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かき揚げ天ぷらそば(ゆで卵入り)【我が干しそば道 精進の177杯目】

    【我が干しそば道 精進の177杯目】

    ●メニュー名:
    かき揚げ天ぷらそば(ゆで卵トッピング)
    ※もしくは、天玉そば茹で卵仕様か?

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    ●ご挨拶:

    やぁ諸君、ご機嫌いかがかな?
    全日本干しそば党 党首の佐奈田堂さなだどうだ。
    一束の干しそばから始まる壮大なマンネリズム劇場、
    我らが全日本干しそば党の党本部 公式noteへようこそ。
    本日も、諸君たちの潜在意識に熱く、深層心理に諄くどく語りかけるマンネリズムでサブリミナルな一杯をお届けしよう。ご覧になったあと、きっと君はどんな麺類より干しそばを欲する筈だ。それとも今日はかき揚げ天ぷらそばの茹で卵入りがほしくなるんじゃないかな?
    昔ながらの立ち食いそば屋では、全てのメニューの最上位に位置する選ばれた者しか手繰れない至高の存在「天玉そば」の、そのさらなる上位メニューといえるこの一杯について、今日はお話したい。

    え?なんだって?
    いちいち安い蕎麦で語るな
    どうでもいい、‥だと?(; ・`д・´)

    ‥お、おまいなんか
    おまいなんかチネ!(´・∀・`)

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    ●解説:

    今朝の一杯は駄そばのアイコン「かき揚げ天ぷらそば」に、贅沢にも茹で卵を投下した仕様だ。つまりこの一杯は、立ち食いそば屋では皆が憧れる最上級メニューのひとつ「天玉そば」茹で卵Versionともいえる。
    実は20年程昔の話だが、この茹で卵トッピングのかき揚げ天ぷらそばも、生卵の「天玉そば」と同じ名称で提示していた立ち食いそば屋が実在したのだ!(今もあるかな?)。
    オーダーの際は「天玉そば」注文の際に、速やかに「生」か「茹で」かの追加指定が必要だった。そうしないと、もれなく生たまご版の天玉そばがカウンターに置かれるのである。
    私はここを間違い、茹で卵版が欲しかったのに生卵版が出てくるという、取り返しのつかない手痛い思いを何度かした記憶がある。
    実際のところ、生卵より茹で卵のほうが手間がかかる分、当たり前だが多少高くなる。故に一般的な生卵の天玉そばより、茹で卵版のほうが上級メニューとなるのだが、如何せんあの店は非常に紛らわしかった。
    ちなみにだが‥、その当時から、天玉そばは基本的に生卵仕様であり、茹で卵を追加したい場合は「天玉そばの茹で卵版」ではなく、「かき揚げ天ぷらそば+茹で卵トッピング」とオーダーするのが一般的であった。

    まぁここまで、かなり前置きが長くなったが、そんなかき揚げ天ぷらそばの誕生は、一般的には江戸時代後期に、店舗を構える蕎麦屋ではなく屋台そばで発祥したという。それもかけそばや盛りそばぐらいしか出さない夜鷹蕎麦よたかそば(夜蕎麦売り)ではなく、タネものも提供するワングレード高い形態の屋台蕎麦「風鈴蕎麦ふうりんそば」で生まれたということだ。

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    (歌舞伎の演目『小袖曾我薊色縫』こそでそがあざみのいろぬいの一場面 実在した大泥棒「鬼あざみ清吉」をモデルにした人物が、劇中で「二八そば」の屋台の客として登場するシーン 屋台に風鈴がぶら下がっています 浮世絵画家は歌川豊国(三代目))

    ただしグレードが高いとはいえ、風鈴蕎麦が提供する天ぷらなどタネものは、屋台蕎麦と同様に伸びた蕎麦に醤油辛い汁をぶっかけただけの、平たく言えば不味い蕎麦を、少しでも旨く食べやすいようにと発展したものだ。天ぷらや練り物などを加えることで、その油分で口に流し込むためのものでもある。
    その中でもかき揚げ天ぷらとは、基本的には廃棄寸前の屑野菜を適当に小麦粉で絡めて天ぷらにしたもので、その形状から衣が吸う油分が多く、屋台の不味い蕎麦と蕎麦汁に油分タップリのコクを加えることができた。
    そのせいか当時からトッピングとして人気が高かったようだ。
    なにより江戸時代は究極のリサイクル社会。このかき揚げ天ぷらもそういった背景が、ようは勿体ない精神、もしくはゴミでもお金にしようとする江戸庶民の余地のない豊かな事業化発想能力が引き金になった結果、誕生したものなのかもしれない。
    いずれにせよ人口の一極集中が進み、さらに男ばかりがやたら多くファストフード社会であった当時の江戸の生ごみ削減には大いに貢献したのではないだろうか。
    そして本日のかき揚げは、味の錬金術師「味のちぬや」の「6種の具材海鮮かき揚げ」を利用だ。エビやカニが実は苦手な私にはちょっと嬉しく、その手の不気味な節足動物は少な目で、かわりにイカや野菜が多いものなのだ。
    そして電子レンジ加熱で簡単お手軽に、ボリューミーで美味しいかき揚げが味わえる逸品なのである。

