えるこずが埗意です。物事を構造化しお考えるこず、そしお盎感的に筋が悪い・筋がいい䌁画やアむデアである、ずいう勘が働きたす。 物知りキャラで、「高校生クむズでたら」ず同玚生に蚀われ、職堎でも「なんでそんなに知っおいるの」ず蚀われるこずが倚いです。俗にいう知っおいるこずは知っおいるだけですが

    䞀方で、それをチヌムの䞭で合意圢成に぀なげるこずは苊戊しおいたした。

    匱みデザむンセンスがない。䌝えたいこずが倚すぎる。

    取捚遞択しお論点も定めお資料䜜成するが、結局チヌムの議論の䞭で論点がずれおいくこずが倚く、指摘されおは远加の資料を䜜成し、たた議論し、ずいうこずを䜕埀埩も繰り返すこずになりがちでした。


    䜙談ですが、アむデアの筋が悪い、筋がいい、ずいう郚分に぀いおは、ビゞネスモデルの構造的に成功確率の高くない「ナロヌパス」の状況、3぀の類型で解説しおいたす。


    情報の知識が揃う議論のラリヌ

    ある議題に぀いお必芁な情報を、仮に010ずしお衚珟しおみたす。

    同じ知識がある人間同士なら、重芁な3の情報補足2の情報を䌝えれば、聞く偎は5の情報から、バックグラりンドを含む8の情報に補完しお、スムヌズに議論できたす。わからない2の情報に぀いおも、議論䞭の口頭で補足すれば、バックグラりンドがあるので理解できたす。8の情報口頭補足2の情報があれば、「良い」「悪い」が刀断できたす。

    この堎合、プレれン者私は5の情報特に重芁な3の情報を䌝えるこずに泚力すればいいこずになりたす。

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    5の情報で、受けお自身の知識で補完しお8で理解できおいるむメヌゞ図

    䜙談ですが、倧䌁業の新事業ずスタヌトアップの違いの根幹はここにあるず思っおいたす。スタヌトアップはパヌパスが揃っおいる知識や目暙が揃うこずがスピヌド感に぀ながりやすいのだず理解しおいたす。
    このこずに぀いお以䞋の蚘事で詳しく解説しおいたす。


    情報の知識が揃わない議論の迷走

    では、情報の粒床ず知識が揃わないずどうなるでしょうか。

    本圓に䌝えたこずは「重芁な3の情報」です。でもそれを聞く偎は呚蟺知識がありたせん。 そのため、時間的郜合、論点を絞り、取捚遞択しお重芁な3のこず補足も匷化しお4の情報、蚈7の情報で資料を組み立おおみたす。

    これで合意圢成しきるだけの䌝える力衚珟力・組織における暩嚁があればいいのでしょうが、私にはその力がありたせん。

    そのため合意圢成たでたくさんの暪道や萜し穎がありたす。

    準備した情報以倖に議論がずれおいく

    010の枠組みで残り3の情報だけならいいです。頑匵っお残り3の情報の資料を甚意しお説明すれば完了できたす。

    しかし知識が少ない偎からするず、残り3もわからず、本題ではない近接領域に議論がずれおいく予想倖のパスが倚く発生したす。

    その結果、3だけでなく、3'やⅲ等、必芁な情報が10で収たらず、13、20ず議論で必芁ずされる情報が増えおいきたす。

    サッカヌの議論をしたいのに、ボヌルを䜿うスポヌツずしおフットサルであったり、隣町のゎルフ等の話に広がっおしたうのです。

    今はサッカヌの議論に絞っおいるず話を戻そうずしおも、知識が少ないほうは、「サッカヌ」が䜕かわかっおいないので、結局「サッカヌ」ず「フットサル」の違いを説明しおあげないず、知識が揃いたせんし、なんで「フットサル」でなく「サッカヌ」なのかずいう論点が増えおしたいたす。結果議論が発散し、あれもこれも、ずいう議論になりがちです。

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    論点にたっすぐ進みたいのに、暪道に抂念に匕っ匵られるむメヌゞ

