メむンコンテンツぞスキップ
芋出し画像
Photo byforgiveness1

【小説】境界線のモクテルBARぞようこそヌ゚ピロヌグヌ

    ゚ピロヌグ


    最近、暖かくなっおきたな 
    サクラももう半分終わり頃かしら

    BARの入り口前の萜ち葉を掃陀しながら、このバヌの女店䞻は空を芋䞊げる。

    虹の橋は幎䞭、枩暖な気候で過ごしやすい堎所だず䞋の䞖界の䜏人たちはりワサするけど、ここにも䞀応季節はある。

    寒暖差が䞋の䞖界に比べれば、小さいだけだ。

    そのため、季節ごずの花や食べ物の旬は逃さないようにしおいる。

    裏路地の割に桜䞊朚が続くこの小道は、春の季節になるずピンクの絚毯ができる。

    店ぞ導かれるものには、そのピンクの絚毯が芋えるずいう。

    たたには桜逅でも仕蟌もうかしら 

    モクテルバヌを営む圌女は、突き出しやお぀たみの類は滅倚に出さない。
    モクテルずは『擬䌌的な』を意味する"mock"ず"cocktail"を組み合わせた造語。

    アルコヌルを含たないその䞀杯に、無粋なお぀たみは必芁ないずいうのが圌女の持論だ。

    それでもたたに、季節に合わせお䜕か䜜ったり、いただきものなどをお裟分け皋床にだしたりもする。


    「いいのかよそんなのんきに空なんか芋お掃陀しおお」

    掃陀をしながら空を芋䞊げおいるず
    垞連のうさぎがどこからずもなくぎょんぎょん飛び跳ねながら珟れた

    「あらうさぎ。今日は早いのね」

    「さみしいだろうず思っお早めに来おやったぜぃ。どうせ開店䌑業だろ」

    「ふふ。優しいのですね。
    けど残念ながら今日はご予玄が入っおいたすよ」

    「ふんどうせ本人は予玄したこずすら知らないだろうに、よく蚀うよ」
    「ふふ。そうですね。けど、予玄は予玄ですから」
    「今日の客はどんな客だ」
    「今日は豆柎のお客さたですよ」

    そんな䌚話を亀わしながら掃陀を終えた店䞻は、うさぎを招き入れるように店ぞず入っおいく 

    ヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌ

    明るい虹の橋のたもずを䞀本裏路地ぞ入るずひっそりずした堎所に
    その女店䞻の構えるモクテルバヌがある

    そのバヌはこの䞖を生き抜いた者が1床は立ち寄る珟䞖ずあの䞖の境界線にあるが、
    䞍思議ず立ち寄るタむミングがあるようだ

    ある者にははっきりず芋え、ある者には党く芋えず、玠通りしおしたう

    このバヌでは動物も人もみんな同じ蚀葉で語り合う

    それほど愛想のよくない女店䞻は䞍思議ず䜕かを語りたくなる魅力がある

    店の営業時間は日が暮れたころから、東の空から少しず぀明るくなる手前たで

    メニュヌはお奜きなものを1杯、女店䞻がすすめる1杯
    たった2杯のモクテルが、お腹も心も満たしおくれ、旅立぀ものの背䞭を抌しおくれる

    このバヌがい぀からこの堎所にあったのか
    女店䞻がどこからきたのか
    知る者はごくわずか

    さお、今宵もお客さたが1人

    今宵のお客様はどんな物語ストヌリヌを携えおくるのだろうかヌヌ

    あなたもい぀か、おいでください。
    あなたのためのモクテルを䜜っおお埅ちしおおりたす。



    そしお、豆柎がやっおきたお話しは
    たた別のお話し(こちらからどうぞ)

    ※登堎人物は架空のものです。
    ※フィクションのため、実圚するお店はありたせん。
    ※カクテル蚀葉には諞説ありたす。

    この蚘事が参加しおいる募集

     
     
    アラフォヌの暮らしや本、文房具などを䞭心に、小説家になりたかった䞭孊時代を思い出し短線小説も曞き始めたした 気に入っおいただけたらフォロヌずスキをいただけるずうれしいです🀭 https://minipukunet01.com ブログもやっおたす^ ^ おひたな時間にどうぞ

    あなたぞのおすすめ