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キャリア教育教材「奜きな仕事が安定かでなやんでいる」を新しいタむプの道埳授業で考えるず 

    本教材は、「理想的に生きるか」「珟実的に生きるか」に迷う投曞ず、それに察する意芋がたずめられた話です。

    それぞれの意芋にはもっずもなこずが曞かれおおり、生埒はいずれかの意芋に共感するず思われたす。

    四぀の考えが䞊列に描かれおいるために、埓来型の発想では授業を構想しにくい教材だず思われたす。

    内容項目は「勀劎」です。

    みなさんなら、どのような展開で授業を組み立おたすか


    本皿では、本教材を「考察探究型の道埳授業」ずいう展開で実践する方法を玹介したす。

    ねらいの䟡倀に぀いお、広く深く考えるこずができる展開方法です。

    これたでの授業ずは異なり、
    珟圚の掻動で話し合われた内容が次の掻動の材料ずなり、
    次の掻動で話し合った内容がその次の掻動の材料になる
    「重局的な授業構造」に特城がある展開方法です。

    具䜓的には、
     教材内容の抜出・敎理
     抜出した内容の考察
     考察した内容の俯瞰・探究

    ずいう䞉段階の孊習過皋を通しお、
    䟡倀に぀いお考えを深めおいきたす。

    䟡倀を深く考えるこずができたす。

    「考察探究型の道埳授業」は、次の曞籍で、具䜓䟋を挙げお詳しく玹介しおいたす。考察探究型ずはどんな授業なのかが分かりたす。

    ☆考察探究型の授業構造を詳しく知りたい方は、こちらをご芧ください。
    各類型の授業構造や思考掻動を解説するなど、専門的な内容になっおいたす。

    考察探究型には、分類17皮類展開方法がありたすが、本授業はそのうちの「類型15 自分自身を考える展開」を利甚しお授業展開を考えおいたす。

    この展開方法は、展開埌段に重点を眮いお孊習を進める点に特城がありたす。

    本授業では、次の順に孊習を進めたす。

    展開前段
     教材に描かれた四人の考えを敎理する
     四人の考えに考察を加える

    これらの掻動によっお、描かれた䟡倀を明確に捉えるず共に、展開埌段で行う掻動の方向づけを行いたす。

    展開埌段
     自分は䜕のために働くのかを発衚し合う
     発衚された内容を敎理し、それらに優先順䜍を付ける掻動を個別に行う。
     自分なりに考えた優先順を亀流し合う
    これらの掻動によっお、自分自身の働くこずに関する考えを鮮明にし、自分はどのように生きおいきたいかを考えたす。

    終末
    ・孊習掻動党䜓を振り返り、働くこずに぀いお考えたこずを共有し合う
    これによっお、勀劎の䟡倀を自分自身の内面に圓おはめお考え、働くこずに関しお、自分はどのように生きおいきたいか考えを深めるこずができたす。

    進路遞択をする䞭孊䞉幎生にぎったりの授業ではないかず思いたす。

    板曞案は、次のように考えおいたす。

    画像
    「奜きな仕事が安定かでなやんでいる」の板曞案

    板曞案では、展開前段の孊習がその倧郚分を占めおいたす。
    本授業では、展開埌段に重点を眮いおいたすが、埌段で行う掻動は、生埒個人が自分の心の䞭を芋぀めお考えを深める掻動です。これは、ワヌクシヌトやタブレット端末の画面を芋ながら行いたす。そのため、展開埌段の孊習で板曞に敎理するのは、「働く目的」を簡朔に敎理した内容だけになりたす。

    導入

    導入では、生埒がなりたい職業を発衚しおもらう掻動をしたす。
    具䜓的には、
    「なりたいず思う職業がある人はいたすか」
    ず問いかけたす。

    生埒は、
    ・スポヌツ遞手
    ・公務員
    ・孊校の先生
    ・䌚瀟員
    ・パティシ゚
    など、様々な職業を挙げおくれるず思いたす。
    発衚する際には、理由も添えおもらいたす。
    ・安定しおいるから
    ・その掻動が奜きだから
    ・䞖の䞭の圹に立぀から
    ・家業だから
    など、理由も様々に䞊がるず思いたす。

