
MFフォトウォーク in 小伝馬町 with OM-3+NOKTON 25mm F0.95
第8回 「カメラのコムロ」 フォトウォーク。
今回(2026年4月12日)は、第4回 カメラのコムロ~モノクロ写真を極める~という名のモノクロ縛りが、更なるエスカレート‼
今までのフォトウォーク
オールドレンズ(マニュアルフォーカス)縛りと言う手枷を掛けられた条件での撮影と相成ります。
そして夕刻での撮影体験は、奇しくも、上田晃司氏を講師に迎えた第3回DCPフォトウォーク in 横浜なるイベント以来でした。当日は、OM-1 MARKⅡ+(少しでも明るいレンズ)パナライカ9mm F1.7という布陣で撮影に臨んでいます。
第3回DCPフォトウォークのYoutubeサイト
のため、提出した写真は、以下の3枚です。



そして今回、万感の想いを乗せて、更なる明るさ、マニュアルフォーカス仕様のNOKTON 25mm F0.95という名の変態レンズが、本格デビューする記念日となりました。NOKTON使用にあたってのOM-3設定は、以下の記事を参照ください。
そして、ファースト・インプレッションの感動を味わうべく、敢えて、このレンズ一度も実践投入せずに、防湿庫の隅に、仕舞い込んでの初陣です。
NOKTON 25mm F0.95の特徴
ここで、NOKTON 25mm F0.95のレンズ特性と、夕方の撮影を想定したOM-3の設定をまとめておきます。
1. NOKTONレンズの特性とWBの関係(基本)
NOKTON F0.95は、絞り値によって描写が激変するレンズです。
開放(F0.95)付近:光が滲む「ハロー」が発生。
WBを暖色(アンバー)や特定の色(グリーン)に振ると、その滲み自体に色が乗り、幻想的な空気感(オールドレンズ風)が強調。絞り込み時:極めてシャープ。WBを正確に合わせることで、現代レンズらしいヌケの良い描写。
2. 「蛍光灯の色を残す」夕方撮影の設定(OM-3特化)
OM-3の設定の詳細は、コアな内容なため、メンバーシップ限定の記事を参照ください。
3. ネジ式レンズフード+ネジ式CPLフィルター最強説!
あと一点の気づき、NiSiのCPLフィルターは、今はやりのマグネット式
ではなく、旧来のネジ式で、52mm径のNOKTONレンズにネジ込む。そして、NOKTONレンズに付属する金属製フードもネジ式。CPLフィルターにネジ込む。
その結果、フードとCPLフィルターが、しっかり固定され、フードを回すと、CPLフィルターが、追従して回り、偏向角が変化する。
今までの、CPLフィルターを回す度にフィルターガラスに指が触れる危うさが解消される。その分、F0.95の開放値を100%生かせなくなるが、このトレードオフは、圧倒的に前者が勝る。
スケジュール(撮影ルート)
16:00 MONO GRAPHY(小伝馬町) 集合
17:00 神田駅
18:00 ヨドバシカメラ
18:20 小伝馬町
魔法の写真
今回のフォトウォーク、単焦点25mm(標準)レンズには、難儀な撮影ルートで、フレームに綺麗に収まる被写体が中々、見つかりません。
おまけに、NOKTONレンズ、あばれはっちゃくな曲者です。
マニュアル操作以上に手ごわかったのは、露出補正で、普段の撮影では、-1.5段程度に収まる補正が、今回は、-2.5段といったシチュエーションが頻発。
それが、F0.95明るさによるか?
撮影環境、撮影時間によるか?
は、定かでありませんが、かつてない撮影体験となりました。
そして、今回、ベストな3枚ではなく、魔法のセットアップを体感できる写真3枚をここに掲載します。
MFTは、フルサイズと比較してボケない。

NOKTON F0.95の魔法。余りにも被写界深度が浅く、もはやどこにピンが来ているか?不明な作例。

魔法のセットアップによる、まるで、エクタクローム(ポジフィルム)で撮影したかのような鮮やかな青の再現。

今回、マジックアワーのオレンジと、街並みのブルーのコントラトを再現するよう調整した筈の魔法のセットアップだったのですが、生憎の曇り空、鮮やかなオレンジの再現は、叶いませんでした。
代わりに、白トビすることなく、街頭の錆びたオレンジを再現したのが、上の写真。
フォトウォークを通じ、魔法のセットアップは、WB調整など、撮影途中での設定変更、一切なく、首尾一貫、ミッションを遂行できました。
撮れ高について、今回のフォトウォーク、納得がいかぬ部分もありましたが、魔法のセットアップは、成功裡に貫徹できたようです。