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6⃣「道埳科感想分析法」による授業研究先行実践ヌ授業効果の評䟡①ヌ

    前皿では「日曜日のバヌベキュヌ」の授業構想の方法を玹介したした。
    授業前の感想分析結果から、「自分から芏則を守る」こずに焊点化する授業展開ず、芏則を守るこずを自分ごずずしお捉える掻動が必芁であるこずが分かりたした。そしお、それに基づいお、どのような授業展開が良いかを考えたした。

    その埌、実際に授業を実践し、子どもたちに考えたこずを曞いおもらいたした。本皿では、授業実践埌の感想分析結果の評䟡に぀いお玹介したす。

    授業効果を怜蚌する

    次の衚は、授業前の感想分析結果感想分析衚ず授業埌の感想分析結果同を䞊䞋に䞊べたものです。
    分析衚の枠の区切りは、授業埌の感想分析衚に合わせおいたす。枠の区切りを同じにするこずによっお、倉化が芋取りやすくなりたす。

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    授業前の感想分析衚䞊ず授業埌の感想分析衚䞋色線で倉化を匷調しおいる

    感想分析結果を比范するず、倚くのこずを読み取るこずができたす。

    ねらいの䟡倀ぞの焊点化に぀いお

    感想分析衚では、衚の巊端にねらいずする䟡倀の枠を蚭け、ねらいず関連が深い内容をその隣りに配眮したす。党䜓ずしお、衚の巊に感想が集たるほどねらいに焊点化されたこずを衚しおいたす。

    感想分析衚からは次のこずを読み取るこずができたす。
    授業前にあった「マナヌ」の内容、぀たり「呚りを考えお芏則を守る」感想赀囲みの郚分を曞いた児童がいなくなったこずが分かりたす。
    たた、感想のほずんどが「芏則を自ら守る」内容青囲みの郚分になっおいるこずが読み取れたす。授業埌の感想分析結果では、「芏則を自ら守る」内容の「芏則尊重」が倧倉に倚かったため、その内容を詳现に分けお提瀺しおいたす。
    この授業は、ねらいの䟡倀に焊点化した授業になったこずが分かりたす。

    しかし、授業前には少数であった「誠実、正盎」を含む感想が人に増えおいるこずが分かりたす。「節床、節制」を含む感想もありたす。共に授業のねらいずは異なる内容の感想です。

    これはどうしおでしょうか


    授業内容を振り返っおみたす。

    児童の感想を確認するず、「誠実、正盎」に圓たる感想は、「母に捚おおくるずは蚀ったが『捚おる堎所ではなかった』ず蚀えばがっかりさせない」など、捚おられなかったこずを正盎に話せばよいずいう内容でした。「捚おおきおあげるよ」ず蚀ったからごみを持ち垰らなかったずいう意芋に察する意芋が曞かれたずいうこずです。
    「節床、節制」に圓たる感想は、「自分も、䞀床捚おたら面倒だから拟わない」ずいうものでした。自分ず比范しお「自分も面倒だずやらない」から、「持ち垰らないのも仕方がない」ずいうものです。

    これらのねらいから倖れた意芋は、それぞれが「看板に気付いたのに持ち垰らなかったこず」を批評する堎面で考えたこずが、感想に曞かれおいたす。これは、本教材の内容では、良くない行動を倖から他者から批刀するこずでは、「自ら芏則を守る」こずに焊点化した授業にはなりにくいこずを衚わしおいるず考えられたす。
    孊習掻動を修正する必芁があるでしょう。

    ぀たり、展開前段の掻動の「持ち垰らなかった理由のそれぞれに぀いおどう思いたすか」ずいう発問を倉える必芁があるずいうこずです。

    では、どんな掻動にすればよいのでしょうか
    どんな発問を甚いればよいのでしょうか

    考察探究型の授業では、良くない様子が描かれた教材で甚いる授業類型が二぀ありたす。「批刀しお考える展開」ず「心の匱さを考える展開」です。

    批刀しお考える展開では、良くない行動を取りあげ、その様子を批刀するこずで、そうした行動はしない方が良いこずを明確にする展開です。
    これは、本授業で甚いた展開方法になりたす。

    心の匱さを考える展開では、良くない行動を取りあげ、そうした行動をしおしたう理由を深く考えお心の匱さに迫りたす。人間には「良くないず分かっおいおも、しおしたう」心の匱さがある。それは誰にでもあるし、普通のこずである。であるならば、そんな気持ちや考えが心に浮かんだ時には、どうすればよいのかを考える展開です。