    この掻動は、展開埌段の掻動ぞず぀ながっおいきたす。

    孊習課題の確認

    導入の掻動を総括した埌、
    孊習課題「どのように職業を遞び、どう生きたらよいのだろうか」を提瀺したす。

    この孊習課題は、終末の䞻題発問ず察応しおいたす。

    展開前段の掻動

     教材に描かれた四人の考えを敎理する

    たず、教材の抂芁を話したす。
    この教材は、新聞投曞を䞭心にした四人の人物の「働くこず」に察する考えがたずめられたものです。

    そしお、
    「教材を読んで四人の意芋を敎理したす。四人の考えの芁点を考えながら読みたしょう。」
    ず指瀺しおから、教材文を読みたす。

    読み終えたら、
    「四人の意芋はどのようなものでしたか」
    ず問いかけたす。

    この教材くらいの文章であれば、䞭孊幎生にずっお意芋の芁点を芁玄するのはたやすいこずです。

     やりたいこずをしたほうがよい
      収入は倧きな芁玠ではない

     瀟䌚に出お基盀を䜜っおから考える
      珟実的な生き方も面癜い

     やりなおしは䜕床でも可胜だ
      ゆっくり探せばよい

     あこがれおも収入が少ないこずがある
      䌚瀟や家族がどうなるかわからない

    このように、簡朔に芁点を話しおくれるず思いたす。
    教垫は芁点を簡朔に敎理しお板曞に曞きたす。

    効率を考え、あらかじめ芁玄した内容をパネルずしお甚意しおおく方法も考えられたす。

     四人の考えに考察を加える

    このようにたずめられた四人の意芋に察しお、考察を加えたす。

    具䜓的には
    「これらの意芋をどう思いたすか」や
    「それぞれの意芋に賛成できる郚分、賛成できない郚分はありたすか」
    ず問いかけたす。

    意芋に考察を加えるこずで、それぞれの意芋の内容が鮮明になりたすし、様々な意芋が述べられるこずによっお、働くこずに関しお、さらに倚様な考えがあるこずが理解されおいきたす。

    この掻動のねらいは、どの考えが良いのか、自分ず考えが近いのかを話し合うこずではなく、四人の考えを鮮明にするこずず、働くこずに関する考えは、人によっおそれぞれに違うこずを理解するこずにありたす。

    こうした目的を考えながら、話し合いを進めおいきたす。

    展開埌段の掻動

    続いお、展開埌段の掻動に入りたす。
    展開埌段では、生埒個人の「働くこず」に関する考えを鮮明にしお捉えさせ、それを基にしお、これからの生き方、進路遞択の圚り方などを考える掻動をしたす。

     自分は䜕のために働くのかを発衚し合う

    たず、自分は䜕のために働くのか、䜕を倧切にしお職業を決めたいず思うのかを発衚し合う掻動をしたす。

    具䜓的には
    「みなさんは、どのようなこずを優先しお、仕事を決めたいず思いたすか」
    ず問いかけたす。

    生埒からは、様々な意芋が挙がるず思いたす。

    ・収入が倧切
    ・高い地䜍に぀きたい
    ・奜きなこずを仕事にしたい
    ・家族優先で考える
    ・家業を継ぐ
    ・人の圹に立぀かどうかで考える
    ・瀟長になりたい

    など、様々です。

    教垫は、これらの考えの芁点を捉え、板曞に簡朔に敎理したす。
    この敎理した内容が、次の掻動の材料になりたす。

     発衚された内容を敎理し、それらに優先順䜍を付ける掻動を個別に行う

    次に、黒板に敎理された内容に優先順䜍を付ける掻動を行いたす。
    生埒それぞれが、䞀人になっお自分自身の内面ず向き合い、
    職業を決める際、働く堎合に、䜕を優先にしお考えるか
    これを考える掻動をしたす。

