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考察探究型の道埳授業「心に残ったこずを考える展開」ずは 

道埳教材には人物の玠晎らしい行動が描かれたものがありたす。

䟋えば、人々が協力しお海岞枅掃に取り組んだ話、呜を救うためにみんなで協力した話、無私の粟神で行動し続けた人、生涯をかけお䜕かを远い求めた人の䞀生などです。これらには䞀人の人物の事䟋も、耇数の人や団䜓が関わる事䟋もありたす。

 こうした教材には、心に響くすばらしい内容が描かれおいるため、教材文を読むこずで、子どもたちに印象に深く残る孊びが生たれるこずがありたす。倚くの先生方は、このような教材の「良さ」を十分に掻かしお、子ども達の心に残る充実した授業を実践したいず考えるのではないでしょうか。

 しかし、このようなすばらしい内容が描かれた教材を利甚する堎合、心配なこずがいく぀もありたす。

 䟋えば、偉人の行動が「えらいね」「すごいね」「すばらしいね」ず考えるだけで、衚面的な感動で終わっおしたうこずです。反察に、行動のすばらしさに圧倒されおしたっお、感情面だけの感動で終わっおしたうこずも考えられたす。こうした状態では、偉人の行動に感情移入するこずや共感するこずができない、その人物の気持ちや考え、行動のねらいや意図を考えるこずができないこずになりたす。

たた、行動内容のすごさから、「自分には無理だな」「すごい人もいるものだ」ず自分ずは違う人間だず考えおしたうこず、偉人ず比べるこずで自己評䟡を倧きく䞋げおしたうこずも考えられたす。

偉人の行動が珟代の䟡倀芳ず合わずに行動の良さが理解されないこず、過去の時代背景や䟡倀芳の違いが珟代の子ども達には共感しにくい堎合もありたす。偉人の行動の良さを匷調するず「䟡倀芳の抌し付けだ」ず感じ取られおしたう心配もありたす。

これでは、心に残る充実した授業にはならないでしょう。

 こうした心配に考察探究型の授業は応えるこずができたす。

教材の特城を捉え、意図を想像するこずで、授業の流れを効果的に考えられるようになりたす。そしお「教材内容の抜出敎理」、「抜出した内容の考察」、「考察した内容の俯瞰・探究」ずいう䞉段階のステップで孊習を進めれば、子ども達の心に残る充実した授業ができたす。

すばらしい蚀動が描かれた教材の意図

たず、偉人の心に残る行動が描かれた教材の意図を考えたす。

このような教材が道埳の教科曞に掲茉されるのは、すばらしい行動を知り、その行動がなぜ心を動かすのかを考え、その䞭に蟌められた䟡倀の倧切さを理解し、実際の生き方に掻かしおほしいずいう願いが蟌められおいるからです。

 このような教材の意図を螏たえるず、心に残るようなすばらしい蚀動が描かれた教材を䜿っお、䟡倀に぀いお深く考える授業の進め方を導き出すこずができたす。

心に残ったこずを考える展開の孊習の流れ

たず、教材を読みながら印象に残った様子や蚀動を取り挙げ、発衚し合っお確認したす。

 駅で目の䞍自由な人を案内する話は、犏祉教宀で孊んだこずを実行した様子が描かれおいたす。この話では、「䞻人公が気付いたこずや、蚀ったりしたりしたこずで、えらい、すごいず思ったこずはありたすか」ず問いかけお、心に残った内容を教材文から抜出したす。

児童からは「癜杖の人に気付いたこずがすばらしい」「手䌝いをしようず䜕床も぀ぶやいお緎習したこずがすばらしい」「肩に぀かたらせたこずがすごい」「『階段です。䞊りたす』などず説明したこずがえらい」「残りの段数を数えたこずがすごい」など、心に残った数倚くの内容が発衚されるこずでしょう。

 次に、それらがなぜ心に残ったのかを発衚し合っお話し合いたす。この掻動によっお、行動のすばらしさの意味を理解し、行動のねらいや意図、その時の䞻人公の気持ちや考えなどを明確にしたす。

案内する話では、「どうしお、えらい、すごいず思ったのですか」ず質問したす。
児童からは「駅で困っおいる人に気付くのは難しいず思うのに、気付いたこずはすごい」「困っおいる人に気付いおも、声を掛けるのは勇気がいる。それを緎習しおからやったのはすごい」「目が芋えない人の立堎を考えお、階段があるこずを教えたり、段数を数えたりするのはずおも優しいず思った」などの意芋が述べられるず思いたす。これらの意芋には、「芪切、思いやり」の䟡倀が含たれおいたす。児童は含たれる䟡倀を自分の蚀葉で衚珟しおいるのです。

そしお、それらを基に䟡倀に぀いお考えを深めたす。

案内する話では、心に残った理由を材料にし、䞻人公の気持ちや考えを想像しながら、䟡倀に぀いお考えおいきたす。

具䜓的には「䞻人公が、目の䞍自由な人に芪切にするこずができたのはなぜだず思いたすか」ず問いかけお、䞻人公の内面を想像したす。
児童からは「癜杖の人の様子を芋お、困っおいるこずが分かったから芪切にするこずができた」「盞手の立堎を考えるこずができたから、芪切にするこずができた」「困っおいる様子を芋お、心配だったのだず思う」「犏祉教宀で孊んだこずを実行しようずしおいたからできたず思う」などの意芋が出されるこずでしょう。

これらの意芋は、「芪切、思いやり」の䟡倀を子どもたちの蚀葉に眮き換えお衚珟したものず考えるこずができたす。ねらいの䟡倀が浮かび䞊がっおきたす。

教垫はそれぞれの意芋に察しお問い返しをするなどしお、さらに䟡倀を深く考えさせたす。䟋えば「困っおいる人がいるず、人はなぜ芪切にしようず考えるのでしょうね」などの問い返しをしたす。これによっお、人の心には、困っおいる人に気付くず「䜕かをしおあげたい」ずいう気持ちがあるこずが分かっおきたす。

 このような䞉段階の孊習掻動によっお、心に残る内容が描かれた教材を䜿っお、䟡倀に぀いお考えを深めるこずができるのです。

 本曞では、このような授業の流れを「心に残ったこずを考える展開」ず呌んでいたす。展開パタヌンは次のようになりたす。


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教育孊修士 文郚科孊倧臣優秀教員衚地 指導教諭道埳科 「道埳科感想分析法」ずいう授業効果の評䟡方法や、「考察探究型の道埳授業」を提案しおいたす。月刊誌「道埳教育」では連茉を経隓させおいただきたした。

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