
全部100点をやめてみたら、少し楽になった
【管理職葛藤シリーズ#13】
仕事に追われていると、
「もう選べない」と感じることがある。
自分もずっとそう思っていた。
でも最近、
ほんの少しだけ違う感覚がある。
「本当に失ったのか」と考えてみて、
少しだけ見え方が変わった気がしている。
完全に選べなくなったわけではないのかもしれない。
だとしたら、
ほんの少しずつでも、取り戻すことはできるのだろうか。
まだはっきりとした答えはない。
でも、最近いくつか試していることがある。
ひとつは、
1日の中に、あえて時間の区切りをつくること。
以前、1時間だけでも
集中する時間を確保してみたことがある。
すべてをコントロールするのは難しくても、
この時間はこれをやる、と決めること自体はできる。
実際にやってみると、
それだけでも仕事の進み方が少し変わった気がした。
もうひとつは、
すべてを100点でやろうとしないこと。
これまでの自分は、
どんな仕事もなるべく丁寧にやろうとしていた。
でも、それを続けていると、
気づけば余白はどんどんなくなっていく。
だから最近は、
内容によっては60点くらいで進める、
という考え方を少し意識するようにしている。
もちろん、
利用者さんや外部に影響するような場面では、
しっかり向き合う必要がある。
でも、すべてを同じ基準でやらなくてもいいのかもしれない。
そうやって力の入れ方に差をつけることで、
ほんの少しだけ余裕が生まれる感覚があった。
それでも、
すべてがうまくいっているわけではない。
相変わらずタスクは多いし、
思うように進まない日もある。
それでも以前よりは、
「何も選べない」という感覚は
少しだけ薄れてきた気がしている。
実際に早く帰れる日も増えてきた。
取り戻せた、と言えるほどではない。
でも、完全に失っていたわけでもなかったのかもしれない。
まだ途中だけれど、
少しずつでも、戻していけたらと思っている。
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