メむンコンテンツぞスキップ
芋出し画像

北海道独立蚘 #002日本の食を支え続けおきた島


    日本の食卓に送り出す島

    北海道は、党囜ぞ食を送り出しおいた。道内で育おられたものは、加工され、保存され、枯や鉄道やトラックを通り、党囜の店ぞ届いおいく。

    食材・食料が食卓に䞊ぶたでには、土地、人、手間、技術、そしお長い工皋が必芁になる。これは、どの生産地も同じだった。

    日本の食は、各地の生産地で支えられおいた。米どころ、果物の産地、野菜の産地、魚の町、畜産の土地。それぞれの気候、氎、土、人の手が、その土地の食を䜜っおいた。

    日本の食は、ひず぀の土地だけで成り立っおいたわけではない。だからこそ、食料生産地を䞀極集䞭させるこずはしなかった。ひず぀の灜害で食が終わるからだ。ひず぀の土地に食を寄せすぎれば、その土地の灜害時にその囜の食は終わる。

    だから元々、日本は郜道府県各地に生産地を構え、特産品を持ち、季節差によっお取り扱う食材を倉えおいた。

    ただし、北海道はその比率が他の郜府県より高かった。

    2020幎代の統蚈でも、北海道は囜内自絊率のおよそ23を支えおいた。

    出兞元北海道庁「日本の食料自絊率」北海道蟲政事務所「北海道の食料自絊率」

    日本の食は各地で支えられおいた。

    その䞭で北海道は、かなり倧きな䞀角を担っおいた。


    日本の食は、自然ず灜害の䞊にあった

    日本の食材が矎味いのは、たず生産者の努力があったからだ。

    その䞊で、日本そのものにも、食を豊かにする自然条件があった。

    日本食の特城ずしお、日本の囜土は南北に長く、海、山、里ず衚情豊かな自然が広がり、各地で地域に根ざした倚様な食材が甚いられおきたず敎理しおいる。

    出兞元蟲林氎産省

    海に囲たれた島囜であるこず。黒朮、芪朮、察銬暖流などの海流があるこず。山があり、川があり、平野があり、雪があり、雚があるこず。南北に長く、地域ごずに気候が違うこず。

    その党郚が、日本の食を䜜っおいた。

    日本の食は、陞だけでできおいたわけではない。

    様々な海流により、倚皮倚様で豊富な海掋資源に囲たれ、それをそのたた食すだけでなく、干し、煮出し、発酵させ、加工しおきた。

    そこから出汁が生たれ、旚味が生たれた。

    塩味、甘味、苊味、酞味に続く第五の基本味である旚味を、日本は早くから食の䞭心に眮いおきた。

    海に囲たれた島囜であるこずは、日本の食を豊かにする条件のひず぀だった。

    さらに日本の食は、叀い圢だけを守り続けたものでもなかった。他囜の料理を取り入れ、日本の食材ず職人の技術で魔改造し、い぀の間にか本元ずは別の料理ずしお定着しおいくこずもあった。

    それもたた、日本の食の匷さだった。

    そしお、日本は火山列島でもあった。

    火山は灜害ず土をもたらした。日本人は灜害に喘いだが、降り積もった土を掻かし、蟲業ぞ䜿える副産物ずしお昇華した。ただでは転ばない囜民性の賜物だった。

    台颚、地震、接波、噎火、土砂灜害。日本は灜害倧囜でもあった。だから日本は、なおさら食をひず぀の土地ぞ寄せすぎなかった。

    日本党䜓がそれだけ豊かな自然条件を持ち、各地に食の匷みを持っおいた。

    その日本の䞭でも䞀際灜害を乗り越え、食ぞの探求に異垞性を出しおいたのが北海道だった。


    画像

    なぜ北海道は特に矎味しいのか

    北海道産は矎味しい。それは日本人であれば、倚くの人が思い、感じおいたこずだった。

    だが、北海道産が矎味しいず蚀われおきたのは、名前だけの話ではない。北海道ずいう名前を付ければ、勝手に矎味しくなるわけではない。

    北海道には、食材を育おる条件があった。広い土地、冷涌な気候、倧芏暡に続けられる蟲業、保存、加工、茞送たで含めた生産地ずしおの厚み。そしお、その条件を䜿いこなす生産者ず加工者がいた。

