メインコンテンツへスキップ
見出し画像

きれいな狸の力そば【我が干しそば道 精進の160杯目】

    【我が干しそば道 精進の160杯目】

    ●メニュー名:
    きれいな狸の力そば

    画像

    ●ご挨拶:

    やぁ諸君、ご機嫌いかがかな?
    全日本干しそば党 党首の佐奈田堂さなだどうだ。
    一束の干しそばから始まる壮大なマンネリズム劇場、
    我らが全日本干しそば党の党本部 公式noteへようこそ。
    本日も、諸君たちの潜在意識に熱く、深層心理に諄くどく語りかけるマンネリズムでサブリミナルな一杯をお届けしよう。ご覧になったあと、きっと君はどんな麺類より干しそばを欲する筈だ。
    それとも今日はタヌキそばがほしくなるかな?
    それも「きれいなジャイアン」よろしく「きれいな狸そば」だ。
    何を言ってるのかまったくわからないだろう。

    画像

    フフフ、そして今日も相変わらずの
    POWER-SOBAスタイルだ!

    年が明けてからPOSTする一杯はすべて餅入りだ!
    いい加減諸君たちも見飽きたことだろう。
    ひとつ前のPOSTで、餅をいれた力そばはしばらく控える旨をお伝えしたと思うが、やはり一晩経ってやってしまった。
    昔から喉元過ぎれば熱さを忘れるとはよく言ったものだ
    我ながらヤレヤレな性分ではある ┐(´д`)┌ヤレヤレ
    でも大丈夫、飽き飽きしているのは君だけじゃない。かくいう私自身も年明けからずっと力そばばかりなので、実は本気で厭になってきているのだ。
    そして私は強制も命令もしない主義だ。
    このあとを読むか去るかは諸君たち個々の判断にお任せしたい。
    ・・引き返すのなら今のうちだぞフフフフフ。

    画像


    ●解説:

    今朝の一杯は「たぬきそば」だ。どうだ清々しいほどに清貧だろう。寒い季節は、簡単・早い・旨いの温タヌキが最高だぞぉ!
    しかも今日は(‥も?)丸餅入りの力そば!まぁ我が関東では基本的にお餅は切り餅、角餅だが、絵柄的にも美しいので私はこうして関西で一般的な丸餅をよくトッピングしている。
    さらに今回はすごいぞ!本日のタヌキはスター食品工業株式会社の天かす「つゆによくなじみ口溶けのよい【あげ玉】98円 / 50g=1グラムあたり51銭」を使用なのだ!今まで私が常用していた「角家米穀【えび味天かす】128円70g=1グラムあたり54.7銭」と違うのは形だけじゃない、口溶けが本気で違う!なにより汁にコクが出て凄いのなんの‥。
    この綿あめのような口溶けの良さとコクは、まごうことなき老舗の蕎麦屋のたぬきそばじゃないか!

    いやいや、
    ここは老舗らしく漢字で
    「狸たぬきそば」
    ・・と言わせていただこう!

    しかも上記の通りグラム単価では、スター食品工業のほうがリーズナブル!
    もちろん人の好みは千差万別せんさばんべつ、みんな違ってみんないいので、私は商品の良し悪しを比べるような無粋な真似などしたくはないし我がポリシーにいささか反するのだが‥、
    ようはスター食品工業の天かす揚げ玉クオリティがオーパーツ並みに突き抜けすぎているのだ。
    これにはさすがの千利休もビックリだろう。

    画像

    何を言ってるのか分からないかもしれないが‥、
    いつものように駄蕎麦のタヌキそばを点てていたら、今回使用の天かすクオリティが高すぎて、ついうっかり老舗の狸そばになってしまったということだ。

    なにはともあれこれはイイ!
    故に見た目の繊細さも相まって
    「きれいな狸そば」なのだ!

