
㊲授業類型を使い分ける! ~考察探究型の17種類の授業類型を選択する方法~
本稿では、考察探究型の授業類型を使い分ける方法を基本段階と応用段階の2段階に分けて解説します。
考察探究型には、4分類17種類の授業類型があります。
このような数多い授業類型を使い分けるとなると、
そのノウハウが必要になります。
それを紹介するのが本稿の役割です。
通常であれば、
「こうした教材はこの授業類型で行う!」
という紹介をすれば良いのですが、
考察探究型では、そうはいきません。
考察探究型を利用したい!
という基本的な段階での利用方法と、
考察探究型の特徴や利点を活かして、深い授業を行いたい!
という応用段階では、その利用方法が異なるのです。
基本的な段階の使い分け方は正しいものです。
しかし、
考察探究型を深く理解するに従って、
その使い分け方は自ずと変わるのです。
授業を見る観点が大きく変わるのです。
これは、
考察探究型が、主として
思考方法を扱う方法、
思考活動を使いこなす授業方法
であることに起因します。
1 授業類型を使い分けるということ
これまで「考察探究型の授業づくり」 基礎編および応用編では、考察探究型の4分類17類型の授業展開、授業づくりに必要な焦点などを考えてきました。
考察探究型には数多くの授業類型がありますが、それぞれの授業類型には異なる特徴があります。そして授業に用いる教材それぞれにも異なる特徴があり、内容や構成がそれぞれに異なっています。
そのため、考察探究型の授業づくりでは、教材に適した授業類型を選択することが重要になります。
教材と授業類型のマッチングについては、「基本編」及び「基礎編」「応用編」において、「このようなタイプの教材にはこの授業類型を用いることができる」という対応関係を例示してきました。