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BlurでもGorillazでもない「デーモン・アルバーン」に出会う客演・コラボ名曲16選

    デーモン・アルバーンといえば、Blur、Gorillaz、The Good, The Bad & The Queen、Africa Express、ソロ作品…とにかく作品数が多くて、後追いで辿ろうとすると本体のポートフォリオだけでもかなりの量になります。
    (2023年からの後追い勢として、正直まだ全部聴き込めていません)

    それとは別に、客演やコラボという形でかなり幅広いアーティストと曲を残しているのも彼の特徴のひとつです。ジャンルも時代も横断していて、デーモンの声や作風が他のアーティストの世界に入ったときどうなるかがみえて面白く、本体作品を聴き続けているだけでは見えにくい「デーモンらしさ」の輪郭が浮かび上がってくることがあります。コラボ曲を聴くことが、むしろ本人を理解する近道になっている、みたいな。

    ただ、この客演曲たちがなかなかの曲者で、あちこちに点在しているのでまとまって探しにくい…アルバム単位で深く関わっている作品を除いて、ざっと拾っただけでも60曲近くありました。

    今回はその中から、個人的にお気に入りを16曲選んでみました!
    もともとはXでポストした内容ですが、流れてしまうのがもったいなかったので、少し整理してこちらにまとめておきます。(リリース年順)(チョイスは個人の好みです)

    画像
    Damon Albarn : Guest Appearances &Collaborations

    16曲でも多いのですが、「まずは1個だけ」と言われたら、迷わず
    Massive Attackの『Saturday Come Slow』
    デーモンのメランコリックな歌声と、Massive Attackの重厚なトラックが奇跡的なバランスで融合した、これぞ名曲。
    好きすぎて、実は私の2025年の再生数Top5に入っています🎵


    以下16曲挙げていきます→


    The Rentals - Big Daddy C. (feat. Damon Albarn) - 2000
    The Rentalsは元WeezerのMatt Sharp率いるバンド。90年代オルタナの空気感そのままに、当時のBlurにありそうでなかった絶妙なラインの曲です。


    Tony Allen - Every Season (feat. Damon Albarn) - 2002
    デーモンがBlurのシングル「Music Is My Radar」の歌詞でラブコールを送ったトニー・アレンとの初コラボ。後のThe Good, The Bad & The Queenへと繋がっていく大事な一曲です。

    トニー・アレンとの長い関係についてはこちらの記事で。 ↓


    Massive Attack - Small Time Shot Away (feat. Damon Albarn) - 2003
    Massive Attackとデーモンの縁は、音楽的な親和性にとどまらず、政治的な共闘にまで及びます。2003年のイラク戦争反対運動では、ともに声を上げた間柄です。
    デーモンがどのあたりにいるのか、実は今でもはっきりわかっていないのですが、バックボーカルに気配が漂っています。不穏で美しいトリップホップ。


    Nathan Haines - FM (feat. 2-D) - 2003
    Steely Danのカバー。2-D名義での参加です。2000年代のデーモンらしい、あの気だるいボーカルが心地よい一曲。


    Fatboy Slim - Put It Back Together (feat. Damon Albarn) - 2004
    Blurのアルバム『Think Tank』の制作にファットボーイ・スリムが深く関わっていたので、その縁で生まれたコラボかなと(推測です)。


    U-Cef - Stick (feat. Damon Albarn) - 2008
    モロッコでレコーディングされた、『Think Tank』期の人脈から生まれたコラボ。初期Gorillazっぽさも感じます。


    Eslam Jawaad - Alarm Chord (feat. Damon Albarn) - 2009
    シリア系UKラッパーとのコラボ。デーモンの多国籍な音楽交流がよく表れた一曲です。


    Massive Attack - Saturday Come Slow (feat. Damon Albarn) - 2010
    2003年の共演から7年越しのコラボで、収録アルバム『Heligoland』はMassive Attackが5年ぶりにリリースした作品でした。重厚なトリップホップのトラックに、デーモンのメランコリックな歌声が溶け込むように乗っていて、二つの個性がぶつかるというより、互いの隙間を埋め合っているような感覚があります。2025年の自分の再生数でも上位に入るくらい、繰り返し聴いています。


    Tony Allen - Go Back (feat. Damon Albarn) - 2014
    2002年の初共演から深まった、二人の長い絆を感じる一曲。ゆったりしたアフロビートに、ベースとデーモンのキラキラしたピアノ、そしてボーカルが綺麗に噛み合っています。


    Mura Masa - Blu (feat. Damon Albarn) - 2017
    もともとGorillazのアルバム『Humanz』制作時に生まれた曲で、最終的にMura Masaのデビュー作のラストを飾ることになりました。YouTubeのコメント欄を見ると、BLACKPINKのジェニーのプレイリスト経由で辿り着いた人も多いようです。


    Joan As Police Woman x Tony Allen x Dave Okumu - Get My Bearings (feat. Damon Albarn) - 2021
    トニー・アレンが亡くなる直前のセッションから生まれた曲。ロックダウン中にピアノの掛け合いなどをリモートでやり取りして完成させたそうです。


    Poté - Young Lies (feat. Damon Albarn) - 2021
    GorillazやAfrica Express周辺とも接点のある、カリブ由来×クラブ寄りのアーティスト。中毒性があって、気づいたら繰り返し聴いています。


    Flume - Palaces (feat. Damon Albarn) - 2022
    壮大で少し終末的な電子音に、人間味を与えているデーモンのボーカル(プロデューサー談)。MVも面白いのですが、私は「目の中に入っていくシーン」がちょっと苦手で直視できません……


    Little Dragon - Glow (feat. Damon Albarn) - 2023
    Gorillazでお馴染みリトル・ドラゴンとの「逆コラボ」。名曲『Empire Ants』の続きを聴いているような、夢見心地な曲です。


    Bombay Bicycle Club - Heaven (feat. Damon Albarn)
    リンクは音源ではなく、Glastonbury 2024でデーモンがサプライズ登場した時のパフォーマンス。曲自体のドリーミーな雰囲気も相まって、とても多幸感があります。


    DJ Koze - Pure Love (feat. Damon Albarn) - 2024
    ドイツのエレクトロプロデューサー、DJ Kozeの楽曲。二人がペルーで偶然出会ったことをきっかけに誕生したらしいです。


    他にも素敵なコラボ曲はまだまだあります。「これが入ってないのは」という曲や、お気に入りがあればぜひ教えてください。


     
     
     
    音楽すき。猫と子育ても。普段はXにいる。 Damon Albarnまわりの音楽を中心に、作品の背景やインタビューなどを記録・整理していく予定です! Blur / Gorillaz / デーモンソロ / 周辺作品多め。 2023年再結成からの後追い勢。

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