    お陰で朝からデリシャス&エレガントな干しそばタイムを堪能できた私なのであった。
    では汚いたぬきそばは、‥いやいや、私が今まで点ててきた駄蕎麦で路麺な「たぬきそば」とはどんなものかというと、こんな感じだ ↓

    この通りに、同じたぬきそばといえど、貴族と庶民ほどの違いがあることがお分かりいただけると思う!
    ( ー`дー´)キリッ

    それにつけても、このスター食品工業の天かす、揚げ玉の素晴らしさよ‥。
    思い起こせば、私がこの干しそば道を始めた10年ほど前、偶然噂を聞いてスター食品工業の天かすをAmazonで取り寄せたことが彼らとの出会いの始まりだった。何を隠そう、私は、あの頃からスター食品工業株式会社に注目していたのだ!
    ただしあの頃の私は明らかに駆け出しの青二才だった。干しそば道の何たるかも知らず、その機微すらも分からずに、ただガムシャラに「名代富士そば」「ゆで太郎」や「小諸そば」「名代箱根そば」の、そして「六文そば」や「一由そば」、さらには私の中での大いなる目標、三ノ輪橋の「立喰生そば長寿庵」の、その上っ面うわっつらばかりを追っていた。今思えばまさに仏作って魂入れずである。
    そんな私だ、最高のタヌキを家そばで点てたい一心で、Amazonにて良品との誉れ高いスター食品工業の天かすを、それは何の疑いもなしに購入したのであった。
    そして無論、スター食品工業の天かすは確かに間違いのないものだった、今でもその味の良さとクオリティの高さは覚えている。だが一つ、私は大きなミスを犯していたのだ。

    天かすは1kgの業務用だった!

    ・・さすがに食べきれなかったのだ(ヽ''ω`) ゲッソリ
    今の私なら、今日まで約10年の干しそば道の知見があるので「なぁ~にジップロックで小分けにすればよいだけだ。早めにいただくものは冷蔵で、そうでないものは冷凍だな!」‥と、器用に中・長期保存ができるだろうが、なにぶん駆け出し故にそこまで知恵が回らず、仕方がないので天かすを三食三晩、蕎麦やうどん、はたまた様々な料理に使いまくり、そうして3日目になるころには天かすを見るだけで吐きそうになってしまい消費量がガクンと落ちて、終いには冷蔵庫で保存していたとはいえ見事に腐らせてしまった。
    あのときの甘酸っぱくも切ない思い出、それが私のスター食品工業との出会いなのであった、
    なにより本当に腐らせてしまったので、
    甘酸っぱいどころか酸っぱい匂いがしたのだよ
    ( ´ー`)フゥー...。

    あーそんなところで、そろそろ話を戻そうか、
    どうもこの手の話はキリがない。

    ちなみにたぬきそばとは、決して野生動物の狸の肉塊が入った蕎麦ではない。由来については諸説あるが、最も可能性の高いものは、天かす=種抜き天ぷら=「た」抜き天ぷら=たぬき、
    ・・つまりタネ抜きの転訛であると云われている。
    少々補足をすると、天ぷらの「タネ」を抜いた揚げ物の「タネヌキ」であり、そば屋で「ぬき」を頼むと、天ぷらそばのそば抜き(そばつゆに天ぷらだけが入っている)が出てくるのと同様で、「タネ抜き」を語源に「たぬき」とした説が最も有力な説である。
    その他、名の由来と云われるものは以下である。

    1. きつねそば・きつねうどんに比べてかけ汁の色合いが濃く濃厚な味付けであることに由来するとみる説。

    2. 世田谷区砧(キヌタ)家で始めたキヌタソバがその始まりだという説があり、「きぬた」を逆さに読んだ。

    3. 天かすの印象が腹を膨らませた「たぬき」の様子を連想させることに由来するという説。
      (参照元:Wikipedia)

    画像

    さぁそして今回使用の干しそばは、私の愛する駄蕎麦感に満ち溢れ、且つ田舎の蕎麦屋の趣が高い茂野製麺製「そば」を使用だ。この干しそばは、駄そば大衆そば味の干しそばとしては、信州ほしの製ローソンspec、日本伝承蕎麦と同様に私が好みのものである。この蕎麦の大きな特徴「懐かしい味」は、今の寛容性のない時代の中で疲れた人々をホッとさせるリラクゼーション効果の高いものだ。独特の柔らか食感がそう感じさせるのであろうか。特に温そばが旨い一品なのである。
    この蕎麦は、Big-Aなどイオン系列のお店で度々見られる量販店向けの干しそばで、3人前で98円(税別)と爆安価格なところも素晴らしい、まさに茂野製麺は我ら貧乏人の救世軍、正義の味方No.1企業なのである!


