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5⃣「道埳科感想分析法」による授業研究先行実践ヌ授業展開の構想①ヌ

    前皿では、授業前の感想分析結果を利甚しお、授業で工倫すべきこずを明確にしたした。
    䞀぀は「自ら芏則を守る」こずに焊点化した展開をする必芁があるこず、もう䞀぀は、䟡倀を自分に圓おはめお考える掻動をする必芁があるこずです。

    これを螏たえお、授業を構想したす。

    本時の授業の焊点は 

    本時で甚いる教材「日曜日のバヌベキュヌ」は、ごみ捚お堎だず思っおごみを捚おたが、捚おおから「ごみを捚おないで」ずいう看板に気付いた話です。呚りには誰もいたせん。その状況䞋で芏則を守るずは、芏則を倧切ず考えお「自ら芏則を守る」こずにありたす。

    芏則を守る理由には、もう䞀぀ありたす。「呚りのこずを考えお守る」です。䟋えば「廊䞋を静かに歩く」「すれちがう盞手のために傘をかしげる」などです。これは、盞手がいる状況䞋での察応です。マナヌに近い内容です。本時の状況ずは異なりたす。

    そうするず、本時の孊習掻動の栞心郚分は、誰も芋おいない状況で自分を埋しお芏則を守るこずにあるず考えられたす。そこには、「たあいいや」「倧䞈倫だろう」「自分だけなら」など、誰の心にも浮かぶ考えを克服する心の働きがあるはずです。授業では、そうした考えの克服に焊点化した孊習掻動を組み蟌む必芁がありたす。

    ふさわしい授業展開は 

    このような掻動を含む授業展開は、二぀考えられたす。

    堎面発問型の展開を甚いるず 

    䞀぀は、堎面発問型の展開で、ごみを捚おお看板に気付いた堎面に焊点化し、その時の䞻人公の心の葛藀を取りあげお、どうするべきか考える方法です。
    この堎合、「そのたたにする」「捚おたごみを拟っお持ち垰る」の二぀の意芋に分かれが話し合いが行われたす。

    「そのたたにする」意芋は「本音」ず蚀われ、心の匱さが数倚く語られたす。「誰も芋おいない」「他の人も捚おおいる」「誰かが始末しおくれる」「捚おたものは拟い盎したくない」「お母さんに『捚おおきおあげる』ず蚀ったから持ち垰りにくい」などの理由が挙げられたす。

    「捚おたごみを拟っお持ち垰る」意芋は、「きれいごず」ずも蚀われ、「決たりを砎るこずは良くない」「誰も芋おいないからは良くない」「環境に悪い」「自分だけでも持ち垰るべき」などの理由が挙げられたす。

    たたこの展開では、意芋を類型化しお理由を述べ合う掻動、圹割挔技を取り入れお臚堎感を出す、䞻人公の立堎から考える、自分ならどうするか考えるなど、倚圩な掻動を組み蟌むこずができたす。

    この話合いでは、それぞれの立堎から意芋は述べられ、「持ち垰る」ずいう意芋に傟くこずが倚いですが、子どもたちの心の䞭本心には「そのたたにする」「持ち垰る」「迷う」ずいう、それぞれの意芋自分の本圓の考えが残るこずになりたす。

    これに察しおは、教材末に描かれた「家の自転車のかごに誰かがごみを入れお、お母さんが怒った」ずいう堎面を取りあげるこずで、察応するこずができたす。
    迷惑なこずをされた立堎を経隓した䞊で、「自分はごみを捚おお拟わなかった」こずを反省する掻動です。「捚おられた人は困るんだなあ」ずいう気持ちを通しお「自分も誰かを困らせたな」「やはり拟っお持ち垰るべきだった」ず誘導する方法です。
    堎面発問型では、頻繁に甚いる方法です。

    実はこの方法では、「珟実的にはめったにない出来事自転車のかごぞのごみ投棄」を取りあげお、バヌべヌキュヌでのごみ捚おに぀いお内省を迫っおいたす。たた、「自転車のかごぞのごみ投棄」がなければ、䞻人公は「ごみを持ち垰らなかったこずを反省するこずがない」ずも考えられたす。
    「展開に無理がある」「珟実的でない」「こじ぀け感がある」ず、冷静に考える方もいるず思いたす。

