ワインは本当に体にいいのか? 1/8― フレンチ・パラドックスの始まり ―
今回から、記事の音声版も試してみることにしました。
日本語の音声には ElevenLabs を使用しています。
もしよければ、ぜひ感想を聞かせてください。
この声は聞き取りやすいですか?
日本語の発音や話し方は自然に聞こえますか?
これからも続けるかどうかの参考にしたいので、率直なフィードバックをいただけるとうれしいです。
「少しのワインは体にいい。」
この言葉を、一度は聞いたことがある人も多いと思います。
でも、この考えはどこから来たのでしょうか?
1991年、アメリカのテレビ番組「60 Minutes」は、ある興味深い現象を紹介しました。
フランス人は飽和脂肪を多く摂り、喫煙者も多かった。
それなのに、当時のデータでは冠動脈疾患による死亡率が比較的低く見えました。
その説明として大きく注目されたのが、
「赤ワイン」
でした。
こうして「フレンチ・パラドックス」という言葉が広く知られるようになります。
もしかすると、ワイン一杯は単なる食事の一部ではない。
心臓を守ってくれるのかもしれない。
その考えは、多くの人にとって非常に魅力的でした。
そして、このテレビ放送の翌年、アメリカのワイン消費量は約44%増加したと報告されています。
こうして、
「少しのワインは体に良い」
というイメージが社会に根付いていきました。
でも、本当にそうだったのでしょうか?
その答えを探していくと、
ある有名なグラフにたどり着きます。
「Jカーブ」です。

▶ YouTube 1/8
https://youtube.com/shorts/5pCGI0UbJi4?feature=share
次回 2/8
「Jカーブ ― なぜ少量の飲酒は健康に良いように見えたのか?」