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    そして今回使用の干しそばは、私の愛する駄蕎麦感に満ち溢れ、且つ田舎の蕎麦屋の趣が高い茂野製麺製「そば」を使用だ。この干しそばは、駄そば大衆そば味の干しそばとしては、信州ほしの製ローソンspec、日本伝承蕎麦と同様に私が好みのものだ。
    この蕎麦の大きな特徴「懐かしい味」は、寛容性のない今の時代の中で疲れた人々をホッとさせるリラクゼーション効果の高いものである、独特の柔らか食感がそう感じさせるのであろうか。そのせいなのか、実は冷しよりも今回のような温そばのほうが、よりおいしく感じられる干しそばなのだ。
    この蕎麦は、Big-Aなどイオン系列のお店で度々見られる量販店向けの干しそばで、3人前で98円(税別)と爆安価格なところも素晴らしい、まさに茂野製麺は我ら庶民の救世軍、正義の味方No.1企業なのである!


    ●干しそば:

    茂野製麺 そば(一袋98円/3人前)
    ※一人前仕様

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    ●つゆ:

    キッコーマン濃いだし本つゆ
    ヤマサしょうゆ
    (つゆ50cc しょうゆ10cc 熱湯280cc)

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    ●海鮮かき揚げ:

    味のちぬや 海鮮かき揚げ

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    ●長ネギ:

    埼玉県産

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    ●カットわかめ:
    中国産乾燥わかめ
    販売 マツキヨPB品
    製造 株式会社キョウワ

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    ●茹で卵:

    菜の花エッグ 産直たまご 梅原正一さんの顔写真があるもの
    販売はコープデリ生活協同組合

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    ●七味唐辛子:

    エスビー(5振り)

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    ●コメント:
    ひとつ前のPOSTがあまりにひどい一杯だったため、今日は万人に愛されるかき揚げそばのPOSTとしてみた。
    我ながら目にも嬉しい一杯だ、昨日のラフレシアそばの何十倍も輝いて見えるぞフフフフフ。
    ※昨日のPOST カルパスそば(またの名をラフレシアそば)↓

    ちなみに私は生卵より茹で卵トッピングのほうが好きなのだが、茹で卵は茹でること、そして殻を剥くのが面倒なためあまりやらない。
    手間暇かけて茹でて冷し、粗熱が取れてようやく殻を剥く際にうっかりボロボロになったときの焦燥感、あの残念なトラウマが私に茹で卵を作ることを躊躇させるのだ。


    ●諸注意:
    特になし。


    ●全日本干しそば党 党首より:
    干しそばの神様そば神様、今朝は裏通りの安くて旨くない路麺屋を彷彿とさせる一杯をありがとうございます!その昔よく通った三河島界隈の幾つかある小さな立ち食いそば屋のようで、なんだか懐かしい気持ちになれました!
    蕎麦神様は偉大なり!
    蕎麦神様は偉大なり!
    蕎麦神様は偉大なり!

    諸君、干しそばの光に( ゚д゚ )クワッ!!

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    ●追伸:
    全日本干しそば党の歴史は、Instagramから始まった。
    https://www.instagram.com/sanada_do/

    ※本稿は、Instagram 2026年2月8日のPOSTより引用・加筆

     
     
    ここは私が干しそばで点てた家そばの備忘録。決して町の立喰いそば屋の食レポではない。私は干しそばで点てる駄蕎麦・大衆蕎麦を日々世界に発信する秘密結社「全日本干しそば党」党首である。党は現在、北は北海道から、南は遠く海を越え香港に支部を置く。 諸君、干しそばの光に( ゚д゚ )クワッ!!

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