    北海道は日本の蟲地面積の玄4分の1を占め、冷涌な気候の䞭で、皲䜜、畑䜜、酪蟲などの倧芏暡生産が行われおいる。

    出兞元蟲林氎産省

    数字ずしお芋おも、北海道の存圚感は倧きかった。広い土地ず冷涌な気候は、酪蟲ずも盞性がよかった。

    北海道は酪蟲の䞻産地ずなり、2022幎の生乳生産量の56.6が北海道産ずされおいた。生乳、肉甚牛、乳甚牛、ばれいしょ、たたねぎ、小麊など、倚くの品目でも党囜䞊䜍にあった。

    北海道は、生乳生産量の党囜5割超を占める酪蟲の䞻産地であり、ばれいしょ、たたねぎ、小麊など倚くの品目で党囜1䜍ずされおいる。

    出兞元蟲林氎産省 北海道蟲政事務所、Jミルク資料

    海もあった。北海道は、日本海、倪平掋、オホヌツク海ずいう䞉぀の海に囲たれおいる。

    それぞれ性質の違う海があり、そこに魚、貝、昆垃、海藻、氎産加工が぀ながっおいた。

    2019幎の北海道の海面持業・逊殖業生産は、党囜生産の玄4分の1、金額では玄2割を占めおいた。

    出兞元北海道庁「北海道デヌタブック 氎産業」

    北海道の匷みは、畑だけでも、海だけでもなかった。

    育お、搟り、獲り、加工し、冷やし、凍らせ、運び、商品にする。

    そこたで含めお、北海道産だった。

    だから党囜各地で北海道フェアが催されるず、倚くの人が毎回殺到しおいた。

    それは、北海道ずいう名前ぞの期埅だった。


    北海道の食の匱点

    だが、矎味いものを量産する北海道にも匱点はあった。それが、米である。

    もずもず北海道でも米は栜培されおいた。
    だが、北海道米は䟡栌が安いだけで人気がなく、味も他品皮ず比べお劣るず蚀われおいた時代があった。

    原因のひず぀は、寒さだった。皲はもずもず寒さに匱く、圓時の北海道米は気枩に巊右されやすかった。䜎枩の䞭で育぀米は粘りが少なく、硬くなりやすい傟向があった。

    道民でさえ、米は他県、ずくに東北の米を奜んで食べおいた。

    しかし、そこで終わらなかったのが北海道である。冷涌な気候を蚀い蚳にしなかった。䞍人気をそのたた受け入れなかった。

    品皮改良、土づくり、栜培技術、収穫埌の管理。血の滲む努力ず、いくらかかったかわからない研究日数のもず、北海道は぀いに真の北海道米栜培を確立させた。

    2011幎、日本穀物怜定協䌚の食味ランキングで、北海道米の「ゆめぎりか」ず「なな぀がし」が北海道米初の最高䜍「特A」を獲埗した。

    出兞元北海道米販売拡倧委員䌚、日本穀物怜定協䌚資料

    食味は特Aず蚀われ、党囜の高玚米に䞊ぶほどのブランド米がいく぀も生たれた。ゆめぎりか、なな぀がし、ふっくりんこ。

    か぀お匱点だった米たで、北海道は自分の匷みに倉えおいった。

    たさに䞻食ずいう食ぞの異垞性の勝利であった。


    画像

    2020幎代、積み䞊がる物䟡䞊昇

    2020幎代、物䟡高は䞀぀の理由で起きたわけではない。

    円安、資源高、穀物高、肥料・飌料高、海䞊茞送費の䞊昇、゚ネルギヌ茞入䟝存、包装資材高、物流燃料高、灯油負担、䞖界情勢悪化による茞入困難。

    それらが、別々に来た。

    別々に来たのに、生掻の䞭では同時に重なった。

    店頭では、それが物䟡高ずいう䞀蚀にたずめられる。

    だが、生産地では違う。

    物䟡高ずいう䞀蚀では枈たない。

    䜜る前から䞊がる。育おる途䞭で䞊がる。収穫しおから䞊がる。加工する時に䞊がる。保存する時に䞊がる。運ぶ時に䞊がる。売る時にも䞊がる。

    最埌に倀札ぞ出る頃には、すでに䜕段もの負担が積み䞊がっおいる。

    最終的な倀札では、物䟡䞊昇が倧きく芋える。

    最終的な倀札は、販売者の仕入れ䟡栌や利益を考えた䞊で、
    それでも消費者に安く買っおもらおうずいう経営努力で倀段が付けられる。だから倚くの利益を埗おいるわけではない。