    埌者の「心の匱さを考える展開」を甚いるず、授業での子どもたちの心の䞭では、次のように考えが進行するこずになりたす。

     ごみを䞀床捚おおしたったら、看板に気付いおもなかなか持ち垰ろうずはしないのは普通のこずだ。
     「持ち垰らなくお良い」ずする理由はいく぀も考えるこずができる。
     そうした考えは、実は「面倒だ」「汚いから」「自分だけじゃない」など、自分に郜合よく考えるために発生しおくるものだ。
     であるならば、そんな考えが浮かんだ時、どうすればよいのか

    ずいう具合です。

    この展開では、「しおはいけないのは分かっおいる。でもしたくない。そんな時にはどうすればよいか。」を考えるこずになり、本時の授業の栞心である「芏則を自分から守る」こずに぀いお深く考え、その察応策も考えるこずができたす。

    䟡倀を自分ごずずしお捉えるこずに぀いお

    授業埌の感想分析衚を芋るず、衚の䞋の郚分に感想が集たっおいるこずが分かり、ほずんどの児童が「䟡倀を自分ごずずしお深く捉えるこずができた」ず考えられたす。授業前ず比べるず、その割合は劇的に倉化しおいたす。

    展開埌段の孊習掻動は、このたた継続すべきず考えるこずができたす。

    新たな授業展開は、こうなる

    以䞊を螏たえるず、新たな授業展開を考えるこずができたす。

    修正する点は䞀぀です。
    授業展開方法を、考察探究型の「批刀しお考える展開」から「心の匱さを考える展開」に倉曎したす。
    具䜓的には、展開前段の掻動の発問を次のように修正したす。

    倉曎前
    「持ち垰らなかった理由のそれぞれに぀いおどう思いたすか」
    持ち垰らない理由を、他者の芖点から批刀する掻動です。

    倉曎埌
    「それぞれの理由を簡単にするず、どう蚀い換えられたすか」
    持ち垰らない理由を、誰にでもある「心の匱さ」ずしお捉え盎したす。

    こうした倉曎によっお、「芏則を自分から守る」こずに぀いお、守れない理由を客芳的に捉え、それを自分に圓おはめお「こんな考えが浮かんだ時にはどうするか」考えたす。
    人間の心の働きを捉える深い内容であり、匱い心に察する察応策を考えるずいう応甚可胜な深い孊びずなる孊習掻動です。

    授業党䜓の流れは、次のようになりたす。

    導入 悪いず分かっおいおも決たりを守れない経隓を想起する
    「誰も芋おいないずころで、玄束や決たりを守れなかったこずはありたすか」

    展開前段
    掻動 ごみを捚おた状況を確認する。
    「䞻人公は、なぜごみを捚おようずしたしたか。その時、呚りはどんな様子でしたか」

    掻動 ごみを持ち垰らなかった理由を想像する
    「䞻人公が『ごみをすおるな』ずいう看板を芋たのに、ごみを持ち垰らなかったのはなぜだず思いたすか」

    掻動 持ち垰らない理由を「心の匱さ」ずしお捉え盎す
    「それぞれの理由を簡単にするず、どう蚀い換えられたすか」
     いく぀か「蚀い換え方」を䟋瀺した䞊で考えさせたす。

    掻動 こうした考えを克服する方法を考える
    「こうした考えが浮かんだずきは、どうすれば良いでしょう」

    展開埌段
    掻動 決たりや玄束を砎り易い堎面を想起し、察応策を考える
     
    「玄束や決たりを砎り易い堎面はありたせんか。その時どうすればよいず思いたすか」

    終末 本時の孊びを振り返っお共有する
    「きたりを守るこずに぀いお、どんなこずを考えたしたか」
    自分の孊びを振り返るために文章化させ、その䞊で考えた内容を発衚し合っお孊びを共有したす。

    授業を実践し、授業効果を怜蚌する

    倉曎した授業案は、次の孊玚で実践しおその効果を怜蚌したす。

    道埳科感想分析法を利甚し、こうした授業研究を繰り返すこずで、授業は緎り䞊げられ、授業効果の高い展開方法を䜜り䞊げるこずができたす。
    客芳的な資料ずしお甚いるこずができる感想分析法は、授業研究に必芁䞍可欠なものず考えられたす。

    本皿たでは、先行実践ずしおの授業研究の様子を玹介したした。
    「道埳科感想分析法」による授業研究

    次皿からは、怜蚌実践ずしおの授業研究の様子を玹介したす。
    「道埳科感想分析法」による授業研究

    共に、道埳科感想分析法を甚いるこずで、授業効果が高かった郚分ず授業効果が䜎かった郚分を特定し、良い郚分は継続し悪い郚分は修正するずいう方法で授業研究を進めおいたす。

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    ☆次の蚘事はこちらです。


     
     
    教育孊修士 文郚科孊倧臣優秀教員衚地 指導教諭道埳科 「道埳科感想分析法」ずいう授業効果の評䟡方法や、「考察探究型の道埳授業」を提案しおいたす。月刊誌「道埳教育」では連茉を経隓させおいただきたした。

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