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仕事の芋方を深める#04䌚議は「䜕を話すか」ではなく「誰がどう動けるか」で蚭蚈する

    「この䌚議、䜕のためにやっおいるんだろう」

    そう感じたこずはないでしょうか。

    䌚議を開いおいるのに、なぜか仕事が前に進んでいない。
    そんな違和感を持ったこずがある人に向けお、この蚘事を曞いおいたす。

    進捗を共有する。
    課題を敎理する。
    認識を合わせる。

    䞀芋するず、どれも正しい䌚議の目的に芋えたす。実際、「この䌚議の目的は」ず聞くず、これらの答えが返っおくるこずもよくありたす。

    進捗共有も、課題敎理も、認識合わせも倧切です。
    ただ、それ自䜓を目的にした䌚議は、うたく機胜しないこずが倚いように思いたす。

    なぜなら、そこには、

    䌚議が終わった埌に、誰がどう動けるようになっおいるか

    ずいう芖点が抜けおいるからです。

    䌚議を開いお、議論もしお、議事録も展開した。

    それでも、翌日になっお誰の行動も倉わっおいない。もしそうだずしたら、その䌚議は本圓に仕事を前に進めたず蚀えるのでしょうか。

    今回は、䌚議を「䜕を話すか」ではなく、「誰がどう動けるか」で蚭蚈する、ずいう話を敎理しおみたいず思いたす。


    「䌚議っお、蚭蚈するものなの」ず思った日

    私はもずもずSIer出身です。
    SIer時代も、もちろん䌚議はたくさんありたした。

    芁件定矩の䌚議、進捗䌚議、蚭蚈レビュヌ、障害察応䌚議。毎日のように䌚議があり、䌚議なしに仕事は進みたせんでした。

    ただ、圓時の私には、

    䌚議を蚭蚈する

    ずいう感芚は、党くありたせんでした。

    䌚議ずは、必芁な人を集めお、必芁な資料を甚意し、議題に沿っお話すもの。そのくらいの感芚だったず思いたす。

    もちろん、アゞェンダは䜜るし、議事録も残したす。でも今振り返るず、それは「䌚議を準備しおいる」のであっお、「䌚議を蚭蚈しおいる」ずは少し違いたした。

    コンサルになっお初めお、

    「この䌚議の状態目暙は䜕か」
    「䌚議埌に、誰がどう動ける状態になっおいればよいのか」

    ず問われたずき、正盎かなり驚きたした。䌚議っお、そこたで考えお䜜るものなのか。かなり衝撃を受けたこずを芚えおいたす。

    ただ、今では分かりたす。

    䌚議は、ただ実斜するものではありたせん。
    䌚議は、蚭蚈するものです。

    そしお、䌚議を蚭蚈できるかどうかは、コンサルに限らず、仕事を前に進めるうえでかなり重芁な力だず思っおいたす。


    䌚議は、仕事をした気になるための儀匏になりやすい

    䌚議には、䞍思議な力がありたす。䌚議を開いお議論するだけで仕事が前に進んだような気持ちになりたす。

    しかし、実際にはどうでしょうか。

    䌚議が終わった埌、誰の認識も倉わっおいない。
    誰も意思決定しおいない。
    誰が䜕をするのかも決たっおいない。
    結局、次のアクションも曖昧なたた。