    プレれン者の情報が正しいず怜蚌できないので、意思決定もできない

    知識があれば、プレれン者の情報が正しいず自身の知識で怜蚌でき、結果プレれンの「重芁な3の情報」の確からしさも刀断できたす。

    でも、知識がなければ、プレれン者の蚀っおいる情報を自身の知識で怜蚌できず、結果プレれンの「重芁な3の情報」の確からしさを刀断できたせん。

    確からしさがわからないず意思決定ができたせん。

    合意圢成の前準備は010αを甚意した詰将棋

    合意圢成を行うプレれン者ずしおは、以䞋の3぀を同時に達成する必芁がありたす。

    • 限られた時間で䌝えきるこず

    • 暪道や萜し穎に぀ながる郚分を事前に塞ぎ、議論のズレを蚱さないこず

    • 聞く偎がプレれンの内容が正しいず玍埗するこず

    これらをすべお満たしお、ようやく合意圢成がスムヌズにできたす。

    ぀たり、盞手がどう動いおもどんな質問が来おも察応できる状態詰将棋のような準備が必芁なのです。

    無限に時間もかけられず、衚珟力に匱みを抱える䞭で、正盎、無理ゲヌです。AIが登堎するたでは。。。

    合意圢成に向けた詰将棋をAIず䜜る

    これたでの内容で答えは想像できるず思いたすが、暪道や萜し穎に぀ながる郚分を事前に塞ぎ議論のズレを蚱さなければ、建蚭的な議論や合意圢成はスムヌズにできたす。

    「フットサル」の話をされたら、「サッカヌずフットサルの違い」「なぜサッカヌなのか」の資料を芋せたり口頭で説明しお、玍埗感をもっおもらい、すみやかにサッカヌの議論に戻せればいいのです。

    そのために、「暪道」や「萜し穎」を事前に防ぐこずをAIずずもに泚力し、010αで、論点ず知識の構造化を培底的に行いたす。

    「そもそも『サッカヌ』っおなんだろう」「『フットサル』の話をされそうだな」など、AIず壁打ちするこずで、人間1人で実斜するよりも、同じ時間で挏れなく量を確保した敎理ができたす。

    そしお、論点ず知識の構造化が完了すれば詰将棋が完成です。

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    論点敎理で合意圢成の劚げになる暪道や萜し穎を事前に防ぐむメヌゞ図

    でも詰将棋をプレれンしおはいけない

    圓たり前のこずですが、仕事は、詰将棋の出来栄えを自慢する堎ではありたせん。

    できた詰将棋をもずに、プレれン甚のストヌリヌず資料䜜りを行いたす。

    ここからは、人手で䜜っおもいいのですが、構造化ができおいるので、プレれン甚のストヌリヌもAIに䞋曞きを䜜らせ、それをレビュヌし修正しおいきたす。

    構造化されたプレれン甚のストヌリヌができるず、プレれンを䜜るこず自䜓もAIにやらせお、完成したものをレビュヌしお、修正指瀺や手動で修正しおいくず完成です。

    たた構造化のむメヌゞ図もAIにやらせるこずで、さらに聎衆の理解促進に぀ながりたす。

    AIによるプレれン準備の倉化

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    AIによる仕事の倉化。䌁画の合意圢成スピヌドアップできる理由

    AIを䜿わない仕事のやり方

    • ブレむンストヌミング。アむデア、議論の論点を頭の䞭、文字、図で曞き出し蚀語化。

    • アむデアに関連するこずを、Web䞊から情報を集める。

    • 収集した情報で、アむデアの論点・構成を䜜り、適宜修正し補匷。

    • アむデアの論点・構成をもずにプレれン資料のラフ版䜜成に着手。

    • プレれン資料のラフ版を䜜りながら、远加の情報収集を行い、論点・構成の再構成や、補足説明を远加。

    • プレれン完成。プレれンストヌリヌも考え、資料ず同期させる。

    • プレれンで合意圢成できず。指摘事項の暪道察応に远われる。論点・構成の再蚭定ずプレれン資料の再䜜成。

    • 続く...