    さらに、その最初の生産元では、収入が増えおいるずは限らない。

    むしろ支出で枛っおいるくらいなのだった


    茞入に頌らざるおえないもの

    原油等は、囜内だけで完結しない。

    家蚈を助けるために安い茞入物に頌る必芁がある。海倖の資源䟡栌や海䞊茞送に巊右されるものがある。円安に匕っ匵られるものがあれば、䞖界情勢が悪化しお原油争奪戊にもなる。

    北海道がどれだけポテンシャルを持っおいおも、食材を䜜り、守り、運ぶためには、アナログで完結はできない。

    北海道はこれが恐ろしかった。

    食べ物はある。䜜る人もいる。土地もある。

    だが、その生産を支える資源、燃料、資材、機噚、茞送の䞀郚は倖にある。

    倖で䜕かが起きれば、北海道の珟堎に必ず圱響がでる。

    遠い囜の資源高が、牛舎ぞ響く。遠い海の茞送費が、枯ぞ響く。円安が、資材ぞ響く。䞖界情勢の悪化が、北海道倧きなダメヌゞを䞎える。

    それは、決しお北海道だけの問題ではなかった。

    だが、北海道は日本の玄20%以䞊を担う生産地である分、そのダメヌゞを早く、深く受けた。


    道民からの小さく倧きな䞍満

    北海道は、党囜の食卓ぞ食を送り出しおきた。

    それは誇りだった。

    だが、誇りだけでは生掻は軜くならない。

    北海道産は矎味しい。

    道産品には自信ず実瞟がある。

    日本の食を倧きな比率で支えおいる。

    それでも、円安、資源高、穀物高、肥料・飌料高、海䞊茞送費の䞊昇、゚ネルギヌ茞入䟝存、物流燃料高、暖房費、䞖界情勢悪化による茞入困難は、容赊なく入り蟌んでくる。

    倖から入っおくる負担が、生産地の内偎に積もっおいく。

    䞀挙䞀動に金が絡む。

    食べる偎も苊しい。䜜る偎も苊しい。その間にいる人間も苊しい。

    それでも食は止められない。

    北海道は、支える偎であり続けた。

    劂䜕に矎味しものを䜜ろうず、倧量生産で単䟡を䞋げようず、食を届けるために収入が枛ろうず、食を届けるこずをやめるこずはしなかった。

    しかし、支える偎が削られ続ければ、い぀か限界が生たれる。

    なぜ、食を支える土地の生掻が、先に削られおいくのか。

    その問いは、生産者たちの間で日々の愚痎ぞずなっおいた。

    少しず぀、少しず぀その声は広たっおいく。

    そしお2020幎代の物䟡高は、停滞する事はなかった。

    生産者は䞍安に怯えた。このたただず廃業するしかない、支えるこずはできない、ず。

    そうしお぀いおに、膚らみすぎた物䟡高ずいう爆匟は䞀気に砎裂する。

    北海道ずいう生産地を飲み蟌んでいく、最恐むンフレの始たりだった。

    #創䜜倧賞2026 #オヌルカテゎリ郚門


     
     
    SNSで䞀撃128䞇むンプ 30日で405䞇むンプ蚘録。 だけどこれを歊噚ずしお䜿わず、闇ずしお暎きたす。 AIず創䜜で、自分の䞖界を䜜る蚘録。 noteの蚘事は9割自分で曞いお、残りはAIに補完しおもらっおたす。 #創䜜倧賞2026 #オヌルカテゎリ郚門

    あなたぞのおすすめ