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呼吸理学療法を、あえて『ただの介護動作』に翻訳して現場に置く理由

    機能 × リーダー

    機能
    「この間、理学療法士の呼吸理学療法の勉強会に行ってきました」

    リーダー
    「物好きですね。参加できるんですか?」

    機能
    「意外でしょ? 参加できますし、もうすぐ向こうの認定も取れますよ」
    「技術的には、まだまだですけど。
    でも、手技は講師にかなり丁寧に直してもらいました」

    リーダー
    「……どこまで行くつもりですか」

    機能
    「変ですよね。
    教えに来てもらう話じゃなくて、
    こっちが学びに行ってるだけなんですけど」

    「病院勤務の理学療法士から、質問が止まりませんでしたよ」
    「特養の、どの場面で使うんですか、とか」
    「楽しかったですね」
    「鍼灸師と介護福祉士だと言ったら、唖然としてました」

    リーダー
    「……あちらからしたら、道場破りですもんね」

    機能
    「呼吸理学療法を、そのまま特養に持ち込まないのがミソで」

    「専門職のスキルを“手技”として使うんじゃなくて、
    介護士でもできる、日常の介護動作に落としているだけです」

    「鍼灸師の視点なら、
    呼吸に関わる緊張を
    経路使ってからほどいて、
    同じ効果を狙う、という感じですね。代用する。」

    「結構、現代の呼吸理学療法と江戸古典、名家灸選の呼吸器系疾患への触るポイント、似ているところがあるのですよ。」

    リーダー
    「………………いい意味でぶっ壊れてますね」

    機能
    「そこまでネタばらししたら、
    理学療法士が、ぽかーんとした顔してました」

    「結果として、このユニット、ADLが高いんですよ」

    リーダー
    「助かります。
    確かに介護量は減っているし、
    QOLも、私の目から見て上がっています」

    機能
    「でしょ」

    リーダーは、しばらく黙ってから、静かに頷いた。
    現場の空気が、少しだけ軽くなった。


    専門技術を、そのまま振りかざさない。
    現場の誰もが使える「共通言語」に翻訳する。

    全部を見せない。
    全部をやらない。
    でも、現場が一段楽になるところだけを残す。

    それができると、
    専門性は「技」ではなく、
    現場の力として定着する。

    続き



     
     
     
    鍼灸師、介護福祉士、看取り・ターミナルケアその他研修もろもろ 介護 機能訓練指導員の人が、MBTIや心理学、東洋医学、応用行動分析や東洋哲学などを書くnote 漫画も描いています。INTJ × 9w8 × sp/sx × デルタタイプ925 × holy(推定)

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