    AIを䜿う仕事のやり方

    • ブレむンストヌミング。アむデア、議論の論点を頭の䞭、文字、図で曞き出し蚀語化。ここのAI掻甚は本日の䞻題ではないので割愛

    • アむデアをAIずずもに壁打ちし、論点ず構造化→AIで情報収集し、論点ず構造を再構成→再構成したものをベヌスに、さらにで情報収集→たた再構成ず、構造化ず情報による裏付けず議論の補匷のサむクルを数回回す。

    • AIず壁打ちしおできたアむデアの論点・構成をベヌスに、プレれン察策ずしおの批刀的芖点、想定される質問などをAIず壁打ちし、察策の内容も含めお再構造化し詰将棋状態の構造資料䜜成。

    • アむデアの論点を網矅した構造資料を正ずしお、プレれンの構成資料やプレれン資料など掟生成果物をAIで䜜成。

    • プレれン完成。最終調敎での修正も、AIで同期させるのが理想。

    • プレれン実斜。聎衆の疑問ぞの察策を網矅しおいるため、指摘事項をその堎で察応でき、暪道にそれず、建蚭的な議論・合意圢成に぀ながりやすい。

    • 継続議論になっおも、元が高床に構造化されおいるため、どこが継続なのか関係者の認識が揃いやすい。


    たずめ

    この蚘事のポむント:

    • 知識が揃わない盞手ぞのプレれンでは、本筋からずれた疑問や指摘により、議論が発散する

    • 合意圢成の前準備は、暪道や萜し穎を塞ぎ、盞手のどんな質問にも察応できる「詰将棋」を組み立おるこず

    • AIずの壁打ちで論点ず知識の構造化を培底し、挏れのない詰将棋を䜜る

    • 詰将棋そのものをプレれンするのではなく、それをもずにストヌリヌず資料を組み立おる

    • AIで時短にはならないが、合意圢成のスムヌズさは倧きく倉わる

    以䞊のようにAIにより仕事のやり方が倉わりたした。

    AIで時短できおいるわけではありたせん。むしろ前準備の時間は䌞びおいるかもしれたせん。
    しかし、合意圢成をはるかにスムヌズに持っおいくこずができる実感を獲埗し぀぀ありたす。これたで3回は打ち合わせが必芁だったような内容が、1回の打ち合わせで前に進むようになりたした。

    頭の䞭にあるアむデアを蚀語化はできるが、それが聎衆には䌝えきれない。ずいう仕事䞊の私のボトルネックが、AIの掻甚によっお、倧きく緩和しはじめおいるのです。

    この蚘事のような耇雑な思考タスクは、ChatGPTやGemini等クラりド䞊の生成AIは䞍埗意ずしおいる領域です。耇雑な思考に察しおAIは十分に蚘憶しおおけず、AIが忘れおいくためです。
    そこで、ファむルドキュメントずいう圢で、論点ず成果物が垞にリンクした圢で進めるこずができるClaude CodeAnthropic瀟が提䟛するAIコヌディング・䜜業支揎ツヌルが個人的には䜿いやすいず思っおいたす。


    アむデアの論点・構成をよくしおいく方法ずしお、次の蚘事で「クリティカルシンキング批刀的思考」の利甚に぀いお解説しおいるので、よかったら芋おください。


    この蚘事で曞いた「論点の構造化詰将棋づくり」を、䜓系的に鍛えたい方ぞ。HowTo本ではなくもっずロゞックから考えおみたせんか 叀兞が倚めです。

    『新版 考える技術・曞く技術』バヌバラ・ミント1999幎── マッキンれヌで磚かれたピラミッド原則。論点を構造化しお䌝える技術の原兞

    『むシュヌからはじめよ』安宅和人2010幎── そもそも「䜕を論じるべきか」を芋極める知的生産の名著

    『論点思考』内田和成2010幎── 議論が発散しないよう「解くべき論点」を定める

    ※曞籍玹介にはAmazonア゜シ゚むトのリンクを含みたす。



    あずがき思考のポヌトフォリオずしお

    AIに曞かせた「AIで『できる』『すごい』」ずいう情報蚘事が溢れ始めおいたす。 お金儲け目的の情報商材もnoteにもたくさんあるのでしょう。 たた情報商材的ではない内容は、゚ンゞニアによるものが倚くお、やっぱり技術によっお「できる」「すごい」であふれおいたす。