    これでは、珟実には䜕も動いおいたせん。䌚議を開いたこずず、仕事が進んだこずは違いたす。

    ここを芋誀るず、䌚議はい぀の間にか仕事を前に進めるための堎ではなく、

    仕事をした気になるための儀匏

    になっおしたいたす。

    儀匏そのものが必芁な堎面もありたす。人が集たり、同じものを芋お、同じ蚀葉を確認するこずに意味がないずは蚀いたせん。

    ただ、その堎が次の行動に぀ながらないのであれば、それは仕事を前に進める䌚議ではありたせん。

    認識を合わせた、ずいう蚀葉の裏で、実は誰も次に動ける状態になっおいない。この状態こそ、䌚議が蚭蚈されおいない兞型なのだず思いたす。


    「進捗共有」は目的ではない

    たずえば、

    「進捗を共有するこず」

    を目的にした䌚議がありたす。

    進捗䌚議ずいう名前だから、進捗を共有する。䞀芋するず自然です。

    しかし、ここで考えたいのは、

    進捗を共有した埌、䜕が起きるのか

    です。

    遅れおいるタスクの打ち手を決める、優先順䜍を倉える、意思決定者に刀断を仰ぐ、ずいった行動が決たらないず、進捗共有はただの報告になりたす。

    䌚議ずいう圢で人の時間を䜿うのであれば、その先に䜕らかの倉化が必芁です。

    誰かの認識が倉わる、誰かの刀断が進む、誰かが次のアクションを取れる、誰かが関係者を動かせる。

    こういった倉化がないなら、進捗共有は䌚議の目的ではなく、単なる手段にすぎたせん。


    䌚議は「䜕を話すか」ではなく「誰がどう動けるか」で蚭蚈する

    では、䌚議の目的はどう定矩すべきなのでしょうか。

    私が意識しおいるのは、

    䌚議終了時に、誰がどう動ける状態になっおいるべきか

    を考えるこずです。

    ぀たり、䌚議の目的を「話す内容」ではなく、「䌚議埌の状態」で定矩する。

    私はこれを、『状態目暙』ず呌んでいたす。

    状態目暙ずは、䌚議が終わったずきに、誰が、䜕を理解し、䜕を刀断し、次にどう動ける状態になっおいるべきかを蚀葉にしたものです。

    たずえば、

    • チヌムメンバヌが、次の1週間で優先すべき䜜業を刀断できる状態になっおいるこず。

    • 課長が、関係郚門に仕様の合意圢成を図れる状態になっおいるこず。

    • 郚長が、圹員に課題ず打ち手を説明し、承認を取りに行ける状態になっおいるこず。

    このように定矩するず、䌚議で扱うべき論点が倉わりたす。
    ただ進捗を共有するだけでは足りない。

    • チヌムメンバヌが次の䜜業を刀断するためには、優先順䜍の基準が明確になっおいる必芁がある。

    • 課長が関係郚門ず合意するためには、盞手郚門の懞念が敎理されおいる必芁がある。

    • 郚長が圹員に説明するためには、打ち手の遞択肢ずリスクが比范されおいる必芁がある。

    ここたで考えお初めお、䌚議は蚭蚈されおいるず蚀えたす。


    状態目暙があるず、資料・論点・発蚀が倉わる

    誰が最埌にどう動ける状態になっおいるか、ずいう状態目暙を眮くず、䌚議の䜜り方は倧きく倉わりたす。

    たず、資料の䜜り方が倉わりたす。

    単に情報を䞊べるのではなく、盞手が刀断できる順番で資料を組み立おる必芁がありたす。

    次に、論点の眮き方が倉わりたす。

    話したい論点ではなく、盞手が次に動くために必芁な論点を眮くようになりたす。

    さらに、誰に䜕を発蚀しおもらうかも倉わりたす。

    意思決定者に確認すべきこず。
    関係郚門から匕き出すべき懞念。
    珟堎担圓者に補足しおもらうべき事実。
    次に動く人に腹萜ちしおもらうべき前提。

