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我が子の正解を探して、苦しくなっていた

    以前の私は、余裕のあるママに憧れていた。

    我が子がぐずっても慌てない。
    予定通りにいかなくてもイライラしない。
    どーんと構えて我が子を見守ることができる。

    そんなママに。

    なぜ憧れていたか。

    我が子が安心して、のびのびと育つんじゃないかと思っていたから。

    でもかつての私は、いつもどこか焦っていた。



    幼稚園の帰り、近くの公園で遊んだ日。

    辺りは暗くなり始め、ひと組、またひと組と親子が帰っていく。

    そんな中でも、我が子は変わらず元気にこう言って駆けていく。

    「もう一回すべり台!」

    今度は、
    「ブランコ!
     ママも一緒に!」
    と手を引かれる。

    ブランコを漕いでいると、公園の人はもうほとんどいない。

    我が子が楽しそうに遊んでいる姿を見るのが好きだったし、それが我が子にとっていいことだと思っていた。

    だから、私はできるだけ付き合っていた。
    満足するまで。


    でもその頃の私は、頭の中が忙しかった。

    帰ったらお風呂に夕飯。
    あ、洗濯物も取り込まなきゃ。
    今日はお弁当の日だったからお弁当箱も洗わなきゃ。
    めんどくさいな。
    明日の準備もしないと。

    時計が気になってくる。

    でも我が子はまだ遊びたい。

    ここで帰るのはかわいそうかな。
    でもそろそろいいかな。
    いや、満足するまで遊ばせた方がいいかな。

    そんなことを考えていた。

    当時の私は、
    「我が子にとってなにがいいのだろう」
    ということをよく考えていた。

    満足するまで遊ぶこと?
    規則正しい生活をすること?
    早めに帰って家でゆっくりすること?

    どれが正解なんだろう。
    そんなことを考えていたように思う。

    色々と考えながら、遊んでいた私は、帰る頃には既に疲れ果てていた。
    帰ってからの家事育児がまだたっぷりと残っているのに。

    「もう帰るよ」
    「早くして」
    「さっきも最後って言ったよね」

    そんな言葉をかけることもあった。

    我が子のためを思って遊んでいたはずなのに。
    満足するまで付き合ってあげたかったはずなのに。
    気づけば私はイライラしていた。

    そんな日もあった。



    今思うと、私はずっと正解を探していたのだと思う。

    我が子にとっての正解。
    母親としての正解。

    どうするのが一番いいのか。
    どうするのが我が子のためなのか。

    でも今振り返ると、
    私は自分の気持ちをあまり見ていなかった気がする。


    ただ、頭の中はいつも何かでいっぱい。

    焦る。
    モヤモヤ。
    イライラ。

    そんな状態だった。

    我が子のことは考える。
    我が子にとって何がいいのかは考える。

    でも、
    私はどう感じていたのだろう。
    本当は何を思っていたのだろう。

    そこを見ていなかったと思う。

    自分がどうしたいか、なんてちゃんと見る間もなく、二の次。
    日常に追われ、考える暇すらない。

    いや、浮かんだとしてもまずは我が子。
    そう思っていたから、すぐに消えていったのだろう。

    我が子の気持ちを見ることに夢中で、自分の気持ちは置き去りになっていたのかもしれない。
    そして、いつの間にかその気持ちは見えなくなっていたのかもしれない。


    子供のことを考えているはずなのに苦しい。
    頑張っているのにイライラする。

    もしかしたら、それは自分の気持ちが置き去りになっているサインかもしれません。

    少しだけ立ち止まってみてください。


    子供はどんな気持ちだろう。

    そして、


    私は今どんな気持ちだろう。
    私はどうしたいんだろう。



    あの頃の私ができなかったけれど、今はそんな問いも大切にしています。



    我が子のことを考えているつもりだった。
    でも振り返ると、不安だったのは私自身だったのかもしれない。

    そんな気づきについては。こちらの記事にも書いています。

    最後までお読みいただき、ありがとうございました。


     
     
    育児の不安やイライラを、一人で抱えるお母さんへ。 対話を通して自分の心に目を向け、「どうするのが正しいか」にとらわれず、納得できる子どもとの関わりを選べるようサポートしています🍀 中高生の母|カウンセラー×子育てメンタルコーチ

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