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Photo bykoro333

【前編】たまに会う、あの人

    僕は35歳

    毎日ではないが、だいたい19時過ぎに近所で愛犬の散歩をする

    たまにヘッドホンを付けた大学3か4年生?くらいの見た目の子に会う


    愛犬が動かないから待っていると、角からその子が歩いてきた

    あ、あの子だ

    僕たちは名前こそ知らないが、ちょっと話す間柄になっていた

    といっても、数回だが…


    「こんばんは、」

    いつも通りその子は僕に挨拶した

    「こんばんは。」

    といつも通り僕は返した


    すると近寄ってくるその子の顔に街頭の灯りがあたり、頬にはりつく涙が静かに反射した

    僕はびっくりして、時が止まった

    もしかして、泣いてた……?

    見間違いじゃないよな……?


    なんて声をかけようか少し戸惑いながらも、僕は持ち前の冷静さで落ち着いていた

    その子「今日は少し暑かったですね」

    僕「そうですね、クーラーもう使いたいくらい」

    その子「犬も熱中症にならないように気を付けなくちゃですよね」

    僕「ですね、気を付けなくちゃ」


    自然と会話が終わり、その子はいつも通り散歩へ戻った


    なぜ泣いていたのかな

    もし、信頼関係ができたら聞いてみてもいいのかな



    #創作大賞2026 #オールカテゴリ部門


    【後編】はこちら↓



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