    ●干しそば:

    茂野製麺 そば(一袋98円/3人前)
    ※1人前を使用

    画像


    ●つゆ:

    キッコーマン濃いだし本つゆ
    ヤマサしょうゆ
    (つゆ50cc しょうゆ10cc 水300cc)

    画像


    ●天かす:

    つゆによくなじみ口溶けのよい「あげ玉」 98円/50g
    製造 スター食品工業株式会社

    画像


    ●丸餅:

    イオン トップバリュ まる餅(佐賀県産もち米使用)
    製造 サトウ食品株式会社 佐賀工場

    画像


    ●カットわかめ:

    中国産乾燥わかめ
    販売 マツキヨPB品
    製造 株式会社キョウワ

    画像


    ●長ネギ:

    千葉県産

    画像


    ●七味唐辛子:

    エスビー(5振り)

    画像


    ●コメント:

    たぬきそばの際は、いつも同じ話をさせていただいているが、今日もマンネリズム全開でお話させていただこうか。
    いい加減、諸君たちも耳にタコができたころだろう。
    とはいえ私はやめない、やめるわけがない!

    さぁー今日も聞いてもらおう、
    「オッサンの昔ばなしキメェ~コーナー」を!
    フハハハハハハハハ!

    1985年に房総の山の中から出てきた私は、新宿曙橋の立ち食いそば屋で年中たぬきそばを食べていた。あの頃は本気でお金がなく、よく通った立ち食いそば屋では安くお腹をいっぱいにするために、海苔の佃煮付のミニご飯とかけそばの「かけそばセット」ばかりをよくオーダーしていた。このボリューム感で当時18歳の私は十分満足できたものだ。
    しかし同時に最高級のかき揚げ天ぷらそばに強い憧れを感じていたことも事実だ。出来ればアレを食べたい頂点を目指したい!ここで憧れを優先し一時の満足感を取るか、格は落ちてもかけそばセットの「実」を取るか‥。
    そんな妥協の産物が、かけそばをタヌキにVersion upすることだったのだ。かき揚げ天ぷらには遠いが、+50円のささやかな贅沢で満足感も満腹感も得られたのであった。

    人生に「そば」あり、
    私の人生に「たぬきそば」あり。
    そして今の私には
    「きれいな狸の力そば」があるのだ!
    ( ー`дー´)キリッ


    ●注意点:

    特になし。素晴らしい一杯だ。


    ●全日本干しそば党 党首より:

    干しそばの神様そば神様、お陰で私が美術学校生の頃に通い詰めた曙橋駅の立食いそば屋は既に凌駕、更に新年早々、我が人生で最も旨いと感じた三ノ輪橋「立喰い生そば長寿庵」に肉薄できる一杯が点てられているように思われます。ここまでありがとうございます。
    蕎麦神様は偉大なり!
    蕎麦神様は偉大なり!
    蕎麦神様は偉大なり!

    諸君、干しそばの光に( ゚д゚ )クワッ!!

    -------------------------
    ●追伸:
    全日本干しそば党の歴史は、Instagramから始まった。
    https://www.instagram.com/sanada_do/

    ※本稿は、Instagram 2026年1月5日のPOSTより引用・加筆

     
     
    ここは私が干しそばで点てた家そばの備忘録。決して町の立喰いそば屋の食レポではない。私は干しそばで点てる駄蕎麦・大衆蕎麦を日々世界に発信する秘密結社「全日本干しそば党」党首である。党は現在、北は北海道から、南は遠く海を越え香港に支部を置く。 諸君、干しそばの光に( ゚д゚ )クワッ!!

    あなたへのおすすめ