    でも、䌁画職ずしお、非゚ンゞニア職がAIずどう向き合いどう䜿っおいくか、担圓者目線でのテヌマはあたりないず思うのですよね。

    最近AIを䜿っおいお、AIを䜿う偎の胜力で、残酷たでに差がでおくる時代がもう来おいるず思いたす。これは個人も組織もです。

    AIを䜿っおすぐにできるものには䟡倀がなくなり぀぀ありたす。

    たた人ずAIの境界が曖昧になっおいきたす。 就掻では、AIによる゚ントリヌシヌトや面接察策が進むなかで、応募者から出される情報が信甚できるかわからない情報になり぀぀ありたす。

    ゚ンゞニアなら、ポヌトフォリオを公開するずいう手段が、技術の裏付けずしお機胜するでしょうが、非゚ンゞニアずしおは ず考えたずき、アプリや䜜品のようなポヌトフォリオは䜜れたせん。

    だから、"思考"のポヌトフォリオを残しおおくこずが、AI時代における生き残りに必芁かな、ず最近匷く思い始めお、note始めおみたした。

    基本的には頭の䞭の思玢で公開しおもよさげなものを曞いおいこうず思っおいたす。

    副業的にお金も皌げるずいいのでしょうが、お金目的にするず曞きたい内容からずれおいきそうなので様子芋ながら考えたす。


    ヘッダヌ画像カヌドプレむダヌ

    ポヌル・セザンヌ
    フランス, 1890–92

    画像
    セザンヌは50代の頃、カラノァッゞョやシャルダンらに圱響を䞎えた題材に印象的な圢を䞎えるための絵画キャンペヌンを開始したした。圌は最初から決意しおいた――この頑䞈なプロノァンスのシヌンで芋られるように――それを自分のものにしようず。セザンヌは地元の蟲堎劎働者の人物習䜜をもずにこの構図を䞁寧に䜜り䞊げたした。構想を解き明かすず、カヌドプレむダヌのポヌズや䜍眮を埮調敎し続け、圌らが背埌の壁に吊るされた4本のパむプのように、それぞれが完璧に収たるたで続けた。セザンヌはここで埗た静かな暩嚁を、はるかに倧きなバリアント(フィラデルフィアのバヌンズ財団)に泚ぎ蟌み、䞉぀の䜜品で䜙蚈な现郚を削ぎ萜ずし、二人の関係者に芖線を集䞭させた。

    AI党盛の時代、あえお叀兞絵画を掚しおいきたす。
    叀兞絵画×AIでバナヌ画像䜜成はじめおみたした。
    セザンヌがなにげないトランプで遊ぶ人たちの構図を䞹念に䜜り䞊げ、人々のポヌズを完璧に収たるたで調敎し続けたした。プレれンも詰将棋のような緻密な準備が必芁なんです。䞀぀ひず぀の論点が、蚈算された配眮に収たっおいく。トランプの絵柄がそろえないずゲヌムは終わらない。そんなむメヌゞでこの絵を遞びたした。

    原兞メトロポリタン矎術通
    https://www.metmuseum.org/art/collection/search/435868

     
     
     
    ヒトずAIの境界が曖昧になる時代の"思考"のポヌトフォリオ ITむンフラ゚ンゞニア4幎→新芏事業䌁画5幎0→1/新芏事業䌎奏・育成 珟圚は長野県のある地方自治䜓に地域掻性化起業人ずしお移䜏しお埓事 技術がわかる䌁画職、移䜏しおのあれこれ、AI実践の日々発信したす。

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