
【実践編】長久保公園 with OM-3+NOKTON 25mm F0.95+MF12
はじめに
に続き、いよいよ実践テストです。
そこで、自宅から、徒歩10分の長久保公園へ向かいます。
長久保公園
🌟 長久保公園3つの特徴
四季折々の花々
園内には、立体的な花壇「花のプロムナード」、約100種類のハーブが香る「ハーブ園」、色鮮やかな「生垣見本園」などがあり、1年を通して写真映えする景色が広がっています。
園内のシンボル「展望大島小屋」
公園の中央には、どこか懐かしい藁葺き(わらぶき)屋根の展望台があります。上階からは園内を一望でき、天気が良ければ富士山や江の島まで見渡せる絶景スポットです。
みどりと生物多様性の拠点
園内の「みどりの相談所」では、植物の育て方を専門家に無料相談できます。また、「生物多様性センター」としての側面もあり、地域の豊かな生態系や生き物について学べる展示も充実しています。
6月中旬のこの時期、梅雨の雫をまとった花や、造形が非常にユニークな植物がたくさん見つかります。
🔬 マクロレンズで狙いたい一押し植物
ハーブ園の花々(細部の造形美)
ラベンダー:小さな紫のツボミや花が連なる様子、表面の細かな産毛。
ベルガモット(タイマツバナ):火花が散ったような非常に個性的で複雑な花の形。
フェンネルなど:小さな黄色い花がパラソル状に集まる様子を接写すると幾何学的な美しさ。
アジサイ(梅雨の定番)
アメリカアジサイ ‘アナベル’:小さな白い花が集まって大きな球体を作っています。一輪の「装飾花」にグッと寄ると、繊細な美しさ。
ヤマアジサイ・ガクアジサイ:中心部にある「真花(しんか)」と呼ばれる小さなツボミのような部分をマクロで狙うと、おしべ・めしべの細かな構造。
花のプロムナード(夏の一年草)
ペチュニア、ニチニチソウ、サルビア:花びらの細かな質感、中心部の蜜標。
ノウゼンカズラ(ダイナミックな造形)
正面入口のアーチ付近に咲く、初夏を告げるオレンジ色の大きな花です。おしべの形や、花びらの奥のグラデーション。
設定
📸 OM SYSTEM OM-3(カメラ側設定)
撮影モード:Mモード(マニュアル露出)
絞り:F0.95 (NOKTONの極上ボケを全開にするため開放固定)
ISO感度:ISO 200 (こだわり画質のための完全固定)
シャッタースピード:1/4000秒 〜 1/8000秒
※10時の強い太陽光(環境光)を完全にねじ伏せ、背景を深い闇にするための超高速シャッター。まずは1/4000秒からスタート。
フラッシュ同調設定:FP発光(ハイスピードシンクロ / HSS) をON
⚡ Godox MF12(水平2灯ストロボ設定)
右(主灯 / キーライト):1/16
カタログっぽさを消し、右側からドラマチックなスポット光をピント面に当てます。
左(補助灯 / フィルライト):1/128
左側の影が真っ黒に潰れるのを防ぎ、ごくわずかな階調を残すための極小光。
灯体の角度:左右とも「かなり内向き」に絞る
カメラから約17cm先の「ピントが合っているピンポイントの空間」だけで2灯の光が交差するようにセットします。
🔬 フィルター・レンズ(光学系)
NiSi CPLフィルター:
右側(1/16)から当たるストロボ光によって発生する、花弁や葉の「テカリ」がフッと消えて最も色彩が濃厚になる位置へ、ファインダーを覗きながら回転させて調整。
NOKTON 25mm F0.95:
最短撮影距離(17cm付近)までギリギリまで花に近づき、OM-3の拡大MFやピーキングを使って、狙ったシベやエッジに極限までピントを追い込みます。
マクロ撮影テスト
撮影日は、2026/6/15 7:30~8:30 小雨(1mm)
前述の設定は、10:00頃からを想定していたので、
シャッタースピード:1/640
Godox MF12 左、右:1/16
いざ、撮影して分かったのは、NOKTONの最短撮影距離まで寄ると、MF12を取り付けるフードが影になるという落とし穴です。
最短距離まで夜には、4灯以上のMF12を取り付ける必要がありそうです。課題が見つかった処で、今回の作例です。





雨の雫や花弁の脈動もそれなりに捕らえることができて、やっつけにしては合格点だった気がしています。
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