    考察探究型の展開を甚いるず 

    もう䞀぀は、考察探究型の「批刀しお考える展開」ずいう授業類型を甚いる方法です。

    考察探究型は、教材内容の抜出、抜出内容の考察、考察内容の俯瞰・探究ずいう䞉段階の孊習掻動がある授業展開方法です。教材の特城ず内容に合わせお、皮類の授業類型展開パタヌンを䜿い分けるこずができたす。

    「批刀しお考える展開」を利甚するず、次のような孊習掻動を行いたす。
     ごみを捚おた状況を確認する
     䞻人公が看板に気付いたのに、持ち垰らなかった理由を考える
     その行動や考えを批刀的に考察する
     このような考えが浮かんだ時の察応策を考える

    持ち垰らなかった理由考え、心の動きを想像し、そうした考えがなぜ良くないのかを皆で考え、そうした考えを克服する方法を考える展開です。

    実際の授業展開ず発問は、次のように考えるこずができたす。

    導入 悪いず分かっおいおも決たりを守れない経隓を想起する
    「誰も芋おいないずころで、玄束や決たりを守れなかったこずはありたすか」

    展開前段
    掻動 ごみを捚おた状況を確認する。
    「䞻人公は、なぜごみを捚おようずしたしたか。その時、呚りはどんな様子でしたか」

    掻動 ごみを持ち垰らなかった理由を想像する
    「䞻人公が『ごみをすおるな』ずいう看板を芋たのに、ごみを持ち垰らなかったのはなぜだず思いたすか」

    掻動 ごみを持ち垰らなかった理由や考えを批刀的に考察する
    「持ち垰らなかった理由のそれぞれをどう思いたすか」

    掻動 こうした考えを克服する方法を考える
    「こうした考えが浮かんだずきは、どうすれば良いでしょう」

    展開前段たでは、このような展開を考えるこずができたす。
    ごみを持ち垰らなかった理由を想像し、持ち垰らない行動や考えを批刀し、そうした行動や考えを克服する方法を考える展開です。

    展開埌段で、䟡倀を自分ごずずしおしっかりず捉える

    展開埌段には、前段で考えた䟡倀を自分ごずずしお捉える圹割がありたす。授業前の感想分析結果からも、䟡倀を自分に圓おはめお考える掻動をする必芁があるこずが読み取れたした。

    本授業では、導入で「誰も芋おいないな堎面できたりや玄束を守れなかった経隓」を想起し、展開前段で「ごみを持ち垰らなかった理由」ず「その考えの克服方法」を考えたした。
    これらを螏たえるず、展開埌段では「決たりや玄束を砎っおしたいそうな堎面を思い浮かべ、その時どうすればよいか」を考えさせるこずが自然な流れではないかず考えたした。

    展開埌段
    掻動 決たりや玄束を砎り易い堎面を想起し、察応策を考える
     
    「玄束や決たりを砎り易い堎面はありたせんか。その時どうすればよいず思いたすか」

    終末 本時の孊びを振り返っお共有する

    「きたりを守るこずに぀いお、どんなこずを考えたしたか」
    自分の孊びを振り返るために文章化させ、その䞊で考えた内容を発衚しあっお孊びを共有したす。

    以䞊のような授業展開を考え、授業を実践したした。
    板曞は、次のようになりたした。

    画像
    日曜日のバヌべヌキュヌ先行実践の板曞


    次皿では、授業埌の感想を分析した結果ず考察を玹介したす。

    授業前の感想分析結果ず比べるず、どのように倉化したのでしょうか
    そしお、分析結果の比范から、どんなこずが分かるのでしょうか


    ☆次の蚘事はこちらです。


     
     
    教育孊修士 文郚科孊倧臣優秀教員衚地 指導教諭道埳科 「道埳科感想分析法」ずいう授業効果の評䟡方法や、「考察探究型の道埳授業」を提案しおいたす。月刊誌「道埳教育」では連茉を経隓させおいただきたした。

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