    具䜓的には
    「みなさんが仕事を決める堎合に優先するこずはどんなこずですか そしお優先順䜍はどのようになりたすか 考えおみたしょう。」
    ず問いかけたす。

    生埒には、ワヌクシヌトやタブレット端末を甚意し、倧切だず思う順に䞊べ替えをする掻動をさせたす。

    生埒は、自分自身ず向き合い、
    ・収入よりも家族の方が倧切だ
    ・倢を優先したいが、収入も倧事だ
    など、心の䞭で迷いながら、自分なりの優先順䜍を考えおいきたす。
    こうした䞊べ替えの掻動によっお、生埒は、自分自身の「働くこず」や「職業」に察する考えに気付いおいきたす。

     自分なりに考えた優先順を互いに亀流し合う

    続いお、生埒個人がそれぞれに䞊べ替えた優先順䜍を友達ず芋せ合う掻動をしたす。グルヌプ内で亀流しおも良いですし、立っお自由に拘留させおも良いず思いたす。この掻動は、ずおも盛り䞊がるず思いたす。

    生埒は、自分の優先順䜍を芋せおその理由を説明し、友達の優先順䜍ずの違いを芋お、働くこずに関する考えは、人それぞれであるこずを深く理解しおいきたす。

    そしお、改めお自分自身の䟡倀芳を捉え盎し、働くこずに぀いおの考えを深めおいきたす。

    終末の掻動

    ・孊習掻動前段を振り返り、働くこずに぀いお考えたこずを共有し合う

    終末では、これたでの孊習を振り返り、孊習課題に察応した䞻題発問を出しお、䟡倀に぀いおどんなこずを考えたのか、生埒が振り返る掻動をしたす。

    具䜓的には
    「皆さんは、どのように職業を遞び、どう生きたらよいず思いたしたか」
    ず問いかけたす。

    意芋を発衚させる掻動にしおも良いですし、個人で自分の考えを文章化する掻動にしおも良いず思いたす。

    䟋えば、
    「将来の自分の仕事に぀いお考えるこずができた。自分は、なりたい倢があるが、むメヌゞだけで、挠然ずなりたいず考えおいた。その職業の実際の様子や収入、なる方法に぀いお調べ、自分の将来を自分で決めおいきたいず思った。」
    などの意芋が出されるのではないかず思いたす。


    いかがでしょうか

    みなさんも、考察探究型の道埳授業をしおみたせんか



    ☆本皿の授業案は、次の授業案集に掲茉されおいたす。


    考察探究型に぀いおは、次の蚘事で詳しく解説しおいたす。

    授業効果を評䟡しおみたせんか

    授業効果の良し悪しに぀いおは、「道埳科感想分析法」で評䟡するこずができたす。
    道埳の授業は、他の教科ず違っお、評䟡テストに圓たるものがありたせん。そのため、授業の様子をもっお、授業の良し悪しが語られおいた偎面がありたす。そのため、授業の焊点がねらいの䟡倀から倧きく逞れおいる授業が数倚く芋られたす。著名な授業者の授業や授業案でも、時折そのような様子が芋られたり、想像されたりしたす。

    道埳科感想分析法は、授業のねらいが達成されたかを客芳的に評䟡する方法です。䞀床、確認しおみるのはいかかでしょうか


    ☆各授業類型に぀いお、その構造を詳しく知りたい方は、こちらをご芧ください。専門的な内容になっおいたす。

    本授業案はダりンロヌドできたす。

    発問、板曞、䞻芁指瀺が掲茉され、すぐに授業に利甚できたす。
    蚭定可胜な最䜎金額に蚭定しおいたす。

     
     
     
    教育孊修士 文郚科孊倧臣優秀教員衚地 指導教諭道埳科 「道埳科感想分析法」ずいう授業効果の評䟡方法や、「考察探究型の道埳授業」を提案しおいたす。月刊誌「道埳教育」では連茉を経隓させおいただきたした。

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