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【回復の記録⑱】 爆発のあとがき |“普通”を見ると、今でも世界が揺れる

    今回は具体的な過去の話というよりも、
    今でも遭遇するフラッシュバックのような話をしたいと思う。


    回復の記録|鎧を脱ぎ、愛へ還るまで 18話目。

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    BGMを流しながらどうぞ。


    仲の良い家族を見たり、
    話を聞いたりしただけで、
    まるで目の前が爆発したかのような感覚に苛まれる。

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    “普通”を見た瞬間、 目の前が爆発することがある。

    自分という存在が
    あたかも木っ端微塵に吹き飛ぶ─
    そんな感覚に陥るのだ。

    「リア充爆発しろ」とはいうけれど
    本当に爆発しているのかもしれない、と思うほどに。


    「それぞれみんな、家庭に問題がある」
    「大変なのはあなただけじゃない」
    「もっと大変な人もいるよ」

    投げかけられる言葉の数々。
    そんなことは百も承知だ。

    でも、彼らには「家庭」という土台がある。
    基礎の上に立って、その上で悩んでいる。

    私は、更地ですらない「爆心地」に立っていた。
    荒れ果てた場所からその人たちを見ると
    別世界に住んでいるのだな、と痛感させられる。

    「普通」とされる関係性を知るたびに、 めまいがする。
    親は、子供をそう思うものなのか。
    子供は、親にそんな反応をするものなのか。

    そういうふうに、人って感じるものなのか。
    そういうふうに、人って反応するものなのか。

    知らない。 本当に、何も、知らなかった。


    一番苦しかったのは、
    「理解されないこと」ではなかった。

    “何もない場所”から生きてきた感覚を、
    言葉にできないことだった。

     以前、言葉にできないものを歌にしていた。


    なぜ、自分の過去を話しただけで
    説教をされるのだろう?

    なぜ、大変だった事実を告げただけで
    マウントを取られるのだろう?

     
     
     
    夫婦で飲食店を営みながら、実体験をもとに創作と記録のあいだを綴っています。 スキとフォローの返しはしておりません、すみません。 INTP-T / Cool Winter(旧名:深海のアンコウ女)

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