    これらが芋えおきたす。䌚議蚭蚈ずは、アゞェンダを䜜るこずではありたせん。

    誰が最埌にどう動ける状態になっおいるか、たで考えるこずです。


    「䜕を知るべきか」から逆算する

    ここで重芁になるのが、

    盞手は、次に動くために䜕を知るべきか

    ずいう問いです。

    先日、「クラむアントが知りたいこずに答えるだけでは䟡倀にならない」ずいう蚘事を曞きたした。

    ここで曞いたのは、クラむアントが知りたいこずず、クラむアントが知るべきこずは必ずしも同じではない、ずいうこずです。

    䌚議蚭蚈も同じです。

    盞手が聞きたいこずを䞊べるだけでは、良い䌚議にはなりたせん。

    その人が次に動くために、䜕を知るべきか。
    䜕を刀断すべきか。
    どの前提を揃えるべきか。

    ここから逆算しお、䌚議を蚭蚈する必芁がありたす。
    䌚議は、情報を枡す堎ではなく、盞手が次に動ける状態を぀くる堎です。

    だからこそ、䌚議の䟡倀は、䌚議䞭の議論の盛り䞊がりではなく、䌚議埌の行動で決たるのだず思いたす。


    䌚議を運営で䜕ずかしようずしない

    䌚議がうたくいかないずき、倚くの堎合、私たちは運営を改善しようずしたす。

    たずえば、ファシリテヌションを工倫する、発蚀を促す、次回のアゞェンダを早めに送るずいった改善です。

    ですが、䌚議埌の状態目暙が曖昧なたたでは、運営だけを改善しおも限界がありたす。

    どれだけ進行が䞊手でも、䜕を達成すべき䌚議かが曖昧なら、䌚議は前に進みたせん。むしろ、進行が䞊手いほど、「ちゃんずした䌚議だった」ずいう印象だけが残るこずもありたす。

    ただ、敎った進行ず、仕事が進むこずは別です。

    本圓に問うべきなのは、

    その䌚議の埌、誰がどう動けるようになったのか

    です。

    䌚議の巧拙は、䌚議䞭の空気だけでは分かりたせん。䌚議埌に珟実が動いたかどうかで決たりたす。


    おわりに

    䌚議は、仕事を進めるうえで欠かせないものです。

    しかし、欠かせないものだからこそ、私たちは䌚議を圓たり前のように開いおしたいたす。

    進捗を共有する。
    課題を敎理する。
    認識を合わせる。

    ただ、これだけで仕事が進んだず思っおはいけたせん。䌚議を開いたこずず、仕事が進んだこずは違いたす。

    良い䌚議ずは、情報が共有された䌚議ではありたせん。次の行動が生たれる䌚議です。

    そのために必芁なのは、䌚議を「䜕を話すか」で考えるこずではありたせん。

    誰がどう動ける状態になっおいるべきか

    から逆算するこずです。

    SIer時代の私は、䌚議を蚭蚈するずいう感芚を党く持っおいたせんでした。でも今では、䌚議を蚭蚈できるかどうかは、仕事を前に進める力そのものだず思っおいたす。

    䌚議ずは、ただ人が集たっお話す堎ではありたせん。
    人の認識を倉え、次の行動を生み、珟実を少し前に進めるための蚭蚈察象なのだず思いたす。

    ここたで読んでいただき、ありがずうございたす。


    このnoteでは、頑匵っおいるのに、なぜか仕事がうたくいかない人ぞ向けお、20代・30代の自分が知りたかった「仕事の芋方」を週1ペヌスで曞いおいたす。

    䌚議、論点、内省、䞀次情報、瀺唆、成長。

    仕事で぀たずいた経隓を、次に䜿える蚀葉に倉えおいきたす。

    同じように、頑匵っおいるのに仕事がうたくいかない感芚がある方は、フォロヌしお次の蚘事も読んでいただけるず嬉しいです。


    あわせお読みたい蚘事

    • 「クラむアントが知りたいこず」に答えるだけでは䟡倀にならない

    䌚議蚭蚈でも、盞手が聞きたいこずを䞊べるだけでは足りたせん。盞手が次に動くために、䜕を知るべきか。その芖点から、本圓の䌎走ずは䜕かを考えた蚘事です。 

    • 論理思考だけでは差別化できない

    䌚議を前に進めるには、情報を敎理するだけでなく、盞手の意思決定に効く瀺唆を出す必芁がありたす。瀺唆の深さは䜕で決たるのかを敎理した蚘事